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- 実在する名前や、それに近い名前は控えてください。
第1章
子供の頃から夢であった「甲子園出場」を果たすべく、甲子園出場回数16回という、高校野球では名門と言われる黒乃州高校に進学した。
機敏な俺の守る守備は「ショート」。毎日厳しい練習にも耐え、3年になりようやくレギュラーの座を勝ち取った。
練習が終わり、いつもの自転車に乗り帰宅する途中・・・
キキーーーーーーッッッ ガッシャーーーン
遠のく意識の中、かすかに聞こえる救急車のサイレン・・・
そして目が覚めた。
そこは見たこともない世界! 目の前に老人が立っている。
「これは夢?」
すると、目の前の老人が話しかけてきた。
「私の名前はマエル。別の世界からここに来られた勇者ですね」
「別の世界?勇者?」
まったく何を言ってるのかわからない・・・・・
そしてマエルという老人が、
「あなたはこの世界で勇者となられる素質があるようです。今日から『クロノウス』と名乗りなさい。今のあなたにはまだ勇者と呼べる力はない。今から自分を鍛え、この世界を救ってほしい。さぁ、これを・・・・」
マエルという老人が俺に渡してきたものは、
バシャというネックレスのようなもの、ダガーと呼ばれる小刀、それとなにやら赤い薬・・・
そしてマエルが
「まずこの城付近で自分の力を試してみなされ」
不思議な力を持つバシャ・・・自分の脳になにやら話しかけてくる。
ようやくこれは「現実」であることを受け入れ、バシャの言うとおりにダガーを持ち城の外へ出てみることいした。
なんと城の外には・・・・・
↓
- 上目遣いのミュータニォがいた。
- ・・・
- 明らかに強そうな白い鎧を着た人が立っていた。
↓ - 赤いオーラをまとっていて、頭には黄金の冠
その男の名は・・・
↓ - むしろソイツ勇者じゃね?
~~~~~~糸冬 了..._〆(゚▽゚*)~~~~~~ - >>1>>2>>3不採用!!
- お父さん・・・・
↓ - おしまい
おしまい
〆 - >>0→>>3→>>4↓
「お待ちしておりました勇者クロノウス様。私の名前はコーエリス。私も勇者を目指し日々戦ってきたのですが、勇者になるための『マスター』にはなれないのです。クロノウス様であれば『マスター』になれることができることでしょう。まずは、この付近に出るクルークと戦って、少しづつ勇者の力を覚醒させてください」
それだけを言い残し、コーエリスという白い鎧を着た男は去った・・・
外を歩いていると、子供ほどの背丈をした頭巾をかぶった奴がいる。
その子供のような奴が、俺のほうを振り返った・・・
なんと顔は怖ろしい顔をしたモンスターだ!!!
なりふりかまわず、手に持っているダガーで奮闘!
多少の傷は負ったものの、野球で鍛えた体力と機敏さで打ち勝つことができた。
すると向こうからさっきのモンスターが3匹こちらに向かってくる。
今自分が置かれている状況は戦うことしかないと悟ったクロノウスはダガーを片手に3匹のモンスターと奮闘する。
さすがに3匹だとかなりの重症を負った・・・
しかし、そこで盾と皮でできた鎧と靴と篭手を手に入れた。
一度城に戻りマエルにもらった赤い薬を飲んでみると、みるみる怪我が回復した。
ローリンという、商人のような人がいるので話しかけてみた。
ローリンという人に色んな事を教わった。この世界ではお金のことを「クロ」というらしく、その「クロ」がないと買い物すらできないと・・・
そして、さっき戦ったクルークから手に入る色んな武器やアイテムを買い取ってくれるというので、またさっきのモンスターを倒しにいくことにした。
戦いに行く準備をして、門の付近にくると・・・
するとそこに、弓を持った女性が立っていた。
↓ - >>0→>>1→
「こんにちわ、私ミュータニォ(はぁと)」
よく見ると弓ではなく銃だった。
「早速だけど、これからあなたを地獄に送ってア・ゲ・ル♪」
↓ - >>10→
クロノウス:「お、お前っ!!茜か?」
茜と呼ばれた女性:「ゆ、ゆうや?ゆうやなの?」
クロノウス:「そうだ。なんでこんなところに?」
茜:「分からないわ・・。ここは何処なの?さっき変なお爺さんに会って、私は『レナ』と名乗れって。」
クロノウス:「『レナ』か。いい名前だ。とにかく、ここから出る方法を考えよう。」
レナ:「ええ。外は怖いモンスターばかりだわ。戦ってたら、弓が見つかったの!ほら」
クロノウス:「上等な弓だな。でも俺にはもてないみたいだ。」
レナ:「とにかく、あなたも私もこの変な世界に落とされちゃったわ、これから力を合わせて頑張るしかなさそうね。」
クロノウス:「ああ、じゃ、いこうか。」
そうして、2人は再び門の外へと旅立った。
かくして2人の冒険が始まるのであった。
↓ - 話途切れちゃってゴメ
支離滅裂orz>>1-4>>6吹いたwww - >>12(小説の協力ありがとう)
↓
やはり、二人で戦うとさきほどのクルークであれば楽に倒す事ができるようになった。
城付近を歩き回っていると、川の下流断崖近くに洞窟の入り口が見つかった。
レナ: 「入ってみる?」
クロノウス 「ああ、入ってみよう」
二人は洞窟に足を踏み入れた。
吸血こうもりや緑色のモンスターがいるが、二人がかりなので倒すのにさほどの苦労はなかった。そして二人はさらに奥へと足を踏み入れる。
地下に流れる川を越えると、不思議な入り口がある。
クロノウス:「このまま入ってみよう」
レナ: 「ええ」
入ってみると、不思議な模様をした紋章が地面に浮かび上がっている城?のようなところにでた。
そこに、筋肉モリモリの男がいた・・・
レナ: 「あれ?あの人・・・」
クロノウス: 「あ、おまえは・・・ラグビー部の主将の・・・」
筋肉ムキムキ男 「おっ!おおおおおおお・・・・」
↓ - レナ: 「あれ?あの人・・・」
クロノウス: 「あ、おまえは・・・ラグビー部の主将の・・・元カノ!お前らいいカップルだったのになぁ」
筋肉ムキムキ男 「おっ!おおおおおおお・・・・ってオイΣ(・Ω・)」 - スレ主です。
申し訳ないですが、俺の独断で話を採用して繋げていきます。
今のところ>>0→>>3→>>4→>>10→>>12→>>14です。
盛り上がらないようであればロックしますので・・・・ - 筋肉ムキムキ男の頭の上には、クラスメイトでありラグビー部の主将の友達の名前が、フルネームで浮かび上がっていた。
クロノウス:吉川!吉川じゃないか!?
吉川(ムキ男):だれだ?俺を知ってるのか?
バシッ!バシッ!
話している最中も、腐臭をはなつ恐ろしい怪物が吉川に襲いかかっている。
吉川(ムキ男):ちょ…まずはコイツを倒すのを手伝ってくれ!
レナ:分かったわ!
クロノウス:いやでもまさか吉川に会うとはなあ・・・
3人で力を合わせると、怪物は呆気なく倒れた。
俺たちは丁度近くにあった古びた棺の上で話し合うことにした。 - おしまいでいいじゃないか(ФΩФ)
ロックしてよ~ - おしまいはいやだ~><b
と採用2個の人からコメント - こういうのって自分のブログとかでやりゃいいじゃん
- 続行します。>>0→>>3→>>4→>>10→>>12→>>14→>>17宜しくお願いします。
- >>17の続き
丁度その時、携帯が鳴った。(着信音はもちろんユーロビート) - >>0→>>1→>>11→
クロス:残念ダガー、その程度のテクニックじゃ俺を倒すことは出来ないぜ?
ミュー:あらそう・・・ しょうがないわね、それじゃぁお友達を呼ばせてもらうわ♪
ミュータニォは封魂の巻物を使った。
「ネフティ」が参上した!!
ミュー:ネフティお久しぶり~^^
ネフィ:おひさ~何年ぶりかな(≧v≦)ノ
ミュー:来てもらって早々悪いんだけど、ちょっと手伝ってくんない?
ネフィ:話は聞いてたよ^^
ネフィ:さぁてクロノウスちゃん、あたし達の遠近戦法で逝ってもらおうかしら?
クロス:くっ、2人か!! こいつはどちらが先に逝くか忍耐力の対決になりそうだ!
クロス:いざ、勝負っ!!
果たしてクロノウスは勝利する事が出来るのであろうか!?
↓ - いや、敗北した・・・・。END
- 1ヶ月の修行の後、クロノウスは新たな名前を授かった。
そう、その名は功(イサオ)。
功パラの誕生であった。
イサオはSLW(最高にリリカルな笑い=Saikou-ni Lyrical-na Warai)を武器に
今日もクロノスワールドを盛り上げるのであった。
Lyrical:叙情詩調の; 〔話〕 熱のこもった; 大げさな - >>0→>>3→>>4→>>10→>>12→>>14→>>17→>>22→>>25↓
クロノウス:落ち着け吉川、とりあえず今の状況から逃げ出せるわけでもないんだ
レナ:仲間同士助け合いましょう。
吉川:すまない・・・
3人は安全な場所を見つけ、休憩をとり話あうことにした・・・
クロノウス:吉川、おまえもここの世界に?
吉川:ああ、練習中に強烈なタックルをうけて気を失ったようなんだが・・・
レナ:私はバイトのゴルフのキャディしてたんだけど・・・
クロノウス:3人の共通点は?
吉川:みんななんらかの形で気を失ったってことか・・・
クロノウス:それと、部活をしているところだな。レナも陸上部で短距離してるし・・
吉川:レナ?レナって茜のことか?
レナ:そうなの。マエルってお爺さんにそう名乗れって・・・
吉川:俺も名づけられた。おれはニク・・・ゆうやは?
クロノウス:俺はクロノウス
ニク:なんかおまえらはカックイイな
レナ:で、なんでこんなところに一人で?
そして、吉川こと「ニク」が言うには、この場所はケタース神殿というところらしい。城で知り合った人が持ってたピコハンのようなハンマーが欲しくなり、いくらで売ってくれるか聞いたところ、ダイヤかサファイアと交換してくれると言われたらしい。そのダイヤかサファイアはこのケタースに生息するモンスターが稀に持っていると聞き、ここで奮闘してたらしい。
レナ:で、見つかったの?
ニク:いや、ルビーとクリスタルは手に入れたのだが・・・
クロノウス:じゃあ、ダイヤかサファイアを探そう
そして、3人はケタース神殿で一日中モンスターと戦うことになる。
見事に、サファイア・ダイアその他多数の宝石、それに武器や防具も手にすることができた。
そして城に戻り、ニクは約束していた人とサファイアとピコハンを交換した。
クロノウス:ニク、おまえによく似合ってるぜw
ニク:おう。このハンマーはかなり強力な武器だぜwこれから戦いは俺に任せろ
すると、交換してくれた人が色々教えてくれた。
クロノウスにはまず、セルキスソードという武器がいいらしい・・
レナには、マヌガンという弓・・・
武器には色んな種類があるのだが「成長武器」という幻のような武器があるらしい。しかし、その武器はそう簡単には手に入ることはないらしい。まず、シティス・テラという町があるので、そこでセルキスソードとマヌガンを手に入れるようにと・・・ ケータース神殿で手に入れた宝石でセルキスソードとマヌガン、その他にもかなりの防具やアクセサリーが手に入るらしい・・・
3人はシティス・テラに向かう道を教えてもらい、早速出発する事にした。
進むにつれて、モンスターがかなり強くなってきた・・・
特にサボテンのモンスターが何匹もいる場所は過酷だった。
なんとかその場を突破することに成功はしたのだが、問題がでた。
迷ってしまった!
しかも残りのポーションも数少ない・・・
↓ - >>0→>>1→>>11→>>23→>>24→
近接と遠距離のダブルテクニックによって、クロノウスは耐え切れず敗退してしまった。
ミュー:やっぱりあたし達って最高ね♪
ネフィ:そうね、2人ならどんな敵もイチコロね♪
クロス:くっ・・ネフティの電流が肌を伝わるような近接の刺激は耐えれるにしても、
遠距離でミュータニォが急所を狙ってくるんじゃぁ神経がもたねぇぇ・・・
クロノウスは、敵の
早技につい口から弱音が
漏れた。 攻撃は激しく、耐え切れなかった自分を叱咤
してしまった。
ミュー:ネフティ、この子どうする?
ネフィ:こっちが勝ったんだし、あたし達の世話係に使わない?
ミュー:いいわねぇそれ、そうしましょd(≧▽≦)b
クロス:く・・・これが敗者の屈辱。
俺はこれからこの2人にこき使われてしまうのか・・・
そんなこんなでミュータニォ・ネフティの世話係にさせられてしまったクロノウスであった。
そんなある日、
↓ - >>0→>>3→>>4→>>10→>>12→>>14→>>17→>>22→>>25→>>273人で手持ちのポーションの数を確認していたときだった。
ニク「ん?誰か来るぞ?」
クロノウス「こんな砂漠で誰も来ないって・・おい!あれモンスターか?」
レナ「きゃ!!はげ坊主??」
大きな斧を振り回しながら、海坊主のような頭をした巨大な奴が迫ろうとしていた。
小山ほどはあろうかというサイズだ。
ニク「こりゃ勝てそうもないぜ?」
レナ「怖い~」
クロノウス「レナ!とりあえずバインドだ! 奴の足が止まったら逃げるぞ!」
↓ - それから1ヶ月・・・・
クロノスはサービスを終了していた(´ω´)
~THE END~ - でもって、一度ロック解除してみる・・・
- ロック必要なら再度ロックします・・・
- >>0→>>3→>>4→>>10→>>12→>>14→>>17→>>22→>>25→>>27→>>29レナ「ダメッ!間に合わない!」
クロノウス「くそっ!これまでか・・・」
ニク「こんなところで・・・」
。・。 +゚。・.。* ゚ ・ド━━━━━━━━━━ン!!!
どこからともなく雷鳴が轟き、モンスターを貫いた!
***「おい!今のうちだ!逃げろ~!」
3人が振り向くと、杖を持った男が居た。
↓ - 巨大な斧が振り下ろされる・・
風を切る音が聞こえる。
クロノウス「もう駄目だ・・。」
3人の脳裏に絶望が浮かぶ。
「ホーリーアーマー!ライフアップ!!」
眩い光が辺りを包む。
ニク「え?」
レナ「生きてる?」
クロノウス『確かに痛みはある。が・・耐えられる・・なぜ?』
その男達は静かにこちらに歩み寄る。
??「この地域にそんな装備で来るなんて、自殺行為ですよ。」
赤の甲冑に身を包んだ男の一人がニッコリとこちらを見ながら話しかけてきた。
??「助ける必要などなかったのですよ。カウエリス様。」
もう一人の男は金の甲冑に包み、こちらをギッと睨んでくる。
カウエリス「そう言わないでくださいイクシリスさん。ほっとけませんよ。きっと旅を初めたばかりの方たちなのですよ?」
イクシリス「カウエリス様は優しすぎる。あなたは今、逃亡中の身なのですよ!
軽率な行動は・・」
だが、カウエリスはにっこりと微笑むばかりで聞く耳はないようだ。
イクシリスはその表情に困った顔をしている。
クロノウス「・・あの・・あなた達は?」
イクシリス「お前たちに話すことなど何もない!取りあえずモートゥースだけは始末してやるから終わったら・・消えろ。」
イクシリスは静かに剣を抜く。
「我がセルキスの剣の錆となれ・・」 - イクシリス「はぁぁぁぁぁ・・・でやぁぁぁぁぁ!!!」
イクシリスが剣を振るい大気が揺らめいた次の瞬間・・・
モートゥース「グオオオォォォォォ・・・」
重々しい声を上げたモートゥースと言う名の敵は上半身と下半身に分かれていた。
何事も無かったかの様なイクシリスはあっけに取られるクロノウス達に剣を向け・・・
イクシリス「さぁ、手助けはここまでだ、とっとと消えろ!」
そう言い放ち剣を向ける。相変わらず何が起こったか理解出来ていない3人。
そんなイクシリスの手をそっと抑え微笑むカウエリス。
カウエリス「きっとこれもコエリス神のお導きでしょう、近くの町まで案内しましょう。」
イクシリス「な!?カウエリス様!!」
冗談ではないと驚くイクシリスを尻目にカウエリスは・・・
カウエリス「さぁ、それでは行きましょう、みなさんしっかり付いて来てください。」
クロノウス、レナ、ニク「は、はい・・・」
イクシリス「お、お待ち下さいカウエリス様~~~~~~!」
1人先を歩いて行くカウエリスを追うイクシリス、顔を見合わせつつ歩き出すクロノウス達一向は一路【サンツスミコ】へ向かうのであった。
↓ - 面白いb
- 何なの?このスレ?
- 何このカオスなスレ
間違っても「ルヴェルド」とか「ソポホソォン」は出すなよ。 - >>33ではマジが出そうなふいんき(ry)だったけど、
カウたんとイクたんは二人ともパラ? - >>39そう言われてみれば・・・>>33で杖を持った~>>34赤装備カウエリス=マジだと解釈。>>34金装備イクシリス、我がセルキスの~=パラと解釈。
↑な感じで>>35を書いたつもりなんですが、>>34さんはどうなんだろ?
クロノウス:パラディン
レナ:バルキリー
ニク:ウォーリアー
カウエリス:マジシャン
イクシリス:パラディン
でいいんですかね? - けっこう楽しい(*^w^*)続けてほしいよぉ~;;
- ・・
まるでしょうがくせいの もうそう - >>35↓
カウエリス: そう言えばあなた達の名前を聞き忘れていました。私はカウエリス。彼はイクシリス。あなた達の名前は?
レナ: 私は・・・レナ
ニク: 俺はよしか・・・いえ、ニク
クロノウス: 自分はクロノウス
イクシリス: なにっ!!???
カウエリスとイクシリスは足を止めた。イクシリスは険しい顔をしてこちらを向いている・・・・
イクシリス: フッ・・・まさかな・・・
また振り返り、先に進もうとしたがカウエリスの足は向こうを向いたまま止まっている。
イクシリス: カウエリス様、偶然ですよ。彼達のはずはない。もしそうであれば、モートゥースになど・・・ましてこの・・・とにかく、行くなら早く向かいましょう。
カウエリス: いえ、私は彼達を見たとき、なにか不思議な力を感じたのです。
カウエリスがこちらを振り返った。先ほどまでの優しい笑顔とは対象に、かなり真剣な顔をしている。
カウエリス: この国はいまや混沌の世界に陥っております。その世界を救う勇者が必ず現れると・・・その勇者の名前は『クロノウス』なのです。そしてその伝説の勇者と共に歩む者『レナ』『ニク』・・・もしやあなた達は・・・
レナ: いえ、私達はそのような・・・
ニク: 俺達はそんな・・・ただの高校生・・・いや、普通の人間です
クロノウス: ・・・・・
イクシリス: カウエリス様、やはり偶然ですよ。
クロノウス: あの・・・自分もそのような話は信じてはないのですが、実はこの世界に来た時に『マエル』って老人と『コーエリス』という人に同じ事を言われたのです。
カウエリス イクシリス: !!!
イクシリス: それは本当か?コーエリス様に会い、コーエリス様がそう言ったのか?!
クロノウスはコーエリスに会った時の話をして、この世界に来た経路を詳しく説明した。
イクシリス: なんと・・・信じれない!まさか・・・そんな・・・あなた達が・・・
カウエリス: コーエリス様がそう言われたのであればまず間違いないでしょう。
クロノウス達は助けてもらった2人の話をよく理解はできないが、聞き入っていた。コーエリスという最初に会ったなぞの人物は、彼達のギルドマスターという地位の方らしく、支援系パラディンらしい。コーエリスがいればさきほどのモートゥース程度の怪物が何匹いても、かすり傷ひとつしないほどの呪文の使い手らしい。そして、この世界のユニオンマスターでもあるらしい・・・言わば、この世界の支配者のようなもので、かなり崇高な人物でもあるようだ。しかし、近頃『マスター』というさらに高い存在になろうとしたのだが、残念ながら『マスター』にはなれないことがわかり、真の勇者を探す旅に出ているらしい・・・
カウエリス: あなた達はどこに向かっていたのでしょうか?
クロノウス: シティス・テラという町に、セルキスソードとマヌガンという武器を探しに向かっている途中でした。
イクシリス: まだ、信用しているわけではないのだが、もしあなたが勇者ならこの剣を楽に使いこなせることができるでしょう。さぁこれを・・・
イクシリスは、さっきのモートゥースを両断したセルキスソードをクロノウスに差し出した。
↓ - 続き楽しみにしていますd(゚-^*)
- 早く続き読みたいです。楽しみヾ(⌒∀⌒)ノ
- クロノウスは言われるがままにセルキスソードを振ってみた。
すると検圧が真空を成し、カマイタチのように前方数Mまで飛んでいった。
↓ - スレ主です。
申し訳ないですが、俺の独断で話を採用して繋げていきます。
今のところ>>0→>>3→>>4→>>10→>>12→>>14→>>17→>>25→>>27→>>29→>>33→>>34→>>35→>>43→
です。
スレタイが「みんなで作る・・・」なので、よければ参加してもらえるとありがたいっす。
もし邪魔なようであればロックします。 - >>43セルキスソードはすっと右手に馴染んだ。
まるでずっと昔から使い続けているかのような感じだ。
ためしに素振りをしてみると、とても片手剣とは思えないモーションで風を切り裂くことができた。
イクシリス「ほほお・・これでは信じざるを得まいな・・・」
カウエリス「もう間違いありませんね」
どうやら俺はこの剣を扱えると認められたらしい。
しかし、うなずきあう二人を見ながら、俺たちは戸惑いを隠せないでいた
ニク「あの~ ほんとにただの高校生なんですって」
レナ「そうですよ! 世界を救うってそんな・・・」
そんなニクとレナに対して、カウエリスがなにか口を開こうとした
そのときだった。
***「いたぞ~!!」
***「あそこにいるのはカウエリスだ。舞い戻って来やがったかっ」
向こうの角で叫び声が上がった
イクシリス「カウエリス様、やはり見つかったらしいですな」
カウエリス「ははは、彼らもただ遊んでいるわけではあるまい」
イクシリス「ここは危険です、さあ!」
↓ - >>46(48さんと時間軸がほとんど同じの書いちゃったよ・・・ごめんなさい)
ニク:サボテンがまっぷたつだ!
レナ:すごい!クロノウス
クロノウス:俺にこんな能力があったなんて・・・
カウエリス:ほらご覧なさい。私の目に狂いはなかったでしょう?
イクシリス:・・・確かに。あの若さでショックウェイブを使えるのならば、類稀なる才能の持ち主と・・・認めざるを得ません。
騒ぐ3人のその光景にカウエリスは微笑み、イクシリスは憮然としながらもクロノウスを認める。
イクシリス:いつまでも騒いでるんじゃない!さっさと街へむかうぞ!
クロノウス:はい!><
レナ:あの人、ちょっと怖いね・・・カルシウム不足かしら?(ヒソヒソ)
ニク:多分そうだろうな。カウエリスって人は優しそうなのになあ。よくこの二人が一緒に居られるもんだ(ヒソヒソ)
カウエリス:^ー^
砂漠と海に囲まれた街サンツスミコ。潮風が心地よいその街に降り立った5人は、先ずは腹ごしらえとばかりに一角の食堂に向かった。
名物はサボテンステーキだ。舌鼓を打ちながら今後の事を話し合う。
ニク:サボテンうめー!!何枚でもいけるぜ!
レナ:ちょっと、ニクったら食べ過ぎよ
クロノウス:俺たちはこれからどうすればいいんだろう。勇者として、何が出来るんだろう
真剣な表情のクロノウス。イクシリスは少し考えた後、口を開く。
-------->>50スレ主様
いえいえ、参加するのが楽しいだけなので>w<b
また何か思いついたら投稿します~ - スレ主です>>49さん すまない・・・>>48さんが早かったので>>48さんを採用>>48の続きを>>49さんおねがいします。
申し訳ないです。>>0→>>3→>>4→>>10→>>12→>>14→>>17→>>25→>>27→>>29→>>33→>>34→>>35→>>43→>>48→ - クロノウス『彼らは何なんですか?
イクシリス『クリスト軍という野党のような軍団の下っ端だ!
↓ - 盛り上がってきました><b
また読みに来ますd(゚-^*) - 物陰に隠れてイクシリスに問う。
クロノウス『クリスト軍ってなんですか?
イクシリス『団長ことクリストによって運営されているギルドだ。クリストは見た目は気のいい素振りを見せるが、実際はハイエナのようなヤツだ!
カウエリス『実は私も何も知らずにそのギルドに入ってしまってね・・・気づいて脱退したんだけど、それが原因で追われる身となってしまったんだ。
↓ - ギルド名・・・
ダエモン軍ってのはいかが?
ダエモンはギリシャ語で「悪」って意味らしい・・・
ご検討ください。 - 結局そっちに持って行きたいだけなんだよ~♪
終わりでいいでしょ
もう十分だよ(@ω@) - 続き楽しみ(*´∀`)
- 荒らしたい奴らは失せろ。
- 日時: 2007/03/13 18:39
名前: 名無しさん [ID:crecIi6M] [PID:EUe0WzW1]
荒らしたい奴らは失せろ。 - もう分かった。
続きは勝手に続けてくれていいからageないでくれ;;
このスレ見るだけで首と背筋に「ゾワァアアアア」て感じの悪寒が。
妄想は人に見せないように仲間内だけでやっててください>< - >>9>>18>>30>>42>>56>>59そんなに粘着して邪魔しなくても^^;
気に入らないなら見なければいいと思いますが? - スレ主です。
少し修正いたします。
今後名前の晒しや、それに近い誹謗中傷のようなのが続くようでしたら、ロックします。>>48↓
クロノウス『彼らは何なんですか?
イクシリス『ダエモン軍という野党のような軍団の下っ端だ!
物陰に隠れてイクシリスに問う。
クロノウス『ダエモン軍ってなんですか?
イクシリス『団長ことダエモンによって運営されているギルドだ。ダエモンは見た目は気のいい素振りを見せるが、実際はハイエナのようなヤツだ!
カウエリス『実は私も何も知らずにそのギルドに入ってしまってね・・・気づいて脱退したんだけど、それが原因で追われる身となってしまったんだ。
↓ - 続き楽しみにしていますd(゚-^*)
荒らされませんように(*・人・*) - >>60>妄想は人に見せないように仲間内だけでやっててください><
同感。
でもみんなクロノス大介なんだな~って思う。
夢で成長拾った?
僕は拾いました^^ - >>62なんとかダエモン軍を蒔くことが出来た一同だったが、町に戻ることもできず
野宿をすることになった。
一応交代で見張りをすることになった。
クロノウス「どうしてこんなことになったんだろう・・・
この剣の感触・・・初めてとは思えないし・・・」
カウエリス「どうしました?」
クロノウス「いえ・・・」
カウエリス「なぜ?って顔してますよ。」
クロノウス「・・・はい。この前までは別の世界で何の変哲もない生活を
していたのに、気が付いたらまったく違う世界で・・・しかも・・」
カウエリス「しかも?」
クロノウス「この剣の感触・・・初めて手に持ったとは思えないのです・・・」
カウエリス「そうですね・・・いつかわかる時がくると思います」
クロノウス「いつか・・・?」
カウエリス「はい。私はあなた達がくるのを待ち望んでいました。
今はなぜかは言いませんが、わかる日がいつか必ずやってきます」
クロノウス「いつか・・・」
カウエリス「今はすべてを言うことはできませんが、いつの日かあなた達が
この世界を救ってくれると信じています。」
クロノウス「僕達が・・・」
カウエリス「お!そろそろ交代の時間ですね。ここからは私が見張りをしますので
少し休んでいてください。」
クロノウス「・・・わかりました。」
クロノウス心の声「僕達が世界を救う・・・いったいどうなってるんだ・・・」
↓ - クロノウスたちが静かに寝息を立てている中。
ゆれる炎の明かりがあたりをほんのりと照らす。
目を閉じて、何か考え事をしてるようなカウエリスにイクシリスがゆっくりと近づく・・
イクシリス「・・ダエモン軍のことですか?」
カウエリス「起きてたんですか・・。彼らには悪いことをしました。」
手荒な追い払い方に責任を感じているようなカウエリスに、イクシリスが語り掛ける。
イクシリス「あなたのギルドがああなってしまったのは、あのダエモンのせい!あなたのせいではありません!」
思わず大声を出してしまったことに気づき、イクシリスは思わずクロノウス達が起きてないかあたりを見渡した。
イクシリス「私は・・今でも我がユニオンマスターはカウエリス様だと・・思っていますよ。」
悲しげな表情のイクシリスに、カウエリスは・・静かに笑顔を見せる。
カウエリス「ありがとう・・イクシリス・・あなたがついてきてくれて、よかった・・。」
その言葉にイクシリスは少し照れた顔を見せながら。
イクシリス「あとの見張りは私がいたします。どうか・・休んでください。」
優しく微笑むカウエリスの姿に・・イクシリスは空を仰ぐ。
『俺は・・無力だ・・』 - >>64>でもみんなクロノス大介なんだな~って思う。
↑ここにだけ激しく同感
こういったスレには好き嫌いもあると思うけどさ、
STRバルやINTバル、STRマジ、INTパラみたいなキャラが野良PTで許せるか許せないかって話題に似てないか?
そこまで極端なネタキャラじゃなくて、アグニパラとか笛マジ、片手バル、ホウイバルでもいいけどさw
俺は気にしないけどねw
いろんなバリエーションの楽しみ方をしたい人もいれば、効率を重視する人もいるわけで
楽しんでる人もいれば、嫌う人もいるけど、皆クロノス大介って前提なんだしね
>妄想は人に見せないように仲間内だけでやっててください><
それはあなたの価値観では?
他の人と妄想(?)を共有して楽しみたい人もいるってことを理解しなきゃ
それはそれでいいじゃん?
華麗にスルーして楽しいとこを楽しもうよw
効率重視するなら(このスレ見たくなきゃ)ネタキャラをPTに入れない(このスレを見ない)ようにすればいいだけだしね
人の楽しみ方が自分の基準と違うからって、ちゃちゃ入れなくてもいいような気がする俺ガイル - それから3000年・・・
世界は核の炎につつまれた!
海は枯れ、地は裂け、あらゆるユーザーが絶滅したかにみえた・・・。
だが・・・
廃人達は死滅していなかった!!
俺もこういう風に物語にするの嫌いじゃないぞw続き頼む^^↓ - 『雨の日は憂鬱だねぇ。こういう日に限って厄介事が来るんだから。』
雨音が激しくなる中、彼女は体じゅうの水滴を激しく振り落とした。
「あんたが久々に呼び出したからなんだとおもったら・・」
完全に錆付いた蝶番がゆっくりと開く。
カウエリス「そう言わないでくださいよ。カイラさん」
彼女の厳しい視線に物怖じもせず、ニコニコと笑うカウエリスが彼女の部屋に入ってくる。
後ろにクロノウス、ニク、レナと続く。
カイラ「で・・なんだい。その子たちの面倒を私が?」
さらに厳しい視線がクロノウス達を襲う。
クロノウス「あの~・・カウエリスさん。すっごくこの人怒ってるような・・」
レナにいたっては、よほど怖いらしくクロノウスの後ろから離れようとしない。
カウエリス「この方は、今でこそ合成師のお仕事をなさってますが、もともとは名の知れた戦士でもあったのですよ。」
クロノウス「あ・そ・・そうなのですか?」
なぜ、この状況でカウエリスはニコニコと笑えるのか・・クロノウスには理解できない。
カウエリス「この世界の知識、戦い方、この方のもとならばその全てが学べます。」
カイラ「引き受けるかわりに一つだけ条件があるよ。・・カウエリス。」
クロノウス「・・なんでしょうか?」
反射的にクロノウスは聞き返してしまった。
カイラ「死んでも文句はなしだよ・・」
雨脚はさらに強くなったようだ。
イクシリスは扉の外でカウエリスが出てくるのを待っていたようだ。
カウエリス「一緒に入ればよかったのに。」
イクシリスの肩がビクッと震える。
イクシリス「いや・・カイラさんはちょっと・・。」
青ざめた表情のイクシリスに、カウエリスはクスッと笑う。
カウエリス「あなたの師匠でしたね。」
イクシリス「はい・・」
心なしか声が小さい。
クロノウス、レナ、ニクの悲鳴がイクシリスの声をさらに小さくしているようだった。 - そう・・・それはみんなの期待をうらぎらない人達のことだった・・・
パラ「俺、クソノス初めてから5ヶ月だけどGEMやRMTしまくりで装備そろっちったw」
ヲリ「フンヌーッ甘いわ!!!俺様なんかバグ利用しまくってインゴットが倉庫にたっぷりだぬーんw」
こんなやつらばっかり残ってそうだな・・・ORZ - 連投すまそ・・思いついたこと書いちゃう正確なので^^;
繋げるかたのフォローお待ちします。><
つたない文章ですみません・・orz
背筋のゾワァ~っとなる方は、尚更ゾワァ~っとなる文章・・申し訳ございません。
親切心と思ってスルーお願いします^^;
補足>>66カウエリスのギルド=ダエモン軍
ダエモンに乗っ取られた。という意味で書きました。。分かりづらくてすみません・・ - >>67最初に一言
ネタキャラとこのスレは、言葉で言えない決定的な何かが違うぞ?w
まぁ色んな楽しみ方があるのを否定したくないから、続きを書くなとは言ってないだろ?
ただ、楽しむにしても人の迷惑にならないところでやってて欲しい。
ageるなってのはそういうこと。
こんな気持ちの悪いスレをトップで見続けたくないって人がいるのも知ってほしいな。
マニアックな人達ならsage進行でもやっていけるだろうし、ageるってことは自分の作品を見て欲しいってことか?
それなら専用のHPでも何でも作ってそこに公開するべき。
トレ管様にお願いしてリンク張ってもらえば?
ってか、このスレが場違いだってことは誰の目にも分かることじゃないのか?
俺の常識が間違っているなら謝るよw - スレ主>>0→>>3→>>4→>>10→>>12→>>14→>>17→>>25→>>27→>>29→>>33→>>34→>>35→>>43→>>48→>>62→>>65→>>66→
- >>72ふーんww
愚痴ばかり書き綴っているスレ、葡萄+10とか普通にやってて揃えれない装備のことを書き綴っているよりずっと楽しいと思うんだけどねww
あなたの常識ww
すごいねww
スレタイ見ただけでイラつくんだwww
さぞかしリアルで生きていくの大変でしょうwww
がんばって生きていってくださいwww
ってことで、以後、荒らし等はスルーしましょう。
こういう人って、みさかいなしに噛み付いてきそうでコワヒ・・・ガクガクブルブル - 俺は毎回話がどう展開していくか楽しみですね^^
- >>66↓
イクシリス: そろそろ出発するぞ
かなり疲れていたのか、クロノウス達はかなり深い眠りについていたようだ・・・
辺りは昨日と違い、薄暗く今にも雨が降りそうな気配だ。
レナ: このまま移動して、またダエモン軍に見つかったりしない?
カウエリス: ダエモンの拠点であるシティス・テラに行くことは、私達にはできない。
イクシリス: しかし、このまま君達がシティス・テラに行くのも危険だ。
カウエリス: 君達が寝ている間に考えたのだが、もう少し修行されるほうがいい。そこで、もう一度城に戻ってもらいます。
ニク: 城付近のモンスターならもう十分倒した。あそこに戻っても・・・
カウエリス: いえ、モンスターとは戦いません。ある人に修行してもらいます。
クロノウス レナ ニク: ある人???
イクシリス: 以前、俺の師匠だった方だ。今は城で、この世界で唯一の合成師をされている方だ。合成の腕は間違いないのだがかなり気分屋なところがあって、モメ事も耐えないようだがな。
カウエリス: 剣の腕前も並ではないですよ。
イクシリス: ひとつだけ忠告しておこう・・・その方の修行は半端ではない。生半可な気持ちで挑むのなら、やめておく事だ
カウエリス: 彼の言ってる事は本当です。あなた達が決める事です。どうしますか?
クロノウスとレナとニク3人は顔を見つめあう。3人は言葉もなくうなづきあった。
クロノウス レナ ニク: お願いします。
そう話あっているうちに、やはり雨が降り出した。
カウエリス: 城へ急ごう
そして5人は城へと足早に向かった。
城についたときには雨は激しく降っていた。そしてその『合成師』の自宅についた。カウエリスがドアを叩いた。すると出てきたのはかわいい小柄な女性だ。
小柄な女性: 姉なら叔父の武器修理屋にでかけてますが・・・
イクシリス: お久しぶりです。
小柄な女性: あ、イクシリスさんじゃないですか!お久しぶりです。どうぞ入ってください。
5人は中に入れてもらい、温かい飲み物を出してもらった。カウエリスが小柄な女性に姉である合成師に会いたいと話しをしたところ、呼びに行ってくれることになった。小柄な女性は、姉である合成師を呼びに外に出かけた。
ニク: その合成師さんとやらも、妹さんのように小柄でカワイイっすか?
イクシリス: 小柄ではないがもちろん綺麗だ!しかし、その綺麗な顔には似合わないほどの冷酷さも持っている。さっきも言ったがかなり気分屋であり、合成もいくら高価な物でも気分次第でコバルト鉱石に変えてしまうほどだ。生半可な気持ちで修行をすれば、命を落とすことになるぞ。
3人は気持ちをひきしめた。
クロノウス: その合成師さんの名前は?
イクシリス: カイラ様だ!
そして、ドアが開いた
↓>>69に戻る - 私も続き楽しみにしていますd(゚-^*)
ワクワクします♪ - どこまで話し続くのだろう( ̄▽ ̄*)
ものすごく楽しみです♪ - かなり面白いですね^^
読んでいるとクロノス始めた頃を思い出しますねw(自分だけかな・・・w - スレ主
自分も楽しみです^^>>0→>>3→>>4→>>10→>>12→>>14→>>17→>>25→>>27→>>29→>>33→>>34→>>35→>>43→>>48→>>62→>>65→>>66→>>76→>>69→
荒らされないことを祈る・・・ - 作者急病につき今週の「みんなで作るクロノス小説(攻パラ編)」はお休みさせていただきます。
- じゃあ管理者連絡掲示板に削除依頼出さないとね☆
まぁ管理人は今は行方不明みたいだけど(;ω;´) - >>74悪いがお前の生活のが心配だわ。
かなり電波なスレを見て不快に思ったからって、そこまで生活に支障は出ませんが?
逆にちょっと自分の世界を否定されたからって草生やしまくりのお前は・・・その、なんだ?w
まぁ俺のギルドにもこんな世界が大介な主婦もいることだし、もうこれ以上sageてくれとは言わないさ(´・ω・`)
ただ公共の場?でカオスな世界を展開するのは恥ずかしいことだとは思っていてくれ。
あと、ちゃんとした作品にするなら
○○○「台詞」
↑みたいのはやめといた方がいいかと。
舞台劇の台本みたいです('A`) - なつよさんのミュータニオ話が面白いので裏話として続けてみる^^;>>0→>>1→>>11→>>23→>>24→>>28その日はいつもと様子が違い、辺りは真っ暗だった。
しかも気付くと城から離れた砦のようなところにいる。
「今日は何かあるのか?」
疑問に思っていると、世話をしているみゅーたんが教えてくれた。
「今日は年に一度の復活祭!ディフォン様を従えてマタリエル様が復活されるのよん」
「お前はまだまだだけど、この装備をやるから、その辺の下っ端の妖魔を倒して
経験を積みなさい」
そう言って、みゅーたんは赤い色の鎧兜と剣をくれた。
その剣を手にすると、なんと!
「俺はルゥ。お前に俺が使いこなせるかなw」
剣が喋ったのだ。
クロノウスは赤い鎧兜を装備し、ルゥを手に砦の外へ出た。
近くには弓を持った骸骨うろうろしていて、近寄ると撃ってくる。
しかも当たると凍り付いてしまうようだ。
果たして、クロノウスは骸骨を倒せるのか?
↓ - ところがどっこい
クロノスワールドは運営の怠慢により崩壊
取り残された連中は崩壊に巻き込まれ死亡
やったー - つ づ き 待ってます(=゚ω゚)b
スレ主さん、荒らしに負けないでくださいd(゚-^*) - クロノウス「カウエリスさん、僕少しだけ強くなれた気がするよ」
レナ「私も何だか足取りが軽くなった気がします」
ニク「イクシリスさん、オイラは筋肉がついてピコハンが楽に振れるようになったよ」
カイラ「まったく、この子達は・・・まだまだ伸びていくわよ」
カウエリス「ありがとうカイラさん。実は彼らの実力はまだ未知数なのですが、確実にこの混沌とした世の中に必要な者たちであるのです」
カイラ「そうね・・・じゃあ私からも彼らにアドバイスをあげるとしましょう。ねぇ君たち、これからどんどんレベルアップをしていくと思うわ。その時にね、クロノウス、君は力強さと体力が必要になってくるでしょう。レナ、あなたは俊敏性と弓の命中率が大切になってくるわ。それとニク、あなたはその筋肉を活用するために、もっともっと力強さが必要になってくると思うの。わかるかな?」
そう言うとカイラは彼らにステータスメータをそっと手渡した。
そこには“Lv20 STR14 STA14 DEX14 INT14”と表示されていた。
イクシリス「俺もカウエリス様も持っているんだぞ。いいか、さっき教えてもらったことを覚えてるか?」
クロノウス「はい、じゃあ僕はSTRメータを56アップしてSTAメータを20アップしてみます」
レナ「私はDEXメータに70でSTAメータに6っと・・・」
ニク「オイラはSTRメータに76でいいのかな?頭悪いからINTを上げたいけど・・・」
イクシリス「わっはっは、どうせお前がふったって変わらんよ」
カウエリス「・・・」
そして彼らがメータをセットすると・・・
3人「うぉぉぉぉぉぉ~~~!!!!!」
↓ - 荒らしに負けないでがんばれ(`ω´b)b
- >>88↓
3人は以前の少年少女の顔ではない。
カイラ: 私が教えるのはここまでだ・・・・
クロノウス レナ ニク: ありがとうございます。
カウエリス: もうシティス・テラに行くのになんの心配もいりませんね。
イクシリス: モートゥースにも十分立ち向かえるだろう。自分を信じることだ!
クロノウス レナ ニク: はいっ
カイラ: 3人に渡すものがある。ついてきな・・・
カイラは奥にある物置部屋のようなところに3人を連れて行った。
カイラ: これだ
渡されたものは、3人分の金色に輝く防具一式だった。
早速3人は金色の防具を身に纏った。
カイラ: 残念だがマヌガンはここにない。やはりシティス・テラにいくしかないだろう。シティス・テラに『ダメズ』という男がいる。その男が持ってるはずだ。私は『ダメズ』に貸しがあるので、手紙を書いてやろう。
カイラは手紙を書きながら、カウエリス達に問う
カイラ: おまえたちはこれからどうする?
カウエリス: 私達はコーエリス様を探しに向かいます。
カイラ: クルークの洞窟付近で見かけたという噂を聞いた。クルークの洞窟い行ってみるといい。
クロノウスはカイラに手紙を渡された。
カウエリス: ここでお別れですね。
クロノウス: 命を救っていただき本当にありがとうございました。
イクシリス: 礼はカイラ様に・・・
レナ: また会えますよね?
カウエリス: もちろんですよ
3人はカウエリスとイクシリス、そしてカイラに別れを告げ、シティス・テラに向かうことになった。
↓ - >>90↓
カイラの修行の成果はやはり、強靭な肉体を作り上げていた。
金の防具を身に纏っている3人に、サボテンの攻撃など痛くも痒くもない。
そして地響きのような足音が聞こえた。
ニク: 奴か・・・
レナ: またあいつ?
クロノウス: イクシリスさんに言われたように自分達の力を信じよう。
目の前に現れたのは、そう・・・モートゥースだ!
クロノウス: いくぞ!
↓ - スレ主>>0→>>3→>>4→>>10→>>12→>>14→>>17→>>25→>>27→>>29→>>33→>>34→>>35→>>43→>>48→>>62→>>65→>>66→>>76→>>69→>>85→>>88→>>90→>>91→
マジファンの方、うまくマジを登場させてくださいw
早く全種の4人PTに・・・・
お願いします。 - モートゥースの足音が聞こえた。
もう何体目だろうか。
この「クロノス」という世界に飛ばされてから1週間の日にちが経っているように感じる。
いや、実際は夜が来なく、日にちなど無いに等しいのだが。
「一体ここはなんなのだろう」
マエルと言う老人に授かった力――魔力。
秀一はそれを指先に炎と成し静かに見つめる。
スケイスという名をマエルから授けられ単身「元の世界」へ帰る方法を探す旅をしている途中だった。
秀一は考えた。
そして、考えても答えは出るはずも無く、地響きのような足音の方へと歩む。
「まずはヤツをしとめるか」
少し高い岩に登りあたりを見回す。
――見えた。モートゥスだ。
「ん?」
唐突にモートゥスに果敢に特攻する三人の姿が見えた。
そして、そのうちの一人の剣が空を裂き、モートゥスの腕を切断する。
「あいつは・・・ゆうや!?」
↓ - 待ってましたヾ(^∇^)ノ
- ちょっと遅かったので、>>95さんでよろしく
_______________________________________________________>>93レナ「コウエリス、すごいわ」
ニク「もう少しで倒せる!」
コウエリス「テヤ~ッ!」
もう少しでモートゥースが倒れそうになった瞬間だった・・・
「エクスプロージョン!!」
どこからともなく聞こえた声と同時にモートゥースが炎に包まれた。
くず折れるモートゥース。
そして倒れた後に舞い上がった砂塵の向こうに人影が見えた。
ニク「誰だ貴様は!」
レナ「新しい敵か?」
クロノウス「いや、待て。見覚えがあるぞ・・・お前は・・・まさか秀一か?」
金色の鎧を纏ったその男は答えた。
スケイス「そう言えば一週間前はそんな名前だったなぁ。久しぶりだな、ゆうや」
クロノウス「おぉぉやはり!何か見違えるほどになってるじゃないか!」
スケイス「今はスケイスと名乗って、元の世界に戻ろうとしているんだけど、なかなか出口が見つからないんだ・・・」
クロノウス「そうだったのか、実は僕も今はクロノウスと名乗ってるんだ。あ、紹介が遅れてごめん。こいつは俺の中学の時の友人なんだ。一緒に甲子園目指してたんだけど、高校が別々になって、久々に会ったんだ」
レナ「私はあか・・・いえ、レナよ。よろしくね(照」
ニク「オイラはよしか・・・いやニクってんだ。よろしくな」
スケイス「こちらこそよろしく。ところで君たちはどこに向かっているんだい?」
クロノウス「シティス=テラさ。そこにいるダメズさんに手紙を持っていく途中なんだ」
レナ「良かったらスケイスも一緒に行かない?貴方がいると心強いわ」
スケイス「ここで会ったのも何かの因縁かもね。一緒に行こう、案内するよ」
ニク「あ”、ちょっと待て!」
ニクが叫ぶと同時に鳥の軍団が彼らの方に向かってきた。
「エクスプロージョン!」「マナクラッシュ!」「デッドリーアサルト!」「ピコハンアタック」
4人の力が合わさったとき、鳥の軍団の姿はもう無くなっていた。
ニク「それにしてもスケイスはスゴイな。周りの敵が一瞬に燃えたぞ」
レナ「そうね、私たちは一匹づつしか攻撃できないのに・・・」
コウエリス「・・・僕はこの前イクシリスさんから借りた剣で、何匹もの敵を倒せた。もしかしたらレナとニクにもそういう能力があるかもよ!」
スケイス「そうだね、でもまずは先を急ごう。話はまずそのダメズさんに会ってからにしよう」
そして彼らはシティス=テラへの道を急いだ。
↓
=====================================================
ピコハンアタック・・・エナジーストライクがあまりにも当たらない(STR極)ので、通常攻撃にしました。あの「ガァ~ンガァ~ン」という音が好きなので。
余談ですが、一番好きな武器の音はマガスの音=ガシッガシッです。
エクスプロージョン・・・なぜアイスプリズンじゃないかと言うと、>>93に炎と記載されているからです。 - クロノウス達は4人で何とか砂漠を超えついにシティス=テラへとたどり着いた
クロノウス 長かったけどようやくついたな!
レナ とりあえずどこかで休憩しない?全身砂だらけだし・・・・
ニク 俺も全身汗でベトベトだし何より腹減ったな~~~
スケイス 俺はいいから皆は休んでてくれタメズさんを探してみるよ。
レナ スケイスは疲れてないの?
スケイス 俺なら余裕さ、それにこの町の事ならこの中で俺が一番よく知ってるし、とりあえずそこの成長の泉のところで待っててくれ。
クロノウス 悪いな、お言葉に甘えさせて貰うよ。
3人はスケイスにタメズを探してもらい、しばらく休憩を取ることにした。
それから20分ぐらいたったころスケイスが急いで戻ってきた。
クロノウス スケイス悪かったな俺たちだけ休ませてもらって。
スケイス そんなことより大変だ!タメズさんがいないんだよ・・・
レナ ええ!そんな・・・せっかくここまできたのに・・・・
ニク 本当にいないのか?
通行人 タメズのおっさん探してるのか?
クロノウス そうです、実は手紙を届けに着たんですけど、どこにもいないらしくて・・・・
通行人 タメズのおっさんなら多分ピュリカ坑道にいったと思うが、まだ帰って
きてないのか・・・・
スケイス そうか、きっとインゴットにする材料を探しにいったんだな!
通行人 だろうな。でも帰ってきてないということは、もしかしたら
モンスターに・・・・・
クロノウス タメズさんが心配だ、探しに行ってみよう!!
スケイス 分かった、場所は俺が知ってるから皆ついてきてくれ、
こうしてクロノウス達はピュリカ坑道へ向かうことになった・・・・
↓ - >>97ピュリカ隧道にて
「何だここは!真っ暗じゃないか。」
「今まで明るい所にしかいなかったので、目を慣らさないといけないね」
「はっ!足元に何かいるぞ!」
バトラカンがニクの足元に噛み付いてきた。
「コンニャロォ!」
唸りを上げて振り下ろされたピコハンの攻撃はしかし、硬い甲羅を突き破ることはできない。
「全員で攻撃だ」・・・
しばらく歩を進めると、分かれ道が現れた。
「さてどっちに進もうか?」
「ここにレールの痕があるわ、きっとトロッコか何かが走ってるんじゃない?」
「よし、このレールをたどって行こう」
しばらく土の道を進むと、広い部屋に出た。
「む、何か音が聞こえないか?」
「この足音は・・・まさかここにもモートゥースが!?」
その足音に紛れて、悲鳴のような声が聞こえた。
「誰か!助けてくれぇぇぇぇぇ」
「もしかしてあの声、ダメズさんじゃない?」
「急げ!!」
声の方に近づくと、今にもモートゥースの斧が老人に向かって振り降ろされるところだった。
「ライトニングショォーック!」
スケイスが発したいかずちは、一瞬モートゥースの動きを止めた。
「大丈夫ですか?」「あぁ平気だ。君たちは・・・?」
「話は後です。みんな、総攻撃だ!」
周囲のモンスターを倒した後、レナが口を開いた。
「おじさん、もしかしてダメズさん?」
「ん?なぜ君たちはワシの名を知っているんじゃ?」
「やっぱり。良かった、ご無事で」
「とにかく町に戻りましょう。お渡ししたいものがあるんです」
↓ - >>98連投スマソ
クロノウス「ダメズさんはクロノス城のカイラさんはご存知ですか?」
「あぁ良く知っておる。あの冷徹女のせいで何人もの冒険者が泣かされたことやら・・・」
「そうなの?」
「いやいや、中には賛辞の言葉を惜しまなかった冒険者もおるしな。ところでカイラが何じゃ?」
「実は僕たち、カイラさんから手紙を預かっているんです」
クロノウスは手紙を渡した。
「そうか、そういうことか。ぢゃあワシも協力せないかんな。あの女には借りがあるしの。ほれ、これがお主達が求めるマヌガンじゃ」
レナ「なんて綺麗な弓なのかしら!」
ニク「オイラが持ってもしょうがないな。レナにピッタリじゃないか?」
レナは導かれるようにマヌガンを手にした。
「何て手に馴染むんでしょ。スゴイわ、この弓」
ダメズ「ふむ、ついでにその武器も貸してみなさい」
と言うとニクのピコハンを手にしたダメズは金庫から取り出したおにぎりでソレを叩いた。
「てやぁ~っ」・・・カキィィィン
「ほれ、持ってみぃ」
ダメズから渡されたピコハンも持ったニクは驚いた。
「何だコレは?今までのモノよりもはるかに強力じゃないか!」
「ふぉっふぉっふぉっ。まぁいずれはお前たちも自らの手でより強い武器を手にできるようになるはずぢゃ」
スケイス「ところでダメスさん、モンスターが一度に群れで襲ってくると、倒すのがたいへんなんです」
レナ「私にも一度に沢山の敵を倒すことができるかしら?今は皆に迷惑かけてばかりで・・・」
ニク「オイラも折角こんな武器持ったんだから、ブンブン振り回したいよ」
「ふぁっふぁっふぁっ。大丈夫、お主たちももうすぐに敵の群れを倒せる技を身につけるようになるはずぢゃ。」
ダメズ「おっとそれより・・・お主たちの仲間は4人か?」
クロノウス「えぇそうですが、何か?」
「うぅむ、何か足りないような気がする。・・・そうか、お主たちを癒すパワーが足りないのだ!」
「え??」
「ふむ、この町を出て南に下ったところに蟻地獄のようなものがある。そこを降りた場所はカヴスというのじゃが、そこにはお主たちと良く似た目を持った者がおる。確か女王蜂の世話をしていると聞いたことがあるぞ」
スケイス「何か運命的なものを感じる。みんな、その女王蜂に遭いに行ってみないか?」
クロノウス「そうだね、僕も何かを感じる」
そして一行は、カヴスへと向かった。
↓ - ん?
呼んだ貝?
ぼくは剥き貝だよ~~ - ガウスにGO!!
どうなるのかなぁ♪ - >ピコハンアタック
これに突っ込みたくて仕方がないんだが。 - やっぱラスボスには目潰しだよね~☆
レスしてもいいけどAGEたらダメさぁ~☆ - ため息が一つ、老人の口から漏れた。
「さすがに、今回は疲れたわい・・。」
老人はゆっくりと椅子に腰を下ろすと、古き友に向け話し始めた。
しかし、その一室には老人の姿しか見えない。
『すまなかったな・・マエル。」
どこから声が聞こえるのか・・・いや・・声ではない何かが頭の中に響く。
「今4人が出会ったようじゃ。これで良かったのか?」
マエルは深い悲しみの中、搾り出すような声で呟いた。
『私は死してなお、マタリエルの呪縛から逃れられないようだ。せめて・・魂さえも消滅してくれていれば、この悲しみが癒せたものを・・』
また一つ、マエルはため息をつく。
「自分の成し得なかった事を、あの子達にさせるということかの?何も知らないあの子達に。」
少し皮肉をこめてマエルは彼に言う。
『私ではあれを止められないのだ・・ただ・・見ていることしかな。』
「かつての英雄が情けないことを・・」
マエルの声が、小さな怒りで震えている。
『この世界の人間では、あれを止められんのだ!』
いつも温厚である彼の口調が激しくなった。
マエルは少し感情的になってしまったことに少し後悔をした。
そう・・この世界の人間には止められないのだ。あれは・・
『時が来れば・・彼らに伝えよう。我ら4人の力とともに。』
それが・・彼にとっても唯一の希望なのであろう。落ち着いた口調ででマエルに話した。
「あの子達を通して、転生するというのか・・しかし・・それではそなた達は消えてしまうのであろう?」
悲痛な表情で問いかけるに彼は答えない。
沈黙の時間だけが過ぎていく。
彼はまだそこにいるのか、それともいなくなってしまったのか。それはマエルにも分からない。
ただ・・言わずにはいられなかった。
「もうそなたと話すことも出来なくなるのだな・・古き友。ラーソンよ・・」
マエルは小さく呟くと、静かにその部屋を後にした。 - ガウスに到着した一同。
謎の男「うわわわわわ・・・・助けて~~~~」
クロノウス「ん!叫び声が・・・」
他一同「いくぞ!」
一瞬だった。謎の男に襲い掛かるモンスターは全滅していた。
クロノウス「楽勝だったな。おい!大丈夫か?」
謎の男「ええ。助かりました。なんとお詫びをもうしていいやら・・・」
レナ「無事ならそれでよかったです。」
謎の男「おや?怪我をされているじゃありませんか!少々おまちを・・・」
謎の男はなにやらつぶやきだした。その瞬間、レナの体に眩い光が全身を覆う・・・
レナ「あれ?傷が癒えていく・・・」
スケイス「これは・・・」
ニク「すご・・・」
クロノウス「あの~これは一体?」
謎の男「私の特技です。他にも防御をなんたらかんたら・・・」
スケイス「あなたは支援特化のパラディンですね?」
謎の男「はい。そうですが・・・」
クロノウス「実はあなたを探しにガウスに来たのです。」
レナが小声でスケイスに問う。
レナ「外見からだととても戦闘に参加できるような人に見えないんだけど・・・」
スケイス「人は外見ではありませんよ。現にあなたの傷を完治してますよ。」
謎の男は外見はお世辞でも強そうには見えなかった。
が、その男の眼差しはクロノウス達と同じ輝きがあった。
↓
だれか支援パラのネーミング宜しく。 - /..............................問題
明日の天気は晴れでしょうか? - そろそろシュレ討伐でどう?
文才ある方、お願いします - その前に>>103さんに1票
- またまた遅かったのでこれは却下で>>113さんの続きで次の方よろしく
======================================================>>106クロノウス「それにしても不思議な力を持っている人がいるんだね」
「僕の名前はクロノウス」
「私はレナよ」「オイラはニクさ、よろしく」
「俺はスケイス。君の名は?」
「私はエイジス。今は傷ついた女王蜂さんの手当てをしているんだ」
「そうなの?できればエイジスさんにも私たちと一緒に旅をして欲しいんだけど・・・」
「レナ、無理を言ってはいけないよ。」
と、そこへ女王蜂の世話係が飛んできた。
「エイジス様、ビーラ様がお呼びです。至急戻ってください」
「何だろう?とにかく私は戻ります」
「あ、じゃあ僕たちも一緒に行くよ」
5人はカヴスの奥の部屋で静養しているという女王蜂・ビーラの元へ向かった。
ビーラはその巨体を横たえながら、到着した一行を見つめた。
「エイジス、その者たちはお前と同じ眼をしていますね。私はこのときをずっと待っていたのです。実はお前の癒し能力のおかげで私の傷はもうほとんど完治しているのですよ。」
「え?!そうだったんですか」
「えぇ、実はマギという男と、いつかエイジスと同じ眼を持つ者が現れるまでお前を守るという約束をしていたのです。」
と言うと女王蜂は懐から剣を取り出し、そっとエイジスに手渡した。
「これは?」
「古代より伝わるブレードオブスピリットという剣です。これを装備すればエイジスの能力はさらに高まるでしょう。さぁお行きなさい、私の役目はこれまでです。」
「はい!今までありがとうございました。どうぞご無事でお過ごしください」
「そなた達の運命は、まずマギに会うことです。しかしその前に、もっと修行を積まないといけません。マグマが湧き出る場所の奥にある扉を開け、そこを牛耳るシュレーダーというボスを倒しに行きなさい」
一同「はい!」
↓ - >>114却下しなくてもいいと思う。
自己紹介の部分だけを編集すればよいのでは?
シュレ討伐クエは要望もあったことだし^^ - 「なんと スライムが おきあがり」
「なかまに なりたそうに こちらをみている!」
なかまに する>>120しない>>70 - >>116「キングスという なまえ らしい。」
「なかまに してあげますか?」
なかまに する>>125なかまにしない>>1 - おもしろくないから、ロックしといて~
- つか、タメズのじじっぃ口調・・・・・・・・
- 楽しいと思うのは僕だけなのかな~(><;)
- >>123さん
わたしも楽しいですよ(*^_^*)
なので、わたしも投稿してますので、短くても良いので投稿してみてはいかがですか?
更に楽しみが増しますよん
追記>>125荒らさないのであれば、あなたを『仲間にします』>>120歓迎します
上にも書きましたが、少しで良いんです。ご自身も書いてみて(*^_^*) - >楽しいと思うのは僕だけなのかな~(><;)
>わたしも楽しいですよ(*^_^*)
>なので、わたしも投稿してますので、短くても良いので投稿してみてはいかがです>か?更に楽しみが増しますよん
今まで荒らしてきたけどもう荒らさないよう~
でも>>120仲間にするの?
しないの?>>126答えて~~☆ - スレ主>>0→>>3→>>4→>>10→>>12→>>14→>>17→>>25→>>27→>>29→>>33→>>34→>>35→>>43→>>48→>>62→>>65→>>66→>>76→>>69→>>85→>>88→>>90→>>91→>>93→>>96→>>97→>>98→>>99→>>102→>>106>>114→>>105(番外編)
114の続きでおねがいします。>>114↓ - シュレ討伐はいいが、メンバー足りなくない?
今5人で
攻パラ、支援パラ、バル、ヲリ、マジ
あと1人で満PTだわさ。
臨時でも1人加える? - >>114↓
一同はシティス・テラに戻り、砂まみれいなった武器・防具の手入れをした。
その後、ダメズに『シュレーダー』について詳しく話を聞こうとしたのだが、ダメズはモンスターと戦った経験などほとんどないので、詳しくはわからない。
ダメズ: シュレーダーのことなら、カイラが詳しく知ってるはずだ
一同はまた、カイラの家へ向かうことになった。
↓ - カイラを仲間にしてみようー!!!!
荒れるかな^^; - 仲間は@2人はいるじゃんwww
出会えるかどうかわからないし、新しい仲間できるかもしれないし、5人でいくかもしれないし・・・・・
そもそも、ゲームとは違うから6人PTじゃないと定員オーバーって事もないし
続きどうなるか・・・・・ - どうなるんでしょ~><?
シュレは結構手ごわいから、少数じゃ厳しいですよね・・・ - カイラ「どうしたんだい?誇りまみれじゃないか!」
クロノウス「ガウスにいってたんだ。道中新たな仲間も加わったんだ。」
カイラ「そうかい。そいつは良かったな!」
エイジス「はじめまして。エイジスです。」
カイラ「ん?その子の持ってる剣は・・・」
エイジス「どうかしましたか?」
カイラ「そうか・・・この子が・・・あんた達もうかうかしてられないね!」
ニク「どういうこった?おばさん」
ただでさえ無愛想なカイラの顔が歪む。
カイラ「あんたらじゃ足手まといになるかもって言ってんの!」
レナ「エイジスの秘められた能力にはビックリしています。」
クロノウス「俺達も何か新たな技が欲しいと思っていたところです。」
ニク「おう!そんでシュレイダーとかいう化け物でも退治しに行こうって話してたんだ。」
カイラ「ふん!あんたは頭の中まで筋肉かい!」
ニク「な・・・」
ニクは顔を真っ赤にして怒りを抑えられないといった感じだ。
カイラ「そんな簡単にはシュレイダーには敵わないよ!」
クロノウス「どうすれば・・・」
↓
リアルで用事ができたのでこの後宜しく - >>133カイラ「ではこの城にいる賢者ラスキンを訪ねなさい。何かヒントをもらえるでしょう」
「わかりました!」
・・・・・
ラスキン「お前達がシュレーダーを倒しに行くだと?笑止千万」
クロノウス「そ、そんなに強敵なのですか?」
「まさかモートゥースを倒したくらいでいい気になってるのか!シュレーダーはその何倍も強いぞ!」
ニク「何倍もって・・・」
「お前達のステータスメータを見せてみろ。ふむ、Lv45か。ある程度の強さは持っているようだな。」
そう言うとラスキンはニクのメータの蓋を開けた。
「な、何と!お前はスキルメータを有効に使っていないではないか!」
エイジス「あ、本当だ。ほとんどメータが動いていない」
ニク「だってオイラ頭悪いからどうもこういうのが苦手で・・・」
スケイス「おいおい!」
「まぁ良い。ではお前達5人にシュレーダーを倒すヒントをあげよう。まずはクロノウス、お前はショックウェーブというスキルをもっと覚えなさい。レナ、君はクラッシングフォールだ。スケイス、君はライトニングショックとアイスプリズンをもっと覚えるべきだ。エイジス、君は」
「エンカレイジですね?」
「ほほぉ良くわかっているな、その通りだ。そしてニク、お前はソーニースパイラルと・・・はぁ今更だがクイックステップとシャウトオブアングリーだ」
「わかりました」「はい」
ラスキン「ではニク、早速クイックステップを唱えてみよ」
ニク「おうさ!クイックステップ!」
「さぁお前達、歩いてみろ」
「!!!!!!!!!!」「ゲゲッ」「うぉ~」「キャー」
ラスキン「まったく、、、今まで良く戦ってこれたな・・・次はエイジスだ」
「エンカレイジ!そしてホーリーアーマー!ライフアップ!」
「えぇぇ!!!こ、これは!」
ラスキン「良いか、これからはステータスメータとスキルメータをしっかり活用するのだぞ」
「はい、わかりました」
「ところでお前達のその防具はもうボロボロだな・・・よし、ではハリスの元へ行け。ヤツからはお前達に新たな防具が贈られるだろう」
↓ - >>134連投
「話は聞いておる。ほれ、これを着てみなさい」
そう言うとハリスは奥から赤い防具を持ってきて、一行に渡した。
「おぉ、スケイスは似合うなぁ。いかにもマジシャンて感じだよ」
「そ、そうか?照れるなぁ」
「よぉ~し!じゃあこれからシュレーダーを倒しに行くぞ!」
ハリス「待ちなさい、君」
スケイス「俺ですか?」
「いや、君じゃない。そっちの女の子だ」
レナ「え?私?」
「ふ~む。良く似ている・・・」
「どういうことですか?」
「君とウリ二つの女の子をちょっと前に見かけたものでな」
レナはハッとした。
「もしかして左の口唇の上にホクロがありませんでした?」
「ふむ、そう言えばあったような気がする」
クロノウス「レナ、どういうこと?」
「実はね、私双子なの。姉さんは椿って名前なんだけど、まさか姉さんもこの世界に飛ばされたのかしら・・・」
ニク「おっさん、んでその女の子はどこに向かったんだい?」
「確か知識の本を探しに行くと言っていたな」
エイジス「知識の本・・・それは確かケタースヘルにあるはずだ」
「そうだ、お前達が向かう煉獄の祭壇の手前にある場所だ」
スケイス「急ごう!レナの姉さんかもしれないし」
一行はケタースヘルへと向かった
・・・・・
ケタース神殿で・・・
クロノウス「みんな、さっき覚えたスキルを使ってみようよ。技に慣れないとね」
エイジス「そうだね、使ってみよう」
ニク「よぉ~し!ソーニースパイラル!」
レナ「クラッシングフォール!」
ダダァ~~~ン
爆音と共に周囲のスケルトンは全滅していた。
ニク「おぉ!オイラもいっぺんに敵を倒せたぞ!今までピコハンアタックしか知らなかったからビックリだ」
レナ「痛い・・・まさか飛んで頭から落ちるとは思わなかったわ。でもスゴイ技ね。私もコレでみんなの足手まといじゃなくなるわね。早く慣れないと!」
スケイス「さぁ先を急ごう」
↓ - ケタースヘルにて
クロノウス(ここはかなり暑いなそれに道がまるで迷路だ。
ニク(落ちたらやばそうだな、クイック使わないほうがほうがいいか?
レナ(ううん、使って姉さんだったら心配だもん・・・・・
エイジス(ですね急ぎましょう。
スケイス(あんま急ぎすぎて落ちるなよ!
どれぐらい進んだだろうか、ここの敵はさほど強いわけでもなく順調に進んでいた
レナ(誰かいるみたい!
ニク(本当だ、おお~いあんたレナの姉さんか?
椿(いきなり何?あんた誰?
レナ(やっぱり姉さん!でもどうして姉さんが・・・・
椿(茜?!それはこっちのセリフよあんたみたいな子がなんでここに・・・・
クロノウス(実は・・・・
クロウノスは今までの経緯を説明しだした・・・
椿(なるほどね・・・あんたが・・・
でもこの先に行くのはオススメしないわね、茜も危険よ今すぐ帰りなさい!
レナ(でも!私たちどうしてもシュレーダーを倒さないといけないの!
椿(言っても無駄なようね、いいわこの先に行けば煉獄の祭壇という
場所があるから、時間内に敵をすべて倒しなさい、そうすれば
シュレーダーに会えるわ。
スケイス(やけに詳しいな。
椿(あなた達より詳しいのは当たり前よなんていったって・・・
それより私は目的のものを手に入れたから帰るからね。
ニク(何だよ、一緒に行かないのか?
椿(私も急いでるの、ごめんなさい。
レナ(姉さんまた会えるよね?
椿(生きて帰ってきなさい、そうすればまた会えるわ、じゃあね。
レナ(消えた・・・・
クロノウス(今のどうやったんだ?
エイジス(急ぎましょう、僕達も長くはいられない。
クロノウス(だな、さっさと終わらせて帰ろう、椿さんに聞きたいこともあるし。
レナ(うん!
一行はシュレーダーのいる煉獄の祭壇へと足を踏み入れていった・・・・
↓ - 連投 煉獄の祭壇にて
クロノウス(ここが祭壇か・・・
エイジス(敵が多いですね50ぐらいか?
ニク(ふん、こんな敵楽勝だ!俺のソーニーで粉々にしてやる!
スケイス(筋肉だけじゃどうにもならないよ、僕がアイスプリズンで
ほとんど倒すから君はシャウトとクイックだけ頑張ってくれ。
ニク(何だと!筋肉なめるなよ!
レナ(馬鹿な事言ってないで皆で協力していきましょう。
クロノウス(レナの言うとうりだ、ここは普通の場所と何だか空気が違う・・・
エイジス(ですね、できるだけ支援しますから頑張ってください!
ニク(おお!いくぜ!
スケイス(あ、あんまり出過ぎるなニク!
クロノウス(俺達もいくぞ!
レナ(うん!こっちはまかせて!クラッシングフォール!!
ドカーーン
ニク(ウホ!レナ強くなったな~
スケイス(余所見するなシャウト遅れてるぞ!
ニク(ハイハイっとフン!
クロノウス(ショックウェイブ!シュバ!!
敵はあっというまにいなくなった・・・・・
ニク(どんなもんだ!
クロノウス(本番はこれからだ!くるぞ!
あたりが異様な殺気に包まれそれはやってきた・・・・・
シュレーダー(ほう、久しぶりの来客だな。
クロノウス(なんだこいつ、モンスターなのに話せるのか!
ニク(でけー!モートゥースの比じゃないこんなの倒せるのか?
スケイス(どうやら見た目だけじゃないな、この感覚マジでやばいな・・・
レナ(姉さんに絶対会うんだから、こんな所で負けていられない!
エイジス(来ます!避けて!
巨大なハサミが振り下ろされ、空を裂き、クロノウスに襲い掛かる。
クロノウス(クッ、なんてパワーだ!体が折れそうだ!
スケイス(ニク!急いでシャウトとソーニーだ!
ニク(言われなくても!フン!
シュレーダー(邪魔だな、死ね。
体がキシムいやな音と共にニクの体が宙を舞う。
クロノウス(ニク!
エイジス(クソ間に合わなかった・・・・
スケイス(やろぉおおおおおおお!ライトニングショック!
ドドーン!!
シュレーダー(クッ人間のクセニ生意気な!
レナ(デッドリーアサルト!
クロノウス(ショックウェイブ!
ズバ!!シュバ!!
シュレーダー(グ!なめるな!
次にシュレーダーが狙った先はチームの生命線エイジスだった
あまりの素早さとパワーの前にエイジスの足が崩れた・・・・
クロノウス(エイジス!
シュレーダーは知略的だった、支援を失ったチームは簡単に崩れていく・・・・
スケイス(まずい!エイジスとニクを連れて一旦引こう!
シュレーダー(フフ、そんな暇など与えるか!
スケイス、レナの悲鳴がコダマする・・・・
シュレーダー(残りはお前一人だな。
クロノウス(皆・・・ウォオオオオオオオ!
シュレーダー(何だ!こいつのこの力、まるで!
クロノウス(マナクラッシュ!
ドガーン!!!
シュレーダーのハサミが吹き飛ぶ!
シュレーダー(グォオオオオオオ!貴様ーーーーーー!
クロノウスはもう1度マナクラッシュを放った、だが
シュレーダーに致命傷を与えるにはいたらなかった・・・
シュレーダー(お前はよくやったよ、今まで会った中でも相当強いな・・・
だが私には届かなかったようだ。せめて楽にしなせてやろう!
クロノウス(ここまでなのか・・・皆ごめん・・・
シュレーダー(終わりだ!うん!?なんだ、まだ仲間がいたのか!
クロウノウス(え?そんなはず・・・誰だあれ?
そこには全身が光輝く男が立っていた、男の手には光り輝く
2本の剣がある。
シュレーダー(まずはお前からだ!
クロノウスに巨大なハサミが襲い掛かる!
ガキーン!!巨大なハサミは謎の男が受け止めた、ハサミを一瞬で振り払う。
謎の男(モータルクラッシュ!!
ドガーン!!
凄まじい爆発と共に、シュレーダーの最後のハサミは吹き飛び
足が崩れ落ちそうになる。
謎の男(今だ!
クロノウス(ウォオオオオ!マナクラッシュ!
ドーン!!
シュレーダー(グワァアアアアアアア!!!私が人間などにーーー!!!
シュレーダーの体は崩れ落ち戦利品がこぼれ落ちる
クロノウス(皆!!
謎の男(安心して、皆意識はないがまだ生きてるよ(この子がそうか・・・・)
クロノウス(有難うございました!何とお礼を言っていいか、そうだ名前は?
謎の男(名乗るほどじゃないさ、皆の意識が戻り次第町に戻るといいだろう。
すると謎の男は去っていった・・・・・・・
クロノウス(不思議な人だった、今度あったらちゃんと御礼いわないとな。
ケタースヘルにて
謎の男(来ていたのか、椿。
椿(その名前は・・・
謎の男(君によく似てかわいかったよ、さすが双子だな、だが今度会ったときは
敵かな?味方かな?
椿(あの子もきっと分かってくれます、有難うございました、ダエモン様。
ダエモン(行こうかそろそろ彼らも来るかも知れない。
椿(はい。
彼らの意識が戻るのに時間はかからなかった・・・・・・
↓ - なかなか面白くなってきましたね。^^
椿とダエモンの関係がミステリー♪
ただLv45は早い気が・・・。 - >>0→>>3→>>4→>>10→>>12→>>14→>>17→>>25→>>27→>>29→>>33→>>34→>>35→>>43→>>48→>>62→>>65→>>66→>>76→>>69→>>85→>>88→>>90→>>91→>>93→>>96→>>97→>>98→>>99→>>102→>>106>>114→>>129→>>133→>>134→>>135→>>136→>>137→
↓ - 良いですねぇ^^どんどん強くなっていきます♪
謎の二人もこれから楽しみですd(゚-^*) - この調子だと@2週間もしたら完結する予感w
でも45レベで敗北寸前ってのはどうかと思ったり^^; - ――紅く燃え滾る陽炎の奥に位置する場所で。
「みんな起きろ!」
クロノウスは必死に叫んだ。
叫びながら皆を回復する能力の無い自分を呪った。
炎の奔流の音が絶え間無く続き、時間が経っていくのがわかる。
「みんな・・・みんな・・・」
ふと、手のひらに暖かい感触を覚えた。
目を向けるとセルキスソードが光を放っていた。
優しく、暖かい光を・・・。
「もしかして・・・ヒール!」
↓ - 暖かい光に包まれエイジスが目を覚ました。
クロノウス(エイジス大丈夫か!
エイジス(ク、僕としたことが・・・
クロノウス(俺も手伝うから皆にヒールを頼む!
エイジス(分かった!ヒール!
クロノスとエイジスのヒールにより全員の怪我がみるみるうちに
回復していく
ニク(!?俺確かシュレーダーに吹き飛ばされて・・・
イテテ!こりゃ肋骨何本かいってるな。
スケイス(すごい衝撃だったな、俺はマジックシールドで何とか軽減できたがレナは?
レナの意識は未だに戻らなかった・・・
エイジス(レナの意識が戻りませんね、1度町へ戻り養生することにしましょう。
クロノウス(レナは俺が担いで帰るよ。
ニク(すまねぇ、俺がもっと動いていれば・・・
スケイス(まずは急いで町に戻ろう、レナの容態も心配だ。
クロノウス(あ、ああ。
エイジス(どうしました?
ニク(それにしてもさすがだなクロノウス!あのシュレーダーを倒すなんて!
クロノウス(いや、実は助太刀に来てくれた人がいてな、詳しくは後で話すよ
今は急いで町に戻ろう。
一向はレナを担ぎクロノス城へと帰還していった・・・・
↓ - カイラ「早く処置を!」
部屋があわただしく動く。
カイラが必死の処置を続ける。
クロノウス達は心配でレナを見つめる。
カイラ「あんた等邪魔だ。あっちの部屋にいな。」
クロノウスは別室にて一息入れる。
カイラたちが応急処置をしている中クロノウスはレナの心配をしつつ
みんなの様子を見ている。
クロノウス「みんな大丈夫か。」
ニク「何本かはいっているが、まだ動けるぜ」
スケイス「大丈夫です。体力をかなり消費していますが・・・」
エイジス「僕としたことが・・・・・・・・どんな時でも冷静にするのが仕事なのに。」
クロノウス「君のせいではないさ。」
ドアが開く。
出てきたのはカイラである。
クロノウス達「レナは?」
カイラ「治療はした・・・・・・・・・」
クロノウス「どうしたんです。何かあったのですか。」
カイラ「このままでは、目覚めることが出来ないかもしれない。」
クロノウス達「!」
重い空気が部屋を包む。
↓ - ざおりくーーーーーーーー!!!
- ちょっと違うw
- 謎の男「去れ・・・」
椿「お願いします」
椿が口を開いた瞬間、稲光が走り椿の足元を直撃した。
謎の男「去れ・・・」
椿は黙ってその場に立ちすくしていた。
謎の男「言葉がわからぬわけではあるまい。去れ・・・」
しかし椿は微動だにせずその場を動かなかった。
謎の男「・・・」
謎の男からは先ほどからは感じ取れなかった殺気が発せられる。
椿「どうしてもその薬が必要なのです。どうかお願いします」
謎の男「われらの種族は他の種族と接触は持たん。去れ・・・もう何度と言わぬぞ」
謎の男はいまにも椿に攻撃を仕掛けるといった殺気で睨む。
椿「く・・・わかりました。」
椿は全身の力が抜けたといったかんじでその場を後にした。
謎の男「・・・」
奥にいた若い青年「なぜそんなに忌み嫌うのだ?薬の一つや二つ・・・」
謎の男「昔から我等は・・・」
奥にいた若い青年「はいはい。何度も聞いたよ。」
青年は聞き飽きたかのように言い放つとその場から消えていった。
その頃一同は・・・
クロノウス「どうすればいいんだよ?」
カイラ「ある特殊な薬が必要ね。」
ニク「どこにいけばあるんだ?」
カイラ「困ったわね・・・そう簡単には手に入らないのよ。」
クロノウス「簡単に手に入らなくても手に入れることは出来るんだな?」
カイラ「う~ん。今では不可能に近いわ!」
エイジス「ひょっとしてターラに昔から住むという魔族の・・・」
カイラ「ご名答!いまや会うこともままならないわ!しかもターラに行くにはシティステラからある神殿を登っていかなきゃならないの」
スケイス「いくか!」
カイラ「ちょ!馬鹿じゃないの?神殿にはいままでとは桁違いのモンスターがいるのよ!仮に行けたとしても会えるかどうか・・・」
スケイス「でもこのまま仲間をみすてるわけにはいかないな!」
カイラ「わかったわ!でもあなた達4人じゃちょっと心細いわね!出発は明日にしなさい!カウエリスとイクシリスに頼んでおくわ」
クロノウス「でも・・・」
カイラ「大丈夫よ!レナはちょっとやそっとで死んでしまう子ではないわ!あなた達と同じ眼をしているもの!」
あせる気持ちもあったがシュレイダーと一戦で疲労困憊しているのは隠せなかった。クロノウス達は明日に備え休養をとることにした。
↓
少しおかしくなったかな・・・酔っ払って書くと何かいてるかわからんなってきた
これ飛ばしてもいいんで後宜しく - おもしろい^^
続編に期待
45で神殿に突っ込めないのは、、どうかと - このレベルでギルドに入らんのはどうかと。
どうするかなあ。流れを見て文章を考える。^^ - 番外編の続き
静かな部屋
古びた家具が歴史を感じさせる。
老人はその片隅に目をやる。古びた部屋の中で、とりわけ異彩を放っているものがある。家宝の一つである武器を手に取る。
「古き友よ。終わりが来るのだろうか。」
老人はゆっくりと椅子に腰を下ろし、その武器を眺めていた。
その武器は重厚なる輝きを放ち、ずっしりと重たい。
『マエルよ。手を借りたいことがある。』
どこから声が聞こえるのか・・・いや・・声ではない何かが頭の中に響く。
「どうした!」
『レナが死にかけている。』
「なに!古き友よどうすればいい?」
『ターラへ』
「あの人に手を借りろと?」
『・・・・・・・』
老人は重たい腰を上げて部屋を静かに出た。
-------------------------------------
○○○はどんな名前にしようかな。みなさんよろしく^^;老人が適当なのかも・・・・・・
○○○はマエルにします。 - レナちゃ~ん!!頑張って皆><
- またまた登場です。寝ようと思ったのですが、頭の中でぐるぐる;;
続きを書いておきます。
薄暗い部屋の中・・・・・。いや窓が無く火の明かりだけが、部屋を照らしている。
像に頭を下げている姿がある。
謎の男「時を統べる神よ。わが一族に繁栄を・・・・」
熱心に祈っていたときどこからとなく声が聞こえている。
『カノンの血をひきし者よ。手を貸してくれぬか。』
謎の男はしきりにあたりを見渡す。声は聞こえるが、姿は見えない。
「誰だ!」
『これから来る人に薬を渡してくれ』
「この声は懐かしき友の声・・・・・・・出来ぬ。」
『あのことを根に持っているのか。』
「当然だろう。わが一族は追放されターラの片隅にいる。あのせいで。」
『まだ、事実が見えぬか。そなたの責任でもなかろうに・・・・』
長い沈黙があたりを包む。
不意にドアが開く。
青年「お客様がお見えですが、いかがなさいましょうか。」
謎の男「ならん。わが一族はほかの種族と接触を持たぬ。」
後ろから青年の肩に手をやり、老人が出てくる。
マエル「つれない事を言うな。懐かしき友が訪ねてきたのに。」
謎の男「うっ、おぬしは」
マエルはビロードのふわふわした心地よさそうないすに座り、穏やかな目で謎の男を見つめる。
マエル「ふふふ。長旅が体にこたえるのでな。この椅子は座り心地いいのう」
謎の男「何の用で来た?」
マエル「これからたずねてくるであろう人に秘薬を渡してくれないかな。」
謎の男「なに!尋ねてきて最初の言葉がそれか!」
頭に血が上るのを押さえ、
謎の男「あのことを忘れたか。我輩はここに追放されたのだぞ。」
マエル「あれは悲しき出来事だったのう。そなたの責任でも、あの人の責任でも無い。」
深いため息をつくと
マエル「あれは悪意が襲ってきたもの。私にも止められなんだ。すまんのう。」
謎の男「どう言おうと許せぬ。我輩は終生忘れぬ。」
マエル「ふー。これだけは忘れないでくれ。これからたずねてくる彼の者は『時の狭間』に行けるかもしれない希望なのだ。」
謎の男「なに!?『時の狭間』だと。」
マエル「あれを止められる最後の希望。」
謎の男「この世界にいるものは誰も行けぬはず。」
マエル「考えてくれぬかな?最後の希望じゃ。」
謎の男「・・・・・・・・・・・・・・・・」
マエル「昔話に花を咲かせてやりたいが、やることがあるのでな。」
重い腰を上げて部屋を去る。
青年「あのう。『時の狭間』ってなんでしょうか。」
謎の男「小僧が知るにはまだ早すぎる。精進しろ。ご苦労」
青年は頭を下げ、部屋を去る。
謎の男「フン。何が最後の希望だ。」
---------------------------------------------------------------------------
○○○は2種類あります。
一つはクロノス最高の天才学者であったカノンの血をひきし者名前はうーむ。すまん。カノン14世としておくかな。
前の話では我が種族と書いてありますが、種族となるとクロノス上の設定では、ヲリ種族、バルキリー種族、ヒューマン種族しかない。。それ以外はすべてモンスター・・・。バルキリーは女性種族のようだし、いまいちそぐわない。ヲリ種族は体力は優れているが、頭脳となるとうーむ;;カイヌゥスを本拠としているから近いが、なんかイメージがな;;
カノン図書館をマエスに奪われたということを考えてもカノンが適当かと。
もう一人の老人はマエルとしましょう。クロノウスをこの世界に引き込んだ張本人であるから責任はあるかと。 - ね~、やっぱりクロノウス達をLv35ぐらいに下げない?
神殿やら祭壇やらどうしてもLv合わないしまだ早すぎるきがするのよ。 - >>153そしたらまたややこしいことに・・・・そうか
分かったローリンの呪文書を使ってたことにしようw
それかアクセが1つも無かったという線でwww
それならいいんじゃない?
武器だってレベル不相応に弱いし45歳でBOS1~3っしょ? - 連投スマソ
なぞの老人とか○○○って番外編の続きならマエルじゃないのか?>>105でそうなってるし - スレ主>>153154
いえ、みなさんが作ってるので・・・このまま続行です。
みなさん白紙の状態で作ってるので、多少話しがずれていたり、急成長は仕方ないかと・・・
いい案とかありましたら、うまく文章を綴って『LV』『アクセ』の調整お願いします^^
毎日続きが楽しみです。 - >>144↓
シュレーダーとの戦いの疲れを癒すために4人は体を休めることにした。
しかし、クロノウスはレナの容体が気になり、寝付けない。
クロノウス「僕、ちょっとラスキンさんの所に行ってきます。何かわかるかもしれない」
・・・・・
ラスキン「そうか、やはりシュレーダー退治はお前たちだけでは難しかったか・・・」
「はい。。。ちょっと自分たちの力を過信していたのかもしれません」
「ははは、真の勇者は自分の弱さを認めることができる者だ。ところでそのポケットの膨らみは何だ?中に何か入っているのか?」
「あぁ、これですか。謎の男が現れてシュレーダーを倒してくれた時、そのシュレーダーが落としたものです」
そう言うとクロノウスはポケットの中からネックレスとペンダントを取り出した。
ラスキン「お前はなぜソレを身につけずにポケットの中に入れているのだ?」
「え?だって男の子がアクセサリーなんて恥ずかしいですよ」
「バ、バッカモン!それにはいにしえの勇者の力が宿っているのだぞ!それを恥ずかしいとは何事だ!」
「ヒッ。す、すみません・・・」
「まさかお前の仲間は皆、そのアクセサリーを身につけていないのではないのか?」
「は、はい。拾ったアクセサリーは全部レナにあげてしまいました・・・」
「まったくお前たちは・・・ちょっとソレを身につけてみろ」
クロノウスは言われるままに、“+3アヴァロンネックレス”と“+3アヴァロンペンダント”と刻まれたものを身につけた。
するとどうしたことだろう、みるみるうちに力が漲ってきたではないか。
「こ、これは!?」
「古代の勇者、アヴァロンが付けていたというアクセサリーだ。どうだ?これでも恥ずかしいか?」
「いえ!素晴らしいです」
「他にもレナという娘が似たようなアクセサリーを持っているのだな?よし、では良く聞け。お前とレナ、そしてニクはアヴァロンと刻まれたものを身につけてみろ。そしてスケイスとエイジスにはノモスと刻まれたものを身につけろと伝えなさい。きっとお前たちに力を与えるだろう。因みにネックレス、ペンダントほかに指輪もあるからな」
「わかりました。ありがとう、ラスキンさん」
・・・・・
クロノウスは未だに眼を醒まさないレナのバッグの中を探した。
スケイス「おい、何やってんだ!お前は変態か?」
どうやら、ニクとエイジスもレナの容体が気になり寝れなかったようだ。
「違うよ、ラスキンさんから言われたんだ。拾ったアクセサリーを装備してみろって・・・」
ニク「はっはっは。気が狂ったか?男子たるもの、女子のものなど身につけられるか!」
「まぁそう言わずにさ・・・あった!これだ。みんな装着してみてよ」
エイジス「ここはクロノウスの言うとおりにしてみよう」
それぞれが、ラスキンに言われたとおりのものを装備してみた。
「こ、これは!」「うぉ?」「えぇぇ?!」
「ね、みんなスゴイだろ?」
「コレを付けてたらシュレーダーなんて楽勝だったかもな!」
「・・・驕りはいけないよ。このアクセサリーは古代の勇者が僕たちにくれたパワーなんだ。感謝すると同時に、大事に扱わないといけないと思うんだ」
「そうだな。クロノウスの言う通りだ」
そして3人は部屋に戻って体を休めることにした。
朝、目が覚めた時にはすでにカウエリスとイクシリスはカイラの家にいた。
イクシリス: 話は聞いた。すぐに向かいたいだろうが、カウエリス様お話を聞け。
カウエリス: 挨拶抜きで、早速本題に入る。例の秘薬だが、ウーノスにもあるという噂だ。しかし、ウーノスは我々全員が向かっても太刀打ちできないほどモンスターが凶暴だ。そこで、船で働いているバイナさんに頼んで持ってきてもらうのはどうだろう?
それを聞いた一同は今にも飛び出して行きそうだ。
カイラは、バイナの居場所を教えた。
カイラ: ひとつだけ言っておく。バイナと私は犬猿の仲でね・・・私の名前は出さないほうがいい。チャラチャラしたお調子者だ。すんなり人の頼みごとを聞く奴ではない。人の頼みごとより、自分の頼みを優先するタイプだから、うまく交渉しな!
一同は、すぐシティス・テラに向かった・・・
雑魚の相手すらせず、シティス・テラに向かう5人。
シティス・テラが遠くに見えた。しかし、カウエリスとイクシリスはまだ町に行くことは無理のようだ。
カウエリス:私たちはまだシティス・テラに行くことができません。神殿の入り口で待ってます。なるべく急いで来てください。
クロノウス達はシティス・テラにつき、バイナを探すのに苦労はいらなかった。
早速、バイナに『ウーノスの薬』を仕入れてもらうように頼んだ。
バイナ: ええ~~なんで私がぁ?あなた達の仲間がどうなろうと私関係ないしぃ。面倒なのイヤなんだよねぇ~
やはりカイラの言うとおりチャラチャラした奴だ。ニクは今にも暴言吐きそうだ・・・
クロノウス: じゃぁ、取引しましょう。あなたが必要なものを私たちが用意しましょう。それでどうですか?
バイナ: じゃぁ~、サラマンダー ウンディーネ シルフ ノーム の4つの飾り物がほしぃ~
ニク: ふざけるなっ!なんでおまえは4つもなんだよっ!
バイナ: 失礼な人ね。それが人にお願いする態度なの?フンッ!じゃぁ、私はいいよ。自分たちで取りにいけばぁ~
ニク: くっ・・・
クロノウス: わかりました。その4つを揃えます。約束は必ず守ってください。
バイナ: うん。私のほうは楽勝~~www 3日後にはここに持ってきてね~
その4つの品物?は、どうやらモンタヌゥス神殿のモンスターが稀に持っている宝物らしい。 幸いだったのは、ターラ方面ということだ!
持てるだけのポーションを持ち、神殿へ向かう・・・・
神殿入り口で、カウエリスとイクシリスにと合流し、バイナとの『取引』の件を2人に伝え、神殿に足を踏み入れることになる。
イクシリス: 3F以降はかなり手ごわい! 気合いれて行こう。
神殿に足を踏み入れる一同・・・・・
1Fで半日狩りをしただろうか・・・ようやくサラマンダーを手にする事ができた。
クロノウス: くそっ! これでは約束の3日では揃えられないかもしれない・・・
一同: ・・・・・
少しの沈黙の後、カウエリスが話し出す・・・
カウエリス: 過酷ですがみんなの力を信じます。最終手段です。各自分散しましょう。スケイスは2F。 ニクは3F。 4Fはイクシリス。 クロノウスとエイジスと私は最悪を考え、ターラに向かいましょう。かなり過酷な戦いとなります。覚悟が必要とも言えますが・・・それでいいですね。
一同: もちろんっ
カウエリスはそう答えが返ってくる事などわかっていた。カウエリスの顔は険しく、この判断に自身が無いのがあからさまに見てわかる。
イクシリス: みんなの力を信じるのではないのですか?大丈夫ですよ。
カウエリスはその言葉に助けられた。
イクシリス: よしっ 行くぞっ!
↓ - またまた遅かったので、コレは却下で>>157さんの続きで次の方よろしく
___________________________________________________
β組としては、ディバアクセは憧れの的、黒防具でカイヌが当たり前の時代。
ターラは赤装備で来れたらすごいと思われていた時代。。。>>152次の日の朝
クロノウス「僕、ちょっとラスキンさんの所に行ってきます。何かわかるかもしれない」
・・・・・
ラスキン「そうか、やはりシュレーダー退治はお前たちだけでは難しかったか・・・」
「はい。。。ちょっと自分たちの力を過信していたのかもしれません」
「ははは、真の勇者は自分の弱さを認めることができる者だ。ところでそのポケットの膨らみは何だ?中に何か入っているのか?」
「あぁ、これですか。謎の男が現れてシュレーダーを倒してくれた時、そのシュレーダーが落としたものです」
そう言うとクロノウスはポケットの中からネックレスとペンダントを取り出した。
ラスキン「お前はなぜソレを身につけずにポケットの中に入れているのだ?」
「え?だって男の子がアクセサリーなんて恥ずかしいですよ」
「バ、バッカモン!それにはいにしえの勇者の力が宿っているのだぞ!それを恥ずかしいとは何事だ!」
「ヒッ。す、すみません・・・」
「まさかお前の仲間は皆、そのアクセサリーを身につけていないのではないのか?」
「は、はい。拾ったアクセサリーは全部レナにあげてしまいました・・・」
「まったくお前たちは・・・ちょっとソレを身につけてみろ」
クロノウスは言われるままに、“+3アヴァロンネックレス”と“+3アヴァロンペンダント”と刻まれたものを身につけた。
するとどうしたことだろう、みるみるうちに力が漲ってきたではないか。
「こ、これは!?」
「古代の勇者、アヴァロンが付けていたというアクセサリーだ。どうだ?これでも恥ずかしいか?」
「いえ!素晴らしいです」
「他にもレナという娘が似たようなアクセサリーを持っているのだな?よし、では良く聞け。お前とレナ、そしてニクはアヴァロンと刻まれたものを身につけてみろ。そしてスケイスとエイジスにはノモスと刻まれたものを身につけろと伝えなさい。きっとお前たちに力を与えるだろう。因みにネックレス、ペンダントほかに指輪もあるからな」
「わかりました。ありがとう、ラスキンさん」
・・・・・
クロノウスは未だに眼を醒まさないレナのバッグの中を探した。
スケイス「おい、何やってんだ!お前は変態か?」
「違うよ、ラスキンさんから言われたんだ。拾ったアクセサリーを装備してみろって・・・」
ニク「はっはっは。気が狂ったか?男子たるもの、女子のものなど身につけられるか!」
「まぁそう言わずにさ・・・あった!これだ。みんな装着してみてよ」
エイジス「ここはクロノウスの言うとおりにしてみよう」
それぞれが、ラスキンに言われたとおりのものを装備してみた。
「こ、これは!」「うぉ?」「えぇぇ?!」
「ね、みんなスゴイだろ?」
「コレを付けてたらシュレーダーなんて楽勝だったかもな!」
「・・・驕りはいけないよ。このアクセサリーは古代の勇者が僕たちにくれたパワーなんだ。感謝すると同時に、大事に扱わないといけないと思うんだ」
「そうだな。クロノウスの言う通りだ」
「うむ、やはり君たちは勇者の素質があるようですね」
皆がその声の方を振り向くと、優しい笑顔の男が立っていた。
「カウエリスさん!」
↓ - >>158157です。>>158さんの内容をパクって修正しました。
- >>159もちろんです。
皆で作るのですから、引用できる部分があればどうぞ使ってください。 - 4種の精霊の飾り物を探す一向。
しかし、クロノウスはバイナのお尻の魅力に虜にされていた。 - 君ら素質がないね
何故、運営を悪者にしよと思わない? - ねぇねぇ?話聞いてるとなんかウーノスに行く事になってない?
まだターラ、カイヌにも行ってないのに・・・
神殿には行ってるっぽいけどターラは?カイヌは?
いきなりウーノス?
あときになったんだけども、LVとかは別にいいんじゃない?
いくら仮想の物語でも「お前のLvは?」とかの台詞って・・・
Lvって目に見えないものだからキャラも困るんじゃないかなぁ~
ステータスにしても目に見えるものじゃないんだし・・・
スキルも「今ホリアマが装備込みで30です。」ってことになったら
どうやって30?って解かるの?みたいな。
なんとなくだけど例えば
1、クロノウスは最近新しい技を悟った。剣先からは今までとは桁違いの波動がでている。それは遥か遠くのモンスにまで届くほどだ。
2、エイジスによる支援の能力は今までの経験からだろうか、皆にかけるヒールが一段と眩い光をよび、みるみる皆の傷を回復できるようにまでなった。
そりゃぁ~ゲームの中ではLVとかステとか装備品、精錬とか関係あるけど、小説だし・・・どうなんだろう・・・
一人の小説を楽しみにしてる者より・・・ - >>1572F、スケイスは必死に戦っていた。
「くそぉ、ラミュレスは何とかなるが、あのボーンアックスってのは厄介だな」
そう、離れた所から攻撃してくる敵に苦戦していたのだ。
「ここはひとまず温泉にでも入って作戦を練ろう。ふぃ~、いい気持ちだ。よしじゃあテレポートでボーンアックスの近くに飛び込み、アイスプリズンでラミュレスを引き寄せて一気に倒そう!」
大きな温泉を出て南に進んだ部屋でスケイスは作戦を決行した。
そしてやはり半日ほど狩りをしただろうか、ついにラミュレスがウンディーネの秘宝を落とした。
「ついにやったよ、みんな!」
そう言うとスケイスは傷ついた体を再び温泉で癒すのであった。
3F、ニクはボロボロに傷ついていた。
「なんだってココの敵は向かって来ないで離れたところから攻撃するんだ、汚ねぇな」
ヘルロッドマンの手玉投げ攻撃によってニクの赤い鎧は凹みが目立つ。
やはり半日ほど過ぎたとき、ついにニクの怒りの閃光が火を吹き、シルフの秘宝を手にした。
しかし・・・傷つきヒールポーションも使い果たしたニクはテラスで倒れこんでしまった。
「みんな、あとは頼んだぞ」
4F、イクシリスは執拗に追い回されていた。
「まったくいつ来てもお前はしつこいな、ストーカー、いやクローカーめ!」
姿を見せずに近づき、キンキンと五月蠅い攻撃をしかけるクローカーにイクシリスは参っていた。
「まぁ俺はこの神殿の出口近くで狩るとしよう。バケ猫(ネフィティ)がノームの遺物を貯め込んでいると聞いたことがあるしな。」
イクシリスの剣術は、当然クロノウスの比ではない。次々と敵は倒れていく。がしかし、肝心のものはなかなか手に入れられずにいた。
「む、ここは確か・・・」イクシリスの前には重厚な扉があった。
「血の祭壇だ。ちょっと覗いてみるか」
と気を許した瞬間、背後から襲い掛かる3匹のネフィティの爪がイクシリスの頭部を殴打した。
「くっ。。。おのれ・・・SLW!」 ヒャァ・・・悲鳴をあげて倒れるネフィティ達
果たしてそのネフィティは遂にノームの遺物を落とした。
しかし不意を付かれたイクシリスはそれを掴んだまま、血の祭壇の中へと倒れこんだ。
クロノウス「カウエリスさんはスケイスと同じマジシャンなんですよね?」
「あぁそうだよ」
「じゃあスケイスもまだ知らない魔法も沢山知っているんですよね」
「まぁな・・・イクシリスだってまだ君が知らない技を持っているのと同じだよ」
エイジス「はっ!敵だ」
ライオンとも犬ともつかない格好をした敵が一丸となって襲ってきた。
さらにモートゥースと同じくらい大きいベルクもトリゴヌットも一緒だ。
「アストラルストーム!」
そうカウエリスが叫ぶと一面が光に覆われた。
「ま、まぶしい」「うわぁ」
クロノウスとエイジスが目を開けると、敵はもうすでに消えていた。
と同時にそこには「フォンス川の秘宝」と銘打ってある壺が転がっていた。
「すごいや、カウエリスさん」
「それよりエイジス、その壺は拾っておきなさい。後できっと役に立つからな。」
「はい」
「何か胸騒ぎがする・・・ターラの町へ急ごう」
温泉に浸かりすぎて湯当りしたスケイス、傷つきながらもテラスで大きな鼾を立てて寝ているニク、気を失って血の祭壇で倒れたイクシリス・・・
そして未だに目を醒まさないレナ・・・
彼らの運命を握るのはクロノウス!君だ!
↓ - ○○○=マエルということで・・・
謎の男「まただれかがこの地に訪れたようじゃ」
若い青年「ん?このまえのヴァルキリーかな?」
謎の男「いや違う。まぁそのうち帰るじゃろう・・・」
謎の男は悩んでいた。
(最後の希望・・・果たしてこの世界は救われるのじゃろうか・・・今一度運命に賭けてみるか・・・しかし・・・いやそれはならぬ・・・)
若い青年「どうしたのだ?もしここにやってきたらまた追い返すのか?それともマエル様がおっしゃっていた通り・・・」
謎の男「お主はこの地以外を見てみたいと思ったことはあるか?」
若い青年「・・・」
謎の男「答えなくてもよい。お主が暇さえあれば外を眺めていたことは気づいておった。今度この地を訪れるものに薬を渡せとマエルは言っていたな・・・」
若い青年「はい。」
謎の男「どうやらもうすぐそこに来ておるようじゃ・・・」
謎の男はそういいながらもいつものように訪問者を追い返さんばかりの殺気をおびて立ち上がった。
イクシリス「すまん!少し休ませてはくれぬか?」
謎の男が言うようにそこには、イクシリス、クロノウス、スケイスが訪れていた。
謎の男「去れ・・・」
イクシリス「お主は・・・」
謎の男「幾度とは言わん。去れ・・・」
イクシリスは小声でクロノウス達に伝える。
《この老人は私達が探している薬をもっているやもしれん。だが非常に外部との接触を拒んでいるのだ。揉め事にならぬうちに引き返そう》
それを聞いたクロノウスはイクシリスが言った言葉を聞き終える前に口が開いていた。
クロノウス「レナを助けることができるのか?薬をもっているのか?」
スケイス「どうなんだ?助けてはいただけないか?」
謎の男「・・・」(この者達なのか・・・)
謎の男は黙ったままだが殺気だけは消えないままだった。
イクシリス《おい!これ以上刺激すると消されてしまうぞ!引き返すのだ!》
クロノウス《レナを救う為なら構わない》
クロノウスは真剣だった。
クロノウス「お願いします。薬を・・・いやレナを助けてください。」
謎の男「われらには関係のないことだ・・・去れ」
スケイス「レナを助けてもらうまではここから離れない!」
謎の男はスッと右手は掲げたかと思うとクロノウス達の側に雷が落ちた。
謎の男「次はない。去れ・・・」
クロノウス「く・・・どんなことになってもここを動かない!」
謎の男「ならばしょうがあるまい」
謎の男は今までとは桁違いのオーラで辺りを包み込む。と同時にクロノウス達にむけて炎を浴びせてきた。一瞬の出来事だった。
イクシリス「く・・・一旦引くぞ!!おい!クロノウス、スケイス聞こえないのか?」
だがクロノウスとスケイスは構わないといった感じで炎を受け止めていた。
若い青年「もういいのではないか?マエル様が言われた者達とはこの者ではないのか?」
謎の男「・・・いいだろう・・・薬は分けてやる。しかし二度とこの地に足を踏み入れるでない。」
なんか話が繋がらないな・・・いつもの事だけど酔っ払いながら書くと駄目だな。
ここは飛ばして下さい。書きながら訳がわからなくなってきてしまった>< - >>163自分も同感です。
一応『小説』なので、LVとかSTRとかは必要ないですね。
ただ、ショックウェーブやヒールはOKなんじゃないかな^^
あと、ウーノスに行く話は、クロノウス達じゃないと思うぞ。
ウーノスに行くのはバイナじゃない?
船で行き来してるのはバイナっていう想定じゃないの? - 流れが2つに分かれている様で一つにまとまっている・・・・
どうなのかなあ。
いったん整理をお願いします。
それによって展開も変わるでしょう。 - >>164クロノウスたちはターラの町に到着した。
ラシッド「む、お前達は。あまり見ない顔だな。」
白い鎧に身を包んだ男が話しかけてきた。
エイジスは思い出していた・・・「(そう言えばビーラ様はマギって人を訪ねろと仰っていたな・・・) あの、すみませんがマギさんて方はご存知ですか?」
ラシッド「あぁ知っているよ。クロノス倉庫連盟の副会長がマギさ。すぐそこで倉庫屋をやっている。」
「ありがとう」
・・・・・
「あの・・・」クロノウスはマギに話しかけた。
マギ「お主は・・・何て澄んだ瞳をしているんだ?!?」
「ビーラ様のことはご存知でしょうか?」エイジスが続けた。
「ほほぉ、ということはお前達があの伝説の・・・まぁ良い。ところでお主達は6人ではないのか?」
カウエリス「はい、実は訳あって今は別々になっているんです。一人の娘が毒に侵されていて解毒剤を手に入れるために・・・とにかく時間が無いんです。」
「ふむ、お主は指南役だな。そうか、実はワシからお主たちに話をしなければならないことがあるのだが、まずはその娘を助けることが優先だな。」
エイジス「大切な仲間なんです。4つのお宝を集めないと、レナが死んでしまうんです!サラマンダー、ウンディーネ、シルフ、ノーム・・・」
「まぁそう焦るな、このターラの地にはその宝は無い。それよりお前の持っている壺、それを私に預けなさい。持ち歩くのにはしんどいだろう?大丈夫、ワシは信用第一の倉庫屋だ。」
カウエリス「そうだな、彼なら預けても安心だ」
クロノウス「そう言えば色々なものを拾っていて、バッグがパンパンだ。テラの砂漠で拾った3色の粉袋とか・・・」
マギ「おぉ良いものを手に入れたな。ワシの話とはカイラに関することなのだが、さっきの壺とかこの粉とかがあると良いものができるぞ!」
「ところでマギさん、それでレナは助かるのでしょうか?」
するとマギは奥に置いてある水晶玉を覗き込んで微笑んだ。
「大丈夫だ、ワシがモンタヌゥス神殿の各階に仕掛けた監視カメラにお主たちの仲間が写っていたぞ。いずれも手に先ほど言っていた宝を握り締めていた。まぁ倒れてはおるが、生きているから安心せぃ」
「おぉ!そうですか!そうと分かったらテラの街へ戻ろう!」
「ありがとうマギさん、さっきの話の続きは後で必ず聞きに戻るよ」
神殿へと向かう道でクロノウスは疑問を感じていた・・・
(さっきマギさんは“6人ではないのか?”って言っていた・・・カウエリスさんとイクシリスさんを除くと、僕らは5人だ・・・まさかもう一人仲間がいるのか?もしかしてそれはレナの姉さんなのか?・・・)
カウエリス「どうしたクロノウス?浮かぬ顔をして・・・」
「いえ、何でもありません。急ぎましょう。」
約束の時間まであと24時間。急げ!
↓ - 今思えば、初めてのの頃を思い出す。
「無料オンラインクロノス大陸」気持ちは興味はないが暇だからやってみよう。
それからもう1年・・・いろんな仲間・いろんな性格
そんなクロノスに俺は・・・
RMT業者を見ていた。
え!?里冠つけてるよ~すげー
RMTで35万円だって~(;゚∀゚)=3ハァハァ
買ってるよ~リアルに価値ないのに~( T ▽ T )ノ_彡☆バンバン!腹が~
そしてクロノスの運営が「マツブシ」に派遣知ってることを知った。
そこで私は引退した・・・・・
終り
ロックよろ - >>168連投
再び神殿に足を踏み入れたクロノウス、エイジス、カウエリス。
「さてこの階にはイクシリスがいるはずだ」カウエリスが口を開いた。
「あいつはクローカーに付き纏われるのが嫌いだったから近くにいるだろう。ここを左に曲がろうか」
左、さらに左と進むと、重厚な扉の向こう側から何やら声が・・・
「イテテテ・・・」
「あの声は!イクシリスさんだ。よし開けるぞ、エイジス!」
しかし扉はビクともしない。
カウエリス「君達にはまだ無理さ」
そう言ってカウエリスはそっと扉に手をかけた。。。ギギィ~~~
「イクシリスさん!」
「おぉ遅かったですね、カウエリス様。面目無い、化け猫に不意を付かれてこのザマです・・・あ、それよりコレを。」
イクシリスは握り締めていた馬型の土器をクロノウスに渡した。
「これは?」「あぁそれがノームの遺物さ」
「ありがとうございます、イクシリスさん!」
さぁ行くか、と腰を上げて2~3歩進んだイクシリスの横にフッと影が近づきキンキンと音を立てた。
「くっまったく・・・SLW!」クローカーが3匹、倒れた・・・
「相変わらずクローカーにストーカーされてるな、イクシリス」とカウエリスが笑った。
ただクロノウスだけは、イクシリスが放った閃光に目を丸めた。(何てスゴイ技だ・・・僕もいつかは!)
エイジス「さぁ急ぎましょう。3Fではニクが倒れているはずです」
・・・・・
3Fに降りた4人はニクを探した。
クロノウス「あいつはきっとスグに見つかるはずなんだけど・・・」
「うむ、ヤツのイビキは尋常じゃ無いからな」
しかしクロノウスたちが降りた階段は、ニクのいる場所からはかなり遠かった。
ニクを探すのは予想以上に時間がかかった。「やばい、あと11時間だ」
・・・すると奥のテラスから地鳴りのようなイビキが聞こえてきた・・・
「おい、ニク!起きろ!・・・だめだ。エイジス、ヒールを」
暖かい光がニクを包む。
「おぉみんな、無事だったのか。ほら、オイラも役目を果たしたぜ」
ニクは握り締めていた鳥型の土器=シルフの秘宝をクロノウスに手渡した。
「ありがとう、ニク。さぁ行こう」
ニク「ま、待ってくれ。オイラは・・・立てない」
イクシリス「何?どこか怪我しているのか」
「いや・・・腹が減って動けない・・・(グゥ~ッ)」
(コイツは筋肉以外は胃袋か)皆がそう思った。
「コレを食べなさい」カウエリスはニクにベルクジャーキーを手渡した。
・・・・・
「暑い、あつい、アツイ」スケイスは温泉に浸かりすぎてすっかりバテテ倒れていた。
「おぉ~い!」遠くから聞きなれた声がスケイスの耳に飛び込んできた。
「何だスケイス?お前の顔は兜と同じくらい赤いぞ!」
「この温泉、傷が癒えるんだ。だからついつい浸かりすぎて・・・それよりコレを」
スケイスが差し出したのは人型をした土器=ウンディーネの秘宝だった。
「よし、これでバイナの言った4つの宝を手に入れたぞ。あと8時間か、ここまで来れば余裕だね。ちょっと僕らも温泉に入っていこうよ」
スケイス「気持ちいいからって入りながら寝るなよ!」
一同「「お前に言われたくない!」」
このときまだ一行は気付いていなかった。
隣の部屋から弓が覗いていることを・・・
その弓はカウエリスに狙いを定めていることを・・・
そして、その弓を引いているのがダエモンの命を受けた椿だということを・・・
↓
*******************************
ダエモンについては>>62を参照方 - スレ主。
ここまでの主な登場人物
クロノウス(ゆうや)=パラディン(攻撃形?)
元々、普通の世界では黒乃州高校出身。甲子園は目指してた高校球児。野球の練習が終わり、帰宅途中、事故?かなにかのきっかけで、クロノスの世界にとばされてしまった。最初に会ったマエルに、勇者の器があると言われ、次に会ったコーエリスにも言われる。複雑な心境のなか『勇者』の力を少しづつ覚醒させている。
レナ(茜)=ヴァルキリー
クロノウスの高校同級生。陸上部短距離をしていた、足の速い女の子。バイトでゴルフのキャディをしていた途中、何かのきっかけで(ゴルフボールが当たったのかも)この世界にとばされた。双子であり、姉は椿。
椿=ヴァルキリー
レナの双子の姉。ダエモン軍い従属。詳細はまだ不明。
ニク(吉川)=ウォリアー
同じく高校同級生。筋肉質であり、普段はのっそりしてはいるが、気合を入れたときには足が速くなるラグビー部キャプテン。練習中に強烈なタックルを受けた記憶がある。そのタックルを受けて記憶がなくなったようだ。そのときに?この世界に飛ばされた。
スケイス(秀一)=マジシャン
クロノウスの中学の同級生。この世界に飛ばされた経緯はわからない。
コーエリス=パラディン(支援型)
この世界の元ユニオンマスター。白防具を身に纏い、頭には金の冠をつけている。いかにも強そうな人物。『マスター』になれなかった為、自分はこの世界の勇者にはなれないことを悟り、そのユニオンマスターの座を弟子であるカウエリスに託し、勇者を探す旅にでているという、謎の人物。
カウエリス=マジシャン
コーエリスの弟子でユニオンマスターを託されたが、ダエモンによってその座を奪われてしまい、追われる身となる。温厚で、心優しい青年。コーエリスを探す旅の途中、クロノウス達を助ける。
イクシリス=パラディン(攻撃型)
カウエリスに付き従う熱血青年。師匠はカイラ。
エイジス=パラディン(支援型)
カヴスで女王蜂の世話をしていたが、実はマギという人物が女王蜂にエイジスを守るよう約束をしており、クロノスと出会うまで女王蜂に守られていた。
ダエモン=パラディン(攻撃型)
白く光る剣を両手に持つ剣士。ダエモン軍のマスターであり、現在のユニオンマスター。知略家でもあり文武両道ではあるが、野望の為にはいかなる悪行も恐れない。まだまだ謎の人物。 - 153 です。
いらぬことを言い申し訳ない。(>_<)
このまま続行で♪
私は文才が無いのでなかなか参加できないが多少無い脳みそを使い参加したいと思います。
椿はの弓は確実にカウエリスの心臓を狙っている。
カウエリスがニッコリ微笑んで周りからみんなが離れた瞬間!
矢が右手の指から離れた!
↓
*****************
短いが次お願い^^ - 「危ない!カウエリスさん!」
クロノウスが叫ぶ中、カウエリスは動かずに笑顔を浮かべている。
クロノウスは思わず目を閉じた。
甲高い金属音が神殿内を響きわたる。
「カウエリスさ・・ん?」
クロノウスが思わず相変わらずニッコリと笑うカウエリスの姿がそこにはあった。
そしてその横では厳しい目で矢の飛んで来た方向を睨む
イクシリスの姿とともに。
イクシリスは剣を一振りすると、勢いよく鞘にしまった。
「カウエリス様・・無謀すぎます。」
イクシリスはその間もひと時も集中を切らさない。
「誰かは知りませんが、その矢には迷いがあった・・良き心を
感じました。・・慌てずとも当たりませんでしたよ、その矢では。」
相変わらずの温厚さに少し呆れたイクシリスは、一瞬その集中を
切らせてしまった。
「しまった!!」
イクシリスの緊張が切れたその一瞬に、その者の気配が掻き消えてしまった。
「・・すみません。カウエリス様」
自分の失態に唇をきつく噛んだ。
「大丈夫ですよ。」
カウエリスは、イクシリスの方に優しく手を置くと、カウエリスは
クロノウスのほうを振り返った。
「先を急ぎましょう。」
・
・
・
「私としたことが・・外した?」
彼女は苦悩と葛藤していた。かすかに感じた感じ・・
『矢が弓を離れる瞬間たしかに私の中で何かが・・』
その感覚が頭から離れない。
それは、とても寂しい、悲しい思い。
感情はあの方に取り去ってもらった・・そう・・全てを絶望した時に。
「あの側にいた青年・・彼もあの世界の住人・・何も知らないくせに!
私たちは帰れないのよ!・・だって・・私たちは。」
感覚がよみがえる・・暖かい涙がその目から溢れる。
『早くあの方に消してもらいたい・・こんな感情・・もういらない!』 - 最初らへんでイクシが金装備(35~40?)、カウが赤装備(45~?)だと思ってたけど
SLWってことはまさかの(グリ?)セイク(個人的に金に見えなくもない)だったか。。。
赤ってのはセイレーンかフェニックス雷鎧ってとこかw - >>174カウエリスとイクシリスは、そういうことで良いと思います。
クロノウス:赤頭・鎧・盾・腰・手・足 +3セルキス +3AN、+3AP、攻撃系P×2、+3AR、防御系R
レナ:赤頭・鎧・腰・手・足 +2マヌガン +3AN、+3AP、+2AP、攻撃系P、+3AR、防御系R
ニク:赤頭・鎧・腰・手・足 +3ピコハン +3AN、+3AP×2、命中系P、+3AR、攻撃系R
スケイス:赤頭・鎧・盾・腰・手・足 +6スピスト +3NN、+3NP×3、+3NR、防御系R
エイジス:赤頭・鎧・盾・腰・手・足 +3BOS +2NN、+3NP×2、防御系P、クラスキR、魔攻系R
くらいでどうでしょうか?
流れ的にはダメズに精錬の仕方を教わり(一度ピコハンをエンチャしてもらった経緯もあるので)、マギに合成の仕方を教わるのが自然かなと。 - 元々はそのくらいだったんだろうけど、ダエモンにのっとられた時に身包み剥がされたんでない?
それで仕方なく金装備と赤装備してるって事では? - それ良いかもです^^b
- >>176それならなにも金と赤まで下げなくても^^;
クラス装備でいいじゃん?
それか(悪っぽいけど)骨ってのもあるしね(ディバも。。。) - 6人目の仲間は誰だろう??
椿かな?それとも
片手パラ
両手パラ
支援ヲリ
片手バル
椿は仲間になったらクロノス大陸ネームになるのかな?
ラピスでてないし・・・
今後の展開に注目!!!!! - >>179両手バルだったりしてw
- 見ず知らずの、通りすがりの冒険者PTと合同で戦うっていうのを後々入れて欲しいです(*ノωノ) なんとなく、力を貸しあうっていうのが魅力的で><
私の勝手な要望でした・・・ - >>0→>>3→>>4→>>10→>>12→>>14→>>17→>>25→>>27→>>29→>>33→>>34→>>35→>>43→>>48→>>62→>>65→>>66→>>76→>>69→>>85→>>88→>>90→>>91→>>93→>>96→>>97→>>98→>>99→>>102→>>106>>114→>>129→>>133→>>134→>>135→>>136→>>137→>>142→>>143→>>144→>>157→>>164→>>168→>>172→>>173→
ってことで、誰か続きお願いします^^ - 先を急ぐクロノウス一行
ニク「ったく!ダレだ!カウエリスさんに弓を放つなんざぁ!
今度見つけたら俺のソーニーで引き裂いてやる!」
イクシリス「その前に、あの弓にお前がやられてる!」
その言葉にまたもやニクの顔が赤くなり怒ってるようだ。。。
シティス=テラに着いた一行は早速バイナのもとへむかった。
***************
いつも短くてすまそ^^; - >>183「待て!」抉るような鋭い声が一行に浴びせられた。
「はっお前は!」そう叫ぶとイクシリスは腰から剣を抜いた。
「ダエモン軍のラスティナイトだな、みんな下がれ」
「ふっ偉そうに・・・ガキのお守りをしてる余裕などあるのかな?ハッハッハ」
気が付くと一行はラスティナイトの部下に囲まれていた。
「しまった・・・くっあと2時間でバイナとの約束の時間だ。」
「カウエリスさん、どうしよう・・・」
イクシリス「カウエリス様、ここは私に任せて一旦避難を!」
カウエリス「わかった、決して死ぬなよ。みんな、私につかまりなさい」
ラスティナイト「逃がすな!」
カウエリス「テレポート!」
・・・・・
一行はシティス=テラの砂漠で商いを行っているニシヤンの元に瞬間移動した。
「カウエリスさん、イクシリスさんは大丈夫ですか?」
「心配いりませんよ、彼は強いですから」
クロノウス「僕らが足手まといだから・・・すみません」
ニク「オイラだって戦いたかった・・・でも部下の奴らも強そうだった・・・」
スケイス「まずいぞ、このままココにいたらバイナとの約束に遅れてしまう!」
エイジス「でもこのまま戻っても僕らは殺されるだけです」
ニク「このまま黙ってレナを見殺しにするくらいならオイラは戦う!」
「まぁ待ちなさい、元々彼らが狙っているのは私です。君たちのことはダエモン軍は知らないはず。私がオトリになるので、そのスキにバイナの元へ約束の物を届けなさい」
「それじゃカウエリスさんが危険です」
黙って問答を聞いていたニシヤンが大きなおなかをユサユサさせながら近づいてきた。
「おみゃーらゎダエモン軍と敵対しとるのきゃ?でぃやったらコリをやるでよぉ」
そう言ってニシヤンはクロノウスに1枚のマントを渡した。
「何ですかこれは?」
「ヒャリーピョッターゎ知っとるきゃ?アリに出てくるみゃほうのマントと一緒だがや」
「?!?ま、まさか姿を消せるマント?!?」
「ひゃっひゃっひゃっ。だがにゃ、効果ゎ90分だでにゃ~気ぃつけんとかんで」
「ありがとうニシヤンさん、これなら気付かれずにバイナの元へ行けるかも」
カウエリス「いいですか、決してダエモン軍と戦ってはいけませんよ。レナを助けることが最優先です。私とイクシリスのことは気にせずに、まっすぐにバイナの元へ向かうのです」
ニク「合点承知さ!」
カウエリス「君が一番心配なんですよ!」
ニク「・・・・・」
エイジス「急ごう、あと100分だ」
↓ - >>184連投
サンツミスコの門の外。
ラスティナイトの部下は全て倒され、残ったのはラスティナイトのみ。
そして肩で息をしているイクシリスの姿があった。
「残りはお前だけだ、ラスティナイト!決着をつけるか!」
「ハッハッハ。その疲れた体で私に勝てるとでも思っているのか?片腹痛いわ!」
ラスティナイトの大鎌が振り下ろされる・・・
***カッシャーン***
イクシリスは辛うじてソレを受け止めるが、ついには片膝が崩れた。
「死ねッ!」ラスティナイトは再び大鎌を振り上げた。
その時・・・その大鎌に向かって一筋のいかずちが落ちた。
「ぐはっ。だ、誰だ」
「私ですよ、ラスティナイト」
「む、きさまはカウエリス。舞い戻ってくるとは馬鹿なヤツ!」
そう言うとラスティナイトはテレパシーバー(※テレパシーとトランシーバーをかけた造語です)で援軍を頼んだ。
(ダエモン様、今カウエリスとイクシリスがいます。是非椿を援軍によこしてください)
「ラスティナイト、お前の狙いは私のはず。かかってきなさい」
・・・・・
傷ついたイクシリスの姿を見ながらも、クロノウス達はまっすぐバイナの元へ向かった。
エイジスの瞳からは涙がこぼれ落ちた。
「すみません、僕らのために」
4つの宝を持ったクロノウスの眼にも光るものがあった。
「チクショー、いつか必ずあんな奴らは倒してやる」ニクは心の中で叫んだ。
敵に気付かれないように慎重に歩を進めたせいか、バイナとの約束の時間まであと
10分。
急げクロノウス!
↓ - >>1853連投
「やばいぞ!」スケイスが叫んだ。
マントが消えかけて、エイジスの足が見え始めた。
その不思議な光景を見てシティス=テラの町の人々がざわついた。
ニク「走ろう!クイックステップ~」
・・・・・
「バイナさん、約束のものを持ってきたよ。ほら、コレ」
「あらぁ~あと3分だから間に合わないと思ってたのにぃ~。でもやっぱり素敵ねぇ、この色とりどりの土器ちゃん♪」
ニク「早く約束のものと交換してくれよ!」
「えぇ~間に合わないと思ったからウーノスにいる妹に渡しちゃったぁ~」
ニク「何だって!約束が違うじゃないか!」
「ちゃんと薬はあるって言ったでしょぉ、そこの船にお乗りなさい、特別にタダにしてあげるわ。港に着いたら妹からもらいなさいよ!」
クロノウス「ニク、ここで機嫌を損ねたら大変だ。ひとまず船に乗ろう」
エイジス「とにかく時間がありません。そうするしか無いでしょう」
4人は今にも離岸する船に辛うじて乗り込んだ。
・・・船の上・・・
「?!?ダメズさん?!?」
「いや、ワシはダメズの兄のタメズぢゃ。お主らはそんな装備でウーノスへ何しに行くのぢゃ?」
「ただ預かり物を取りに行くだけです」
「ほぉ、なら良い。それでウーノスの敵に挑むたわけ者はいないからのぉ」
「えぇ急いでいるのでスグに引き返すつもりです」
マリク船長「今日の海は最高だゼ!飛ばすぜハニー!」
タメズ「今回の航海は順風満帆だのぉ。天がお主らに味方しているようぢゃ」
・・・ウーノスの港・・・
「あら~ん、坊やたちねぇ♪まぁ可愛い!」
顔を真っ赤にしたエイジス「あ、あの。く、薬をいただきたいんですが」
「うっふん♪あるわよぉ~、コ・コ・に」
バイナの妹は自分の胸を指差してそう言った。
さらにクロノウスに「そこの可愛い坊や、取ってもいいわよ~♪」
しかしクロノウスは顔を上げることさえできないでいた・・・
ニク「何やってんだ!こうすりゃいいんだよ!」
ニクは躊躇なく手を伸ばし、むんずと薬を掴んだ。
「いや~ん、もっと優しく取ってよ!この筋肉オバケぇ~」
ニク「うるせぇ、俺たちは急いでいるんだ。とっとと次の船を出してくれ!」
「ニク、やめろ」
そう言い放ったスケイスに目を向けたニクは、スケイスの背後で動き回る魚を見つけた。
「お?うまそうな魚だな、ちょっと捕まえて食べてみるか」言うと同時にペリィモに向かったニクだった。
「やめろ、ニク」
クロノウスの言葉は遅かった。一気に瀕死の状態になって逃げ帰るニク・・・
エイジス「まったく・・・ヒール!」
ニク「ヒィヒィ・・・死ぬかと思った」
「タメズさんも言ってただろ!」
・・・・・
薬を手に入れた一行はまたもや船に乗ってシティス=テラへと戻った・・・
↓ - >>186~シティス=テラに戻った一行~
「このまま西門から出たら危険だ、裏から砂漠に出よう」
サンツミスコの街を知り尽くしたスケイスが言った。
「そうだね、カウエリスさんならきっと大丈夫だよ。まずはレナを助けなきゃ!」
「オイラも我慢するよ、カイラばばぁのトコへ急ごう」
~サンツミスコの西門~
ラスティナイト「ふっ、お前の命もここまでだ、カウエリス。裏切り者には死がお似合いだ!」
カウエリス「キミには僕は倒せない」
ラスティナイト「へらず口はそこまでだ、ハッハッハ援軍が着いたようだ」
気がつくと椿を先頭にしたバルキリー軍団の弓がカウエリスを狙っていた。
カウエリス「し、しまった」
ラスティナイト「椿、この男に死の洗礼を浴びせ・・・グハッ」
椿「ラスティナイト?!どうした」
弓軍団とカウエリスはラスティナイトに目を向けた。
腹の先から何か輝くものが見えている・・・
=ドスン=
倒れこんだラスティナイトの砂塵の向こう側には剣を投げ放ったイクシリスの姿があった。
「おぉイクシリス!良くやった」カウエリスが叫んだ。
「カウエリス様、まだ敵はたくさんいます。気を抜いては危険です!」
弓軍団は一歩、また一歩とカウエリスに近づく。
だがしかし、椿だけが歩が遅い・・・
(ぐ、何だ?この世界でラスティナイトに助けられた私だが、彼が倒されても何も感じない・・・ダエモン殿に紹介してくれた恩人であるのになぜだ???)
カウエリス「サモ~ン、シャスタ!」
飛び上がるシャスタ姉さん、爆弾のような地鳴り・・・弓軍団は一瞬にして全滅した、歩が遅かった椿を除いて。
~クロノス城~
カイラ「熱が下がらないわ。このままじゃホントにこの娘は死んでしまう・・・カウエリス達は何やってるの!?まさかあのお調子者のバイナに体良く騙されてるんじゃないだろうね。」
レナ「うぅぅ・・・ね、姉さん・・・」
魘されながらもレナは呟いた。
カイラ「姉さんか・・・ここ3日間口を開けばこの娘はずっと言っている。もしかしてこの娘が目を覚まさないのは病気のせいだけではないのかもしれないわ。ふむむ・・・姉さんのことで何かが彼女の心を闇の中に引きこんでいるかもしれない」
↓ - >>187レナは夢を見ていた、幼い頃の夢だ。
椿「茜早くみんなのとこへ行くよ~」
茜「まって~、くつが履けな~い」
椿と茜は近くの公園で友達と『鬼ごっこ』をする約束をしていた。
公園と言っても神社とつながっており木が多く
御神木とかもある大きな神社公園だ。
茜「くつ履けた!」
神社公園についた椿と茜はみんなと遊んでいる。
しばらくすると、茜が鬼の役になった。
茜は幼い頃から足が速くみんなを捕まえるのにそう時間はかからない。
一番最後に残ったのは椿で、双子らしく足が早くすばしっこいのだ。
公園の遠くの木の陰に椿らしき子供がいたがよく見えなかったので
茜は急いでその木の陰に走っていった。
その木は、この神社公園で一番大きな木で根元は
小さな子供がひとり通れるぐらいの穴が開いてる。
やはり、木の向こう側にいるのは椿のようだ。
茜はそっと周りこみ椿を捕まえようとすると
椿は根元の穴に入って行った。
茜は、出口側で捕まえようと周り込んでいると
椿「きゃ~~~!」
茜は、出口側から根元の穴を覗き込んだが椿の姿がない。
茜「おねえちゃん!?おねえちゃん!?」
あたりを見回したが椿の姿はない。
それ以降、椿は戻ってこなかった。
レナ(茜)はまだまだベットの中でうなされていた。
レナ「うぅぅ・・・ね、姉さん・・・」
**********************
話つながってるかな??? - 急いでカイラの元へ戻るクロノウス一行
クロノウス(カイラさんレナは大丈夫か!
カイラ(ようやく戻ったわね、かなり危険よ、急いで秘薬を!
ニク(大事に俺の懐に入れといたぜ!
鎧の中から秘薬を取り出すニク。
カイラ(クサイ・・・・
ニク(よく効く薬だからな!ははは!
カイラ(あんたの体臭よ、レナ我慢してね。
ニクの顔が赤くなっていく。
スケイス(だから俺が持つって言ったのにな。
ニクの体臭混じりの薬をレナに飲ませると、一気に熱が下がっていき、顔色も
元に戻っていった、それから約1時間後。
レナ(う、あ、私一体・・・・・
クロノウス(レナ!よかった無事に薬が効いたみたいだな。
カイラ(シュレーダーとの戦いの後あなたずっと魘されながら眠っていたのよ。
スケイス(よく、あんな薬飲めたもんだな。
エイジス(黙っていたほうがいいような^^;
レナ(え?
クロノウス(な、何でもないよ!それよりまだゆっくり寝てるんだ。
エイジス(ですね、それよりカウエリスさん達が心配です。
クロノウス(大丈夫だ、イクシリスさんもいるし俺たちも少し休んでから
テラへもう1度向かおう。
ニク(だな、いろいろありすぎて俺も腹減ったよ!
カイラ(飯なら私が作ってるから休んでな。
ニク(大丈夫かなカイラばあさん。
カイラ(聞こえてるよ、私の料理は王宮で絶賛されたほどだ、文句いうなら出ていきな。
ニク(い、いえ是非ご馳走になります!
スケイス(じゃあ俺も一眠りするかな。
・・・・・・・・
カウエリス(どうやら形勢逆転のようですね。
椿(ク、だが私一人でもなんとかするさ。
イクシリス(2対1だ、やめておけ女でも手加減しないぞ。
椿(ダエモン様の命令は絶対。相打ちでも私はかまわないわ。
椿の脳内に聞こえる声(引け椿、まだお前を失う分けにはいかない。
椿(ダエモン様・・・・・
するとなにやら煙幕のような物で身を隠し椿は消えていった。
カウエリス(どうやら身を一旦引いたようですね。
イクシリス(賢明な判断だな。
するとカウエリスはバタリと倒れる。
イクシリス(カウエリス様!
カウエリス(少し力を使いすぎました、すいませんイクシリス、少し休ませて
下さい。
イクシリスはホットすると安全な場所で少し休むことにした。
・・・・・・・・・
ダエモン(無事だったね椿いやティナ。
ティナ(ダエモン様、私の身などどうでもよかったのに。
ダエモン(君は大事な私の部下だ、あんなやつらに殺されては困るからね。
それにまだ策はある。
ティナ(まさかついに彼らが戻ってきたのですか?
ダエモン(そうだ、私の守備隊オラクルダエモンだ。
後ろから現れるオラクル。
オアノス(ティナさんお久しぶりです。
ティナ(オアノス、あなた達が来たということはまたあの計画に近づいたのね。
オアノス(ダエモン様の為だ他のオラクルも帰ってきたよ、ティナさんとは
初対面かな?モシュネ、ヒュリオン、イオスだ、彼らもよろしくね。
ダエモン(今までご苦労だったな、オアノス。
オアノス(いえ、しかしながらだいぶ近づきましたよ。
ダエモン(もうすぐ手に入るのか、ハローゲートが。
オアノス(しかし例の伝説がきになりますね。
ダエモン(そのためのお前達だ、これから私はお前達の情報を元にまた旅にでる。
オアノス(そうだ!ティナさんにいいお土産がありますよ。
ティナ(え?
オアノス(途中で見つけたんですどうぞ使ってください。
ティナの両手には光り輝く武器が装備される。カーラという名の狂気が・・・・
・・・・・・・・・・
一休みした彼らはカイラの手作り料理をご馳走になる。
カイラ(どお?
ニク(うめぇええええ!
クロノウス(本当だ、こんなにおいしい料理初めてだ。
レナ(うん、カイラさんすごいな、料理も得意で、強くて頼りになるし。
カイラ(よしてくれよ照れくさい、それよりこれからどうするんだい?
クロノウス(テラに戻ってカウエリスさん達と合流したあと
少し修行してから島に行こうと思います。
カイラ(島か、ならまずアイドラぐらい倒せないとね。
でもあれに勝つには・・・・・カイヌで修行が1番だね、赤装備じゃ絶対に
勝てないから、まずは全員ディバイン装備ぐらい着れるようにならないと。
エイジス(参考になりました有難う御座いますカイラさん。
スケイス(次の目的も決まったことだし、今夜は久しぶりにぐっすり寝れそうだな!
レナの表情が少しくもる。
クロノウス(レナ?どうしたんだ?
レナ(あ、何でもないよ!それにしてもおいしいねカイラさんの料理。
カイラ(どんどん食べて元気だしな。
レナ(はい♪
その夜は盛大に盛り上がり、一向はシティス=テラへ向かう。
↓ - ディバ装備揃えるためのストーリーがあったら面白いかも^^
カイヌ、チャクラ、ターラに一匹ずついるアンテクラが
各部位一つずつ持ってるとか。 - >>190チャクラにはアンテ二体いるw
- >>189カウエリスとイクシリスはニシヤンの元にいた。
「カウエリス様、先ほどの弓戦士は・・・」
「うむ、私も思いました。レナにウリ二つだということでしょう?」
「はい、それともう一つ・・・神殿でカウエリス様に向かって矢を放ったのも彼女ではないかと思います」
「ふ~む、彼女の矢には邪念が感じられなかった。我々を狙っているのは、おそらくダエモンによるマインドコントロールではないかと思う。きっと彼女の心の中ではすさまじい葛藤があるのでしょう。それが矢の乱れに繋がっているのではないかと。」
「クロノウス達はヤツの存在を知っているのでしょうか?私はレナと何らかの関係があるのではないかと思います。もしマインドコントロールにかかっているとしたら、レナの病気とも関係があるのでは?」
「そうかもしれません。今頃はクロノウス達もバイナから手に入れた秘薬でレナを死の淵から蘇らせているかもしれないが、完全には蘇生できていない可能性もありますね。」
「私はクロノウス達に彼女のことを説明した方が良いと思います。ダエモンの呪縛だとしたら助ける必要があるのでは?」
「そうですね、でも我々はシティス=テラに近づくことはできません。ダエモン軍が支配しているはずですから・・・」
・・・・・
スケイス「ところで、昨日カイラさんが言ってたディバイン装備って何だろう?」
ニク「俺に聞くな!食うことに精一杯で、聞き流してただけだからな」
エイジス「私が説明しましょう。ビーラ様から聞いた話ですが・・・かつてこの世界に戦争があった時に実在した方々の魂が宿った装備だそうです。クロノウスと私のようなタイプにはヴィラ=J、レナのようなタイプにはカマラ、スケイスのようなタイプにはラロシュ、そしてニクのようなタイプにはセスという勇者がいたそうなんです」
スケイス「ラロシュという名前のマジシャンか・・・」
ニク「何か聞き覚えがある名前だな。俺が拾った荷物の中に確か・・・おぉあった!ヴィラ=Jグリーブ、ヴィラ=Jベルト、カマラガントレット、ラロシュアーマー、セスヘルムってのがあるぞ!」
クロノウス「そうか、一番の荷物持ちのニクに預けたんだったね、黄色い防具は。」
エイジス「待て。確かビーラ様は、そのディバイン装備は一式揃えた時に始めてその効果を発揮すると言っていたぞ。
クロノウス「確かに、今の僕にはそのベルトは装備できるけど、グリーブは無理みたいだ」
スケイス「俺もその鎧はまだ装備できないみたいだ」
ニク「ん?レナ?何か魂が抜けたみたいだぞ!まだ完全復活してないのか?」
レナ「え?あ、あぁ・・・」
スケイス「眠り続けていたからだろ?そのうちいつものレナに戻るさ」
エイジス「そうだ、マントの件でお世話になったニシヤンの所に寄って行かないか?もしかしたらカウエリスさん達もいるかもしれない!」
・・・・・
「もうすぐニシヤンのお店だぞ」
「いたいた、相変わらず大きなお腹だなぁ」
ニシヤンガードに軽く会釈をした後、クロノウスはニシヤンにお礼を言った。
「昨日はありがとうございました。おかげさまでダエモン軍に見つからずにバイナの元へ辿り着けました」
「ひゃっひやっひやっ。ダエモン軍はおそがいだでねぇ~。ま~あのミャントが役に立って良きゃった。」
「ところでカウエリスさんは今どこにいるか知りませんか?」
「私ならここですよ、クロノウス」
相変わらずの笑顔で微笑む姿がそこにはあった。
「カウエリスさん!イクシリスさん!」「無事で良かった!」
「それより・・・」
カウエリスはレナの顔を覗き込んだ。
「キミはまだ完全には蘇生していませんね?」
レナ「そ、そんなことは・・・」
「いや、本来のキミにはほど遠いように感じます。何か悩み事でも?」
イクシリス「実はキミにそっくりな娘を我々は見たんだ・・・」
ニク「!!!椿???!!!」
カウエリス「やはり心当たりがあるのですね?その椿という娘とレナの関係は?」
「レナの双子の姉なんです。僕達も一度会っているのですが、何故か冷たい態度で・・・」
「やはりそうか・・・彼女はダエモンにマインドコントロールされているのではないかと思う。レナが本来の姿を取り戻せないのはソレが原因なのだろう」
レナ「姉さんが・・・私は姉さんを助けたい。小さい時のように一緒に遊びたいの」
カウエリス「ダエモンは私への刺客として椿を2回向けています。きっとこれからも私を襲ってくるかもしれません。その時には何とかしましょう。ところでキミ達はこれからどこへ?」
クロノウス「はい、カイヌという高地で修行をしようと思っています。そしてディバイン装備というものを揃えて、一度行ったウーノスへ行こうかと。」
エイジス「ターラでマギさんの話も聞かないと」
イクシリス「なるほどな、カイヌで修行は良いことだ。しかしその前にターラの敵は倒せたのか?」
エイジス「いえ、まだ・・・」
カウエリス「ではターラの南へ行って見なさい。中央の『トリゴの村』西の『草村』、東の『ギガント村』で腕試しできます。特にギガント村を牛耳るアンテクラという凶暴な敵は強いですよ。チームワークが試されますからね。」
イクシリス「それとな、奴らは宝箱や、さっき言ってたディバイン防具を持っているから、ちゃんと集めるんだぞ」
ニク「荷物持ちならオイラに任せろ。みんなでガシガシ狩ろうぜ」
スケイス「カウエリスさん達はどこへ?」
カウエリス「我々はまたコーエリス様を探しに行きます。マ=ドゥラヴァスという場所で見かけたという情報を手に入れたのでね。そうだ、コレをクロノウスにあげよう」
手渡されたのは古いテレパシーバーだった。
「コレは何ですか?」「離れていても通信ができるものです。椿のことで何かあったらキミに話しかけましょう。またキミ達にも何かあったら私に連絡をしなさい。」
「へぇ~そいつは便利だなぁ。機械音痴のオイラでも使えそうだ」
イクシリス「ターラの街までは一緒に行こうか、慣れた道だが。」
エイジス「はい、では早速向かいましょう!」
レナ「姉さん・・・どこにいるの?」
クロノウス「大丈夫だよ、レナ。僕達の手で姉さんを救ってあげようよ」
スケイス「そうだな、椿だって俺達の仲間のはずさ」
一行は再びモンタヌゥス神殿に向かった
↓ - あげます
- なんかセリフばっかりになってきたな。。。
- >>192モンタヌゥス神殿は7人で狩るとスイスイと通り抜けられた。
3Fでは新しい武器も拾った。それには「ホウ=イの弓」と刻んであった。
「レナ用の武器みたいだけど、まだ装備は無理みたいだね」
ターラの町に着くとカウエリスが尋ねた。
「ところで君たちのステータスメータを見せてくれないか?」
エイジスはLv49、スケイスはLv48、クロノウスとレナそしてニクはLv47を示している。
「君たちが求めているディバイン防具を装備できるのは、Lv50からだ。きっと3つの村で修行を積めばそのLvにはなるだろう」イクシリスが言った。
「ここで一旦お別れですね」
「僕たちはマギさんに話を聞いてから修行に向かいます」
「我々はマ=ドゥラヴァスに向かいます、行くぞイクシリス」
「椿のことで何かわかったら連絡くださいね。ではお気をつけて」
マギ「おぉ待っていたぞ。む?その子がお前たちが言っていた娘か?無事だったみたいだのぅ」
レナ「え、えぇ・・・でもまだ力が湧いてこないんです」
「元のレナに戻ってもらうためには僕らはもっと強くならないと!ところでマギさんの話とは何なんですか?」
「うむ、実はカイラのことでな。彼女の職業は知っておるか?」
「そう言えば・・・訓練師?看護師?調理師?いろいろあってわかりません」
「彼女は『合成師』を今の生業としているはずだ。つまりお前たちが以前ワシに預けた粉袋や秘宝を使って、この世界特有の武器・防具・アクセサリー等を合成することができるのだ」
「今装備しているものよりも良いものなんですか?」
「もちろん!ただし装備できるLvというものがある。仮に合成に成功して新たなモノを手に入れたとしても今のお前たちには装備できぬ。それまでに合成に必要なアイテムを揃えることだな。」
「何を手に入れれば良いのですか?どこで手に入るんですか?」
「まぁ慌てるな、おいおい教えてあげようぞ。それよりも最近このターラで邪悪な動きがある。この町の南東にはギガント村があるのだが、そこを牛耳るアンテクラが凶暴化しているようだ。以前はただのアンテクラと名乗っておったが、今はベノムアンテクラに進化して冒険者達を苦しめておる。またこの町の隣にあるチャクラという湿地帯を仕切っているアンテクラもデスアンテクラに進化し凶暴化していると聞いた。さらにはカイヌという高地ではとんでもなく凶暴なエリートアンテクラに進化したという噂だ」
「僕たちが退治しましょう!」
「むぅ、お前たちが本当の勇者なら倒すことも不可能ではないが・・・それにデスアンテクラはお前たちが求めるディバイン防具のグリーブセットを、またエリートアンテクラはアーマーセットを持っているらしい。しかし気になることがある」
「何ですか?」
「うむ。前にも話したがお前たちは今5人しかおらぬ。ビーラからは“6人の勇者”と聞いていた。果たしてそれで良いのか?」
「・・・目星はついています。その6人目の仲間を救うためにもまずはトリゴの村と草村で修行し、この町をベノムアンテクラの恐怖から解き放してみせます」
力強く言い切ったクロノウス。
勇者としての自信を少しづつ持ち始めたのか、以前にも増して瞳が輝いた。
↓ - マド=ラヴァスに到着したカウエリスとイクシリスは
コーエリスの手がかりを求め・・捜し歩いていた。
廃墟の神殿、荒れた荒野・・
その全てを調べつくした。しかし・・コーエリスの姿はどこにも見えない。
・・いったいいくら歩いただろう・・何匹のモンスターを倒しただろう。
「なんで・・コーエリス様は我々を置いて、出て行かれてしまったのだ!!」
イクシリスは、悲しみか怒りか・・感情のままに古びた柱を殴った。
その拳からは血が滲み、そして地面へと伝わった。
もうすっかり日は沈み、神殿は闇に包まれていた。
カウエリスは少し離れた丘に座り、ずっと月を見ている。
片膝を抱え悲しそうに座っているカウエリスが、イクシリスにはとても
小さく見える。
「カウエリス様。もう一度探しに行きます。必ず見つけて参りますので
そんな悲しい顔をなさらないでください。」
イクシリスの言葉にカウエリスは静かに振り返る。
「そんな顔を私はしていましたか?」
カウエリスは無表情なままイクシリスに問いかけた。
「少なくとも・・私には・・そう感じました。」
小さな声で震えるイクシリスを見て、カウエリスはクスッと笑った。
「そう感じましたか・・私は考えていたのです。なぜ・・コーエリス様は
私やイクシリス・・かつてのユニオンのみんなを置いて出て行ったのかを。」
カウエリスは立ち上がると、ゆっくりとイクシリスの元へ歩んでいく。
「なぜ・・我々の元から出て行ったのか・・」
イクシリスは詳しくは分からない。ただ、マスターになれないと知って・・
なぜマスターになりたかったのか・・なぜ・・なれないのか・・
何も知らない自分がそこにはいた。
「私たちは少し、コーエリス様に甘えすぎていたのかも知れません。」
イクシリスの目を見るカウエリスの様子は明らかに今までとは違っていた。
その目には、ある種の決意がほのかに浮かんでいる。イクシリスにはそう
感じていた。
「コーエリス様にはすべき事があるのです。ここからは・・我々がギルド
、そしてユニオンを守らねばならないのではないですか?」
イクシリスはカウエリスの言葉に聞き入っていた。 - 「ラスティナイトの件といい椿さんのことも・・ダエモンは次々と
我々を狙いにあらゆる手を使ってくるでしょう。」
カウエリスの目は悲しみに満ちていた。
「私たちは構いません。が・・クロノウス達や・何も関係のない人達
まで巻き込んでしまっている。・・私にはもうたくさんです!」
カウエリスの悲痛な叫び声が、誰もいない寂れた神殿内に響きわたった。
「カウエリス様・・」
言葉が出ないことに・・自分の無力さにイクシリスは唇をきつく噛んだ。
もう血の味すら感じられない。
「イクシリス・・我が軍の現状を教えてください。」
カウエリスのその一言に、イクシリスは目を見開いて叫ぶ。
「カウエリス様!まだ早すぎます!我々の軍は・・コーエリス様なき今、
以前の半分にも満たないのですよ!」
イクシリスの叫び声にも、カウエリスの決意は揺るがない。
「これは、私のわがままです。すみません・・イクシリス。」
カウエリスの決意にイクシリスはそれ以上の事は言わなかった。
「我が軍は、ラビスの軍20名、レウィの軍32名・・そして我が
カウエリス様の軍44名がカウエリス様の命令を待っております。」
イクシリスは静かに告げた。
「ほとんど・・ダエモンの参加に下りましたか・・。」
カウエリスの消え入りそうな声が、イクシリスの耳にも届いた。
「よいのですか?・・ダエモン軍は500を優に超えているのですよ!」
イクシリスにとって・・最後の願いだった。
このまま戦えば、必ずカウエリス様は負けるであろうことは分かりきっていた。
そして・・負ければ、ダエモンはカウエリスを逃がしはしない。
しかし・・願いは届かない。
カウエリスは静かに告げた。
「ギルドマスター・・ラビスとレウィを召集します。」 - ごめん・・また話が・・2つに分かれた・・・orz
私の頭がおかしいのか・・繋ぐの難しいですよね^^;
ということでここからは
クロノウス編orカウエリスUW編or番外編でお送りいたしますww - 文章が長くなってきているので、
一行作文リレーとかでどうですか?^^; - あらすじ
>>0 → >>3→ >>4→ >>10→ >>12→ >>14→ >>17→
>>25→ >>27→ >>29→ >>33→ >>34→ >>35→ >>43→ >>48→
>>62→ >>65→ >>66→ >>76→ >>69→ >>85→ >>88→ >>90→
>>91→ >>93→ >>96→ >>97→ >>98→ >>99→ >>102→ >>106
>>114→ >>129→ >>133→ >>134→ >>135→ >>136→ >>137→
>>142→ >>143→ >>144→ >>157→ >>164→ >>168→ >>172→
>>173→ >>183→ >>184→ >>185→ >>186→ >>187→ >>188→
>>189→ >>192→ >>195→ >>196→ >>197→
クロノウス(ゆうや)=パラディン(攻撃形?)
元々、普通の世界では黒乃州高校出身。甲子園は目指してた高校球児。野球の練習が終わり、帰宅途中、事故?かなにかのきっかけで、クロノスの世界にとばされてしまった。最初に会ったマエルに、勇者の器があると言われ、次に会ったコーエリスにも言われる。複雑な心境のなか『勇者』の力を少しづつ覚醒させている。
レナ(茜)=ヴァルキリー
クロノウスの高校同級生。陸上部短距離をしていた、足の速い女の子。バイトでゴルフのキャディをしていた途中、何かのきっかけで(ゴルフボールが当たったのかも)この世界にとばされた。双子であり、姉は椿。
ティナ(椿)=ヴァルキリー
レナの双子の姉。ダエモン軍い従属。詳細はまだ不明。
ダエモンからカーラを授かる。
ニク(吉川)=ウォリアー
同じく高校同級生。筋肉質であり、普段はのっそりしてはいるが、気合を入れたときには足が速くなるラグビー部キャプテン。練習中に強烈なタックルを受けた記憶がある。そのタックルを受けて記憶がなくなったようだ。そのときに?この世界に飛ばされた。
スケイス(秀一)=マジシャン
クロノウスの中学の同級生。この世界に飛ばされた経緯はわからない。
コーエリス=パラディン(支援型)
この世界の元ユニオンマスター。白防具を身に纏い、頭には金の冠をつけている。いかにも強そうな人物。『マスター』になれなかった為、自分はこの世界の勇者にはなれないことを悟り、そのユニオンマスターの座を弟子であるカウエリスに託し、勇者を探す旅にでているという、謎の人物。
カウエリス=マジシャン
コーエリスの弟子でユニオンマスターを託されたが、ダエモンによってその座を奪われてしまい、追われる身となる。温厚で、心優しい青年。コーエリスを探す旅の途中、クロノウス達を助ける。
イクシリス=パラディン(攻撃型)
カウエリスに付き従う熱血青年。師匠はカイラ。
エイジス=パラディン(支援型)
カヴスで女王蜂の世話をしていたが、実はマギという人物が女王蜂にエイジスを守るよう約束をしており、クロノスと出会うまで女王蜂に守られていた。
ダエモン=パラディン(攻撃型)
白く光る剣を両手に持つ剣士。ダエモン軍のマスターであり、現在のユニオンマスター。知略家でもあり文武両道ではあるが、野望の為にはいかなる悪行も恐れない。まだまだ謎の人物。
********************************
102ありませんね^^;
さり気なく椿追加、(注意:ROM者です。) - ターラのトリゴ村を目指すクロノウス一行
クロノウス(流石に戦闘にも慣れてきたな。
ニク(俺のシャウトにどのモンスターもビビッテやがるよ、フン!
エイジス(そろそろトリゴ村ですね。
ニク(よっしゃ!クイックステップ!
スケイス(前に出すぎだ!ニク!
一瞬にしてニクは囲まれてしまう。
ニク(ウオ!助けてくれ~~。
レナ(バースト!クラッシングフォール!
クロノウス(ショックウェイブ!
モンスターは一気に倒れていく。
ニク(ウホ!皆すげ~な~。
スケイス(少しは学習しろ、タコ。
ニクの顔がタコのように赤くなっていく。
エイジス(気を抜かないで下さい、またきます!
スケイス(今度は囲まれるなよ。
ニク(言われなくても!
どれぐらい戦っただろうか、5人は確実に強くなっていった。
クロノウス(次は草村か。
ニク(さっさと行って、ベノムアンテクラなんて倒しちまおうぜ!
エイジス(こっちです、行きましょう。
ニク(あ、俺が一番乗りするんだぞ!
ニクはものすごいスピードで走っていく。
レナ(ニク危ない!
何かに激突するニク。
ニク(いって~って、モートゥースか!
エイジス(いえ、これがベノムアンテクラでしょうね、マギさんが行ってた通り
凶暴化している・・・
クロノウス(モートゥースよりでかいけど、シュレーダーに比べればなんてこと
ない、いくぞ!レナはバインドとデッドリーを、ニクはシャウト、ソーニーを
スケイスはライトニングを頼む!
4人の一斉攻撃によりベノムアンテクラはなんなく倒せた。
ニク(やったぜ!
スケイス(どうやら俺たちが一枚上手だったようだな。
クロノウス(これが新しいディバイン装備か。
ニク(これなら案外エリート何とかも楽勝じゃないか?
スケイス(アンテクラだ、いい加減覚えろタコ。
ニクの顔がまた赤くなっていく。
エイジス(次のデスアンテクラはこうもうまくいくとは思えません、草村
でもう少し力をつけて、チャクラへ向かいましょう。
スケイス(馬鹿は放っておいていくか。
ニク(な、何だと~~!
一向は草村へと向かっていく・・・・・
・・・・・・・・
モシュネ(あらら、案外簡単に倒しましたね、カウエリス達は見当たらないようですが、はてどこに。
ティナ(レナ・・・・・
モシュネ(カウエリスの仲間なら彼らと合流するかも知れませんが、
とりあえず殺っちゃいますか?
ティナ(レナには手を出さないでくれ、あの子は私が説得する。
モシュネ(いいですよでも、もし拒否したらどうします?
ティナ(私が引導を渡す。
モシュネは軽く微笑む。
モシュネ(どうやらアンテクラを全て倒すつもりのようですね、ならカイヌ
まで待ってあげましょうか。
すると後ろからギガントが襲い掛かる。
モシュネ(全く、アブソリュートファイア!
凄まじい炎がギガントを焼き尽くす。
モシュネ(適う訳ないのに哀れだな、では行きましょう。
ティナ(これがダエモン様の守備隊の力か・・・・
↓ - 続き読みたい・・・・
- 今日から読み始めました。
やや話の内容が散逸しているけど、なかなか面白いので、続きお願いね♪ - 提案ですが
攻パラ偏って言う事なら、もう少し、クロノウス(攻パラ)の視点から、話題を進めたほうが良いのでは?と思います。
いろいろな人が書くわけですが、ト書きや台詞も、
ある程度、攻パラ視点と言う約束事で書いたほうが読みやすいかと。
もしくは、攻パラにこだわらず、エビルクナブラ偏とか、~バトリア偏とか、
ある程度、マップやストーリーで区切ったほうがよいのかも?
ちょっと、ダラダラ感が否めない気がします。
○○偏最終話は大体No○○○ぐらいとか、あらかじめ決めておくのも良いかも? - >>205たしかにそうですね^^
ってことで、スレイド討伐でよろ - >>202まできていきなりスレイドかぁ^^;
- 読みずらいです
- ・・・アイドラは?w
- 今日一日で読破
めちゃくちゃ楽しいです!!
文才ないのですが思いついたら参加しようと想います! - >>202↓
一同は草村へ到着し、モンスターと戦う・・・
クロノウス達はかなり成長している。
モンスターに囲まれても、慌てる事も無い。確実にモンスターを倒していく。苦戦を強いられることはもうない。そして話し合った結果、次のアンテクラに戦いを挑もうということになった。
ただ、やはりレナに覇気のようなものは感じられない。
クロノウス達はマナポーション等が残り少なくなった為、一度ターラに戻ることにした。
↓ - あげ
- クロノウス「何?!POTが2倍の値段になってる?!」
ニク「おい!どうゆうことだよ?!」
鱈のアイテム屋「ダエモン様が税率100㌫にしたんでな・・・」
ごめん、流してorz俺文才ないわw - AGE
ついでに突っ込み>>214で古参っぽい人がアドバイスしてるけど、そのアドバイスの仕方だと「古参は偉いよ」的なカンジがでまくっててよくない気がします。 - アげ
- 【クロトレ】に向かう道中で、白く輝く孤高の戦士が情報屋と何かと話し込んでいた。
コーエリス「何!?ダエモンがユニオンマスターか!?」
情報屋A「その通りでっさ。ユニオンマスターとなり、この地を支配してまっさ」
コーエリス「その情報は確かだな。」
情報屋「へへへ、我輩の情報に嘘は無い。」
コーエリス「カウエリスはどうした?」
情報屋A「それには調査とクロが必要でっせ。」
手をさすりながら、へへへと笑っている。
コーエリスは、いくらかのクロを渡すと情報屋Aはかしこまりましたと言わんばかり、この場を離れた。
コーエリス「私がいない間に何がおきたのだ。」
穏やかな目は険しさを増し、遠くを見つめる。その左手は鞘を握り潰さんといわんばかりに強く・・・
レナ「あの人はコーエリスさんでは?」
一同「そうだよな。」
クロノウス「コーエリスさん」
コーエリス「!?」
後ろから不意に話しかけられたため、とっさに身を引き、右手が手にかかる。一同を見ると、体中の緊張が解け、やれやれといった表情で、クロノウスを見つめる。
コーエリス「驚かせてすまなかったな。常に命を狙われているのでな」
レナ「お久しぶりです。」
コーエリス「なかなか逞しくなってきたな。見違えたぞ。どこに向かっている?」
ニク「【クロトレ】に向かうところです。」
コーエリス「ほう。【クロトレ】か。」
クロノウスは今までのことを説明した。
現世界からクロノス界への・・・・・
今までの戦い・・・・
カイラ、カウエリス、イクシリス・・・・
レナの重病・・・・
神殿での苦闘・・・・
コーエリスは黙って話を聞いていたが、決心したようにクロノウス達を見つめる。
コーエリス「君達は、明らかに情報が不足している。旅の目的はわかっているのか?」
クロノウス「いえ、わかりません。」
コーエリス「ふむ。では【クロトレ】に行くのは十年早い。知識と経験がなければたちまち欲望の虜にされてしまうだろう。あそこに行くには少なくとも骨董レベルで、ギルドに入っていなければ無理だ。」
エイジス「このままでは、クロも足りないし、旅に出ることは出来ません。」
コーエリス「慌てるな。エイジスよ。黙って私の話を聞きなさい。」
一同は静かにコーエリスの話に耳を傾けている。
コーエリス
「まず、旅の目的はなんなのか。知る必要があるだろう。我が師匠マエルを尋ねなさい。そう、君達が最初に会った人だ。そして、必要な情報を得たければ、城の居酒屋に向かいなさい。そこにシェリスという情報屋がいるはずだ。旅をするにあたっての適切なアドバイスを受けられるだろう。あそこは、【クロトレ】ほどでないが、それなりの人が集まっている。必要な情報は得られるだろう。そして、ギルドに入りなさい。」
ニク「ありがとう。おらー早速行こうぜ。」
クロノウス「この単細胞が・・・・。もう少し落ち着けないのか。」
ニクの顔がみるみる赤くなっていく。クロノウスは無視して、コーエリスを見つめた。
クロノウス「カウシリスとイクシリスがあなたを探して旅しています。」
コーエリス「ありがとう。私もそろそろ帰るべき時がきたようだ。」
コーエリスは踵を返すと颯爽と去っていった。
レナ「マエルのところに向かいましょう。何故この地に降りたのか知りたいわ。」
ニク「そうだな。オラオラ行くぞ」ズカズカと先に行く。
スケイス「旅の目的か。知る必要があるな。」
クロノウス「向かおう。城へ」 - ここまでの話をまとめたのですが、
気になる一点を
元の世界から、クロノスに降り立ったのは、6人となっていることが想定されている。
判明していることは、
クロノウス(ゆうや)
レナ(茜)
ニク(吉川)
スケイス(秀一)
いずれも、元の世界ではお互いに知人であることがわかっている。
そして、敵側(?)に
ティナ(椿)
上記の4名より10年前にクロノスに降り立っている。何故!?
では、エイジスはいかなる者なのか・・・・同じ輝きの瞳を持っているということで、元の世界から来たということになっているようですが、謎だらけの人である。
そしてユニオンマスターのダエモン
本名で椿と呼んでいるところから、ダエモンももしかしたら元の世界の住人か!?
すべてを知っているのはマエルそして至高の戦士コーエリスのみである。
すべては、マエルに合うと言うことで、すべてが明らかになるだろう・・・・・
いざ・・・・・
みなさんよろしくお願いします。 - おもしろいのでage
- 「ほほぅ。コーエリスがそんなことを。まだまだ奴もヒヨっ子かのう。」
マエルは自身の白い髭をなでながら笑った。
現実世界にあるRPGのように
『よくぞ参った、勇者たちよ。お前たちは××という魔王を倒すのが使命だ』
なる返答があるのではないか、と期待していただけに、
クロノウスはその返答に困惑した。
「俺たち、元の世界に帰りたいと思っているけれど、
ここにきた理由があると思うのです。だからそれを教えてください。
お願いします。」
「では逆に問おう」
マエルは若者たちを見据えた。
「もし私が、『お主たちはここで生涯を終えるためにやってきた』といったら、
どうする?」
「そ、それは・・・」
言葉を詰まらせるクロノウスに、ニクが我慢できずに口を挟んだ。
「知ってるなら教えてくれてもいいだろう!
なんでそんなもったいぶった言い方をするんだよ。」
「ニク、よせ」
スケイスが制止するも、ニクはそれを振り切り言葉を続けた。
「だってそうだろ?俺たち好きでここにきたわけじゃない。
こんな命にかかわる旅を強いられて、目的すら教えてもらえないなんて、
納得がいかない。」
声を荒げるニク。
気持ちがわかるだけに、
スケイスもそれ以上、彼をとどめる言葉をつなぐことができなかった。
「この大陸は病んでいる。それを浄化することは、異界からきたお主たちにしかできまい。」
興奮するニク、
それを止めようとするスケイス、
戸惑うレナとエイジス、
なんとか次の言葉をみつけようとしていたクロノウスは
マエルのその言葉に顔を上げた。
彼らの顔を確認するように老人は見回し、再び口を開いた。
「【マタリエル】という忌み名を追うがいい。
おそらくその名を追ううちに、お主たちそれぞれの本当の目的が見えてくるはずだ。」
「またり・・える・・」
エイジスがその言葉を繰り返し、
口にしてから寒気がしたのか、
肩をぞくりと振るわせた。
「お主らはこの何もわからない世界で、見事に生き残っている。
その存在に意味がなかったら、もうとっくに死んでいるであろう。
目的とは自分で見つけてこそ真価がある。
こんな老いぼれに、その解を問うても納得などできまい。」 - ナイスb
面白いや。 - あげ
- 絶句する一同を見つめると静かに、魔道着のマントをゆらせながら、目の前の老人を見つめる。
スケイス「老公、一つだけ教えてください。」
マエル「なんじゃ」
スケイス「私達のほかに異界から来た人はいるのでしょうか。」
マエル「すまんが、その質問には答えられぬ。」
ニクが逆上した。
「
やい、じじぃ!もったいぶらずに教えろ。
好きでここに来たわけじゃねえ!
知っていることを話せ。答えぬなら、力ずくで吐かせてやる!
」
マエルは、驚くわけでもなく、涼しげな顔をして、
「このわしに力ずくか。フォフォフォ。面白い。できるものならやってみるがいい。」
スケイスの静止も振り払い、
ニクはマエルめがけてスタウトハンマーを振り下ろす。
マエルは微動だにしない。相変わらず、涼しげな顔をして・・・・・
スタウトハンマーを振り下ろすにもマエルの眼前で、止める。
「やい、じじい、何故かわそうとしない?」
「殺気を感じない攻撃はかわすまでも無い。本気でやるのかね?」
ニクの顔がみるみる真っ赤になって行く。
「てめえ、死んでもしらねえぞ。」
「だからやれと言っておろう。」
再度スタウトハンマーを頭上から振り下ろす。すさまじいまでの威力は床を叩きつぶせるだけになった。目の前にいたはずの老人がいない。
ふと、後ろでニクの頭を杖でコンコンと叩く。
「これで死んだな。まだやるかね。」
「ぬぅまだまだ~~~~~~」
スタウトハンマーを横に振るう。老人はまたしても消えた。
全員の後ろから話しかける。
「一同よ。ヒントをやろう。」
「その1.風の様に疾く」
ニクは、冷静になりつつある。
『クイックステップ~~~~~~~~~~~~~』
全身から、白いオーラが立ち上がる。
「スピードならオラも負けてねえ。」
目に追えないほどのスピードで老人を追い詰める。
「フォフォフォ。そのスピードなら、わしを追えぬよ。」
一同「・・・・・・・あそこまでのスピードあったっけ・・・・・」
追えど追えど、離されていく。かわされていく。
「ゼェゼェ、やい。じじい!逃げてばかりしてないで相手しろ!」
「仕方がないのう。この杖で相手するとするか。」
「てめえ。オラをなめているのか。その杖なら叩き折ってくれるわ。」
スタウトハンマーを振り回しながら、老人に襲い掛かる。ヲリならばでの怪力で・・・・
しかし、スタウトハンマーは杖によってうまくかわされて行く・・・・あの細い杖が、折れない・・・・。いや、受け止めているはずなのに折れない・・・
かわされていくうちにニクののど元に杖がかかる。
「これで、2度死んだのう。」
「その2.林のように静かに気を読め。」
「何のまだまだ~~~~~~」
杖を振り払うとスタウトハンマーを振り上げようとする。
「ふぅ。こっちから攻めるとするか。」
老人の杖が、ニクの体めがけて振り下ろす。ニクならばでの反応で、スタウトハンマーで受け止める。
「ほほぅ。よく、受け止めたな。これはどうかな。」
老人の杖がすさまじいまでのスピードで杖を上下左右から振り下ろす。
すさまじいまでの連撃・・・・
「なんの」
ニクはスタウトハンマーで受け止めようとするが、あまりの速さに追いつかなくなっていく。
「何だこれは。速いだけじゃねえ。重い・・・・」
あまりの攻撃にスタウトハンマーを落としてしまう。
一同絶句「あの怪力がハンマーを落とすとは・・・・」
杖が、肩にのせる。
「これで、3度目。」
「その3.火のように激しく、攻撃せよ。」
「まだやるか?」
「まだ、降参じゃねえ。」
スタウトハンマーを拾うとありったけの力を振り絞って老人をめがけて横から振るう。
スタウトハンマーが老人の腹に当たる。
体がくの形に折れ曲がる・・・・いや、曲がるはずだった。
老人はニコニコと立っている。
杖を振り上げてニクの脳天めがけて振り下ろす。ニクは気を失い、どんもりと倒れる。
「やれやれ、老人をいじめるでない。」
「その4.山のように不動であれ。」
一同を見つめると、疲れたように、いすに座った。
「これが、コエリス団戦闘術の真髄じゃ。まあ、それを極めた人間は数えるほどしかいないがね。」
スケイス「それは・・・・・・・」
マエル「ほほぅ。知っておるのか。コエリス団戦闘術を編み出した人間が教えてくれたものじゃ。その知識無駄でないぞ。」
クロノウス「あなたはいったい・・・・・」
マエル「私はただの老人じゃ。このクロノス世界の案内人じゃよ」
>>
略字を修正しておいた。 - マエルつよ@@;
- 残りのアンテクラを討伐するためにチャクラへ向かうクロノウス一行
ニク(うわ、でかいカエルだな~ちょっとウマソウ・・・
スケイス(油断するなよ一応敵だからな。
クロノウス(急ごうアンテクラは後2体だ。
エイジス(この橋を渡ったところでアンテクラが確認されています、気を抜かずに
いきましょう。
レナ(この辺の敵もたいしたことないわね。
クロノウス(まあ、あれだけ戦ったからな~。
ニク(オイ、いたぞ!
そこには前よりも数段強そうなデスアンテクラが仁王立ちしていた
エイジス(僕が囮になるので一気に火力でかたをつけましょう!
するとエイジスがデスアンテに向かっていく。
ニク(よっしゃ!シャウト、ピコハンアタック!
クロノウス(ショックウェイブ!
レナ(クラッシングフォール!
スケイス(アイスプリズン!
今回のアンテクラは以前より硬くなかなかダメージを与えられない。
エイジス(なかなか攻撃が効かないな、ミラーディフェンス!
全員の総攻撃によりデスアンテクラは崩れ落ちる。
クロノウス(よし!やったぞ!
ニク(エイジスが攻撃を受けてくれたおかげで楽だったぜ!
エイジス(やりましたね、皆のおかげです。
スケイス(これで後一体だな。
エイジス(早く皆でディバインを装備したいですね^^
ニク(このままの勢いでカイヌにいこうぜ!
クロノウス(エイジスいけるか?
エイジス(僕なら大丈夫です、早く倒してマギさんを安心させてあげましょう。
クロノウス(そうだな、カイヌへ行こう!
レナ(・・・・・・・・
一向はエリートアンテクラを倒すためカイヌへ向かう・・・・
↓ - 夕日がセルキスに反射し、眩くきらめく。
クロノウスは目を細めた。
そろそろ日も落ちよう。
とはいえ。
この世界は不思議なことに
クロノウスたちが元いた世界と異なり「夜」がない。
夕日の次にあるのは曇り空であり、
月や星もなかった。
そして、このセルキスも、非常に謎めいた刀剣で、
何体のモンスターを倒しても、刃こぼれひとつしなかった。
それどころか、
まるでクロノウスが経験を重ねるのに比例するかのように、
より鋭利に、より切れ味が増していくような気がした。
クロノウスはセルキスを鞘に収め、
思い思いに体を休める仲間を見やった。
隆々とした肩の筋肉をスタウトハンマーにあずけ、
うつらうつらとするニク。
襲いかかるモンスターの初撃を止めるのはいつも彼だ。
体に傷が絶えることがないが、
「傷なんて男の勲章ってもんだろ?」
と豪快に笑う。
いくら勲章とはいえ、痛くないわけではなかろう。
そんなニクに苦笑したのはいつだったろうか。
何か考え込むように揺れる火を見つめるレナ。
その細い肢体のどこに隠されているのか、
恐ろしい火力をもって、
モンスターたちをまとめて壊滅させる。
一度臥せってからというもの、
なにやら元気がない。
モンスターたちを倒すその腕は、
日々磨きがかかっているが、
本人の気持ちはどこか違うところにあるように思える。
やはり椿のことが気になっているのであろうか。
寝ているのか起きているのかわからないが、
目を瞑ったまま木立に寄りかかるのはスケイス。
彼の魔法はがむしゃらな火力で押すものではなく、
冷静に戦況を見極め、
ここぞというときにPTを好機に導くものだった。
もし彼の魔法がなかったら、
俺たちは何度死線を彷徨ったことだろう。
もともと彼は策略が得意だった。
彼はまさにマジシャンが適職だったのかもしれない。
そしてエイジスは、
すっかり疲れこんだ様子で、
自分のマントにくるまり軽い寝息をたてていた。
彼はPTの命綱だった。
彼がいなかったら、
俺たちはとうの昔に命を潰えていた。
俺と同じパラディンの気質を備えながら、
どこにそんな魔力があるのか。
傷も疲れも
彼の支援のおかげで、一気に吹き飛び、
俺たちは多少の無茶も平気でできた。
が、その分、エイジスにはより多くの負担がかかり、
連戦が続くと、
こうやって眠りにつかない限り、
自身を回復しきることができなかった。
俺は果たして強くなっているのだろうか・・・?
クロノウスは先日のエリートアンテクラ戦を思った。
確かに、エリートアンテクラは強かった。
が、PTにかかると、
強いといわれたそのモンスターも
あっという間に膝を折った。
正直、拍子抜けした程だ。
マギにも喜んでもらえ、
俺たちは無事にディバイン防具と呼ばれる、
伝説の装備を手にいれた。
でも。
何か違う。
皆をみていると本当に強くなったと感じるのに、
クロノウス自身はどうしても実感がわかなかった。 - その頃、カウエリスはイクシリスと一緒にマ=ドゥラヴァスにいた。
カウエリス「コーエリスはどこにいるのか・・・。」
イクシリス「確かに、コーエリスはどこにいるのか。」
と、そのときだった。
フフフフフ~フフフフフ~。
カウエリス「誰だ!」
?「あなたの求めるものはカノンの図書館で戦っているわ。まぁ、あのものはとても強く20Fまでやってきたわ。まぁ、せいぜいがんばりなさい。」
と風の声を聞いた。
カウエリス「あなたの」
イクシリス「求めるもの・・・。」
2人「もしかして!」
その頃、コーエリスは情報屋で手に入れた情報から図書館にイモータルクラウンがあるという情報を聞き、そのクラウンをカウエリスに授けマスターにふさわしくするために行った。
だが、コーエリスは19Fのマネスの襲撃によりひどいダメージを受けていた。
コーエリス「はぁ、はぁ・・・。最上階は一体、何階なんだ・・・。」
20Fは休憩場でもあるため、モンスターが襲ってくることはまずない。
そのかわり、武器の修理とアイテムを揃える事は可能だ。
コーエリス「カウエリス待ってろ。オマエを立派なマスターにさせるために・・・.」
と、言って20Fで休憩していた。 - ん@@ソロですよね・・・
どんだけ強いんですか@@;
そういえば私の友人は19fで突如マネスに殴られて逝ってたな。。。 - ん?19Fってマネス出るん?@@
- こういう小説ならカイヌとか窓とか、
地名や職業を略すのはよくないと思う。。。 - >230さんへ
何故、地名や職業を晒すのはダメなのですか?
理由を教えていただきたくよろしくお願いします。 - >>231晒す?
何言ってんの?
ボクも略さない方が良いと思います
会話などで略すのは良いとしてナレーションで略すのはムードがありません
あとマエルなどの物言いが丁寧な人物はやはり略すとムードが壊れます - 略=りゃく です。やばいね
- >>232ん~多分、皆実際ゲームではカイヌゥスやマ=ドゥラヴァス等とフルネームで言う人少ないからねぇ。
例えば、エアコンの正式名称をエアコンだと思ってる奴居るし。。それと一緒、カイヌや窓って呼び方が主流になってるから仕方ないのよ。(探せば居るかもよ?カイヌや窓の正式名称知らない奴
でも、やっぱ小説とかでは略さない方がいいねぇ
後、>>231はもうちょっとよく字を見ようねw - >>226さん
すっげぇ。
かなりの文才の持ち主ですね。 - >>228-234>>227の作者です。
一応、すみませんm(_ _)m
地名の略(りゃく)用語しか知らなくてそのまま書いてしまいました。
なので、修正いたしましたのでよろしくお願いします。
一応、私の理想のコーエリウスは
サトゥーバクラウン
+15マタリエルネックレス
+15マタリエルペンダント(3個)
+15ブードゥアーマー
完全体ルゥ
+15ブードゥシールド
+15マタリエルリング(2個)
+15ブードゥベルト
+15ブードゥガントレット
+15ブードゥグリーブ
と、考えています。
図書館19Fで実はマネスが襲撃します。
それから、20Fへと行けます。
図書館19Fまでいけるのは本当の上級者かギルハンでいける場合が多いので、理解できない方もいますがその点よろしくお願いします。 - え?あのマネスの攻撃って食らうのか?
- そして次に向かうのは島・・
そこにはどんな敵が待ち受けているのだろう・・
しかし、運営がこれ以上このゲームで金を回収できないと見切りをつけ、
サービス終了となるのであった。 - いつもすまし顔のスケイスが、
珍しく頬を紅潮させて補給から戻ってきた。
「みんな聞いて欲しい。」
先ほど倒したばかりのギガストーンにみな腰掛けたまま、
少し興奮気味のスケイスを見上げた。
「クロノウス、マエルさんに言われた『忌み名』って覚えてる?」
不意にスケイスに問われ、
クロノウスは記憶を手繰った。
「えーと・・・確か・・・『またりえる』だっけ?」
マエルに「忌み名」と言わしめたその言葉を忘れるつもりはなかったが、
前に進み続ければ、
その先に自分の求めるその答えがあるような気がして、
クロノウスはひたすらモンスターを相手にセルキスを振るい続けた。
少しでも早く、少しでも強くなりたかった。
その結果、旅にはかかせない情報収集が疎かになり、
クロノウスにとって、マエルの言葉も、
どこか遠い記憶になってしまっていた。
そして共に旅をする仲間たちの言葉や気持ちも
すっかり見過ごしていたらしい。
* * *
「クロノウス、あなた少しヘンよ。」
レナはきつい口調でクロノウスに言った。
黙々と支援を続けていたエイジスが
戦闘の最中いきなり気を失ったのは一昨日のことだ。
レナがとっさにエイジスの肩を支え、
その場に倒れこむのは防いだが、
その時のエイジスは
とても人の体とは思えぬ程熱くなり、
ゼロゼロという異音のある短い呼吸を繰り返した。
限界を超えた支援の継続が、
彼の身体を完全にオーバーヒートさせていたのだ。
レナは戦闘後の珠のようにしたたる汗をぬぐいながら、
茫然とするクロノウスを睨み付けた。
「どうしてそんなに焦ってるの?
今まであなたはもっとわたし達を見てくれていた。
少なくとも、エイジスがこんなになるまで
仲間を振り返ることもせず、突っ走ることはなかったわ。」
だって、俺はもっともっと強くならなくちゃ・・・
と、まるで条件反射のように
その言葉が口をついて出そうになり、
その目の前で、
レナの肩を借りたままのエイジスの顔色が、
見る見るうちに土気色になっていく。
クロノウスははっとした。
「すまない。帰還しよう。」
と、ニクとスケイスを振り返り、
その様子にクロノウスは再び愕然とした。
二人とも肩で荒い息をしながら、すっかり疲労困憊していた。
強気にも
「大将、張り切りすぎじゃネ?」
と
ニクは出血の止まらぬ傷に、
乱暴にバンテージを巻きながら皮肉を言ったが、
明らかに、
ちょっとした無理を大幅に超えた
無謀な戦闘を継続していたことに
クロノウスはようやく気がついた。
よくみれば、自身の盾を握る手もガクガクと震え、
気力のみでセルキスを握っているような状態だった。
ターラに帰り、
クロノウスは昏々と眠るエイジスを看病しながら、
自身の不甲斐なさを自嘲した。
俺は仲間をこんな目に合わせて
何が強さだっていうんだ。
* * *
スケイスはクロノウスの答えに力強く頷いた。
「そう、『マタリエル』。
実はこの名につながる者、いや、モンスターが、
俺たちの実力でもいける場所に巣食っているらしい。
このモンスターに会えば、あるいはこのモンスターを倒せば、
もっと新しいことが判ると思うんだ。」
おぉ、という皆の感嘆の声に、いつも冷静なスケイスもちょっと得意気だ。
「どこから入手してきた情報か知らないが、
スケイスが握ってきたということは信頼性ありそうだな。」
ニクがスタウトハンマーを肩に腰をあげる。
「善は急げ?」
マヌガンを片手に軽く膝を曲げ伸ばしするレナ。
「クロノウスに看病してもらったから、今日はばっちりですよ。」
エイジスが何者をも傷つけることのないブレードオブスピリットを
鞘に収めたまま両の手で抱える。
「・・・・で、クロノウス、どうする?」
補給から戻ったばかりで、
すでに準備万端なスケイスがクロノウスの次の言葉を促した。
焦燥感や逸る気持ちからではなく、
心の底から力強く気持ちが熱くなる。
「よし・・・行こうか!」
俺にはこんなかけがいのない仲間がいる。
それなくして、”強さ”なんてありえない。
クロノウスは天高くセルキスを掲げた。
※誤字の修正1回 - もげ
- マタリエルとつながるモンスター・・・?
- 一方その頃、
別の惑星では事件が起きていた。
大魔王ババール大塚が復活したのだ。
惑星コセア防衛基地隊長のマウインガル田中は、
大魔王ババール大塚を倒すべく新たに精鋭部隊を結成。
ここに百年戦争の幕が切っておとされたのであった。
隊長「わかっているなみんな・・・負けられない戦いなんだ!」
マウインガル田中とこ防衛基地隊長は声を(以下省略
こうして今の「クロノス」が誕生したのである。 - >>239ニク(で、どこに行くんだ?
スケイス(情報によるとモンタヌゥス神殿の奥に血の祭壇という場所があるらしいんだ、そこにはアイドラっていうシュレーダーより恐ろしいモンスターがいると聞いている。
クロノウスは前回のシュレーダー戦の事を回想する。
前の戦いでは実力で勝ったとは思えないな、もしあの人が来てくれなかったら
俺は今頃・・・・
スケイス(どうしたクロノウス?
クロノウス(シュレーダーの時の事を思い出してね、あの時俺を助けてくれた人
一体何者だったんだろうな。
レナ(・・・・・・・
エイジス(同じように旅をしているのなら、きっとまた会えますよ!
クロノウスだけじゃなく皆の恩人ですから僕もお礼が言いたいですね。
ニク(俺も会いたいな~土壇場で現れるなんてまるで正義のヒーローだな!
正義か・・・マエルさんが言ってたように俺も勇者なんだよな、
俺もあの人のようになりたい、強くなって皆をこの世界を守りたい!
クロノウス(行こう血の祭壇へ。
全員がうなずき一向はターラをあとにする。
ニク(そろそろ神殿だな、気ぃ引き締めていくぜ大将!
クロノウス(待て、誰か入り口に立ってるぞ!
そこにはレナと瓜二つの顔をもつ者が立っていた。
ティナ(久しぶりだなレナこの前よりだいぶ強くなったみたいだ。
レナ(お姉ちゃん!
今まで元気のなかったのが嘘のように元気になるレナ。
ティナ(再開してそうそうだが単刀直入に言おう私と一緒に来い、
ダエモン様ならきっとこの世界を平和に導いて下さる。
クロノウス(そんなことありえない!ダエモンはカウエリスさん
の全てを奪った張本人だぞ!
ティナ(お前には聞いていない、茜!目を覚ますのよ私達いつだって
一緒だったじゃない・・・
少しの間重い空気と共に沈黙が続く・・・
レナ(ごめんなさい、皆・・・
皆の反対を振り切りティナの元へいくレナ、その足取りは重いが
しっかり前へ進んでいく。
ティナ(ありがとう茜やっぱり分かってくれたのね、さあダエモン様の
所へ行きましょう。
お姉ちゃん・・・・・・勘違いしないで!私はダエモンの元へはいかない!
ダエモンが悪者だって分かってる、そこにお姉ちゃんがいるのなら
私、絶対お姉ちゃんを取り戻すんだから!
ティナ(そう、言っても分からないの・・・
なら仕方ないわ、それならあなたも殺すしかない
せめて私が葬ってあげるわ、あなたの姉として。
ティナのカーラが語りかけてくる、殺せ殺せ殺せそいつの血を私に!
クロノウス(椿さんの武器あれは一体・・・
あれは成長武器のカーラ選ばれた者のみが装備できる物だ
そう言って物影から姿を現す。
モシュネ(始めまして皆さんモシュネといいダエモン様の
守備隊をしております、以後お見知りおきを。
スケイス(ダエモンの守備隊だと!何しにきやがった!
モシュネ(フフ、ティナさんの姉妹対決を見に来たんですよ
姉妹での殺し合いゾクゾクしませんか?
ニク(イカレテやがるな、レナに分が悪い助太刀にいくぜ!
すると巨大な炎がレナとクロノウス達の間に現れる。
モシュネ(邪魔するのは野暮ですよ、暇つぶしに私が相手をしましょう。
スケイス(こいつ、俺よりすごい魔法が使えるのか!
クロノウス(ダエモンの仲間なら話し合いで解決ってわけにもいかなそうだな
エイジス(レナさんが心配です、早めに終わらせましょう!
↓ - 「お姉ちゃん…っ、私、お姉ちゃんに何があったのか分からない。
でも、私のことを信じて!」
「うるさい、うるさい、うるさい!!私はティナ、ティナよ!」
レナの声を遮るように椿、いやティナが叫ぶ。
椿の眼に狂気の色が宿り、両手についた刃が一層強く光ったかと
思うと、地面を蹴り、レナに襲いかかる。
「レナ!!」
叫ぶと同時に、エンカ・ホリアマ・ライフにより、体中に力が漲る。
「間に合え~っ」ニクがクィックステップを唱える。
スケイスが氷をばらまくが、ティナはひらっとかわし、レナに走り寄る。
クロノウスはSWを放つ。 しかし、ティナを止めることはできない。
「ふふふ、貴方たちの相手は私だと言ったでしょうぅぅぅ?」
モシュネの白く光る杖から稲妻が走り、途端に、目前が真っ白に眩む。
「レナ…っ!逃げてくれ……!」
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せェ
血を吸わせろ血を吸わせろ血を吸わせろ血を吸わせろォォ
獲物獲物獲物獲物獲物獲物獲物獲物獲物ォ
ティナの脳裏に響き渡る、血を求める声。
美味そうな血をたらふく含んだ獲物が、すぐ目前にある。
赤い装備に身をつつんだ細身の少女が見える。
ほら、もっと近く、もっと近くに…!
レナ「お姉ちゃん。。。」
ティナ「!!?」
少女の顔は悲しそうだったが、微笑んでいる。
それは襲い掛かられる前にも関わらず、怯えた様子がない。
その瞳は静かに澄んで、そしてどこか人懐っこい。
神社公園で追いかけてきた幼い女の子、その子と同じ眼をしている。
そう、よく知っている顔。 とても暖かい、柔らかい、何かを思い出させる顔。
「ううっ」ティナはうめいた。
しかし、カーラの暴走に引きずられたティナの身体は、攻撃を止めることが
できない。
「おやおや。オアノスさんのプレゼントしたカーラ、お気に召しませんでしたかね。
マインドを乗っ取られたままの方が、御幸せだったと思いますがね。ククク。」
モシュネが愉快そうに呟く。
「レナ…! なぜ逃げない! お願いだ、逃げてくれ!」
↓ - レナ「お姉ちゃん、私がカーラという武器を破壊するわ。」
といい、レナが弓を構えた。
そして、ティナの持つカーラがレナに迫ってきた。
その刹那、2発ティナが持つカーラの右と左に命中した。
そして、成長の攻撃が止まった。
ティナがカーラを見るとカーラの光が消えていた。
急に止まった反動で、ティナは転びかけた。
「お、お姉ちゃん・・・。」と、レナが言った。
「カーラの暴走が止まった。私が使うには少々早かったね。」
と言っていた。
「おねぇちゃん」と言いながらレナはティナを抱きしめた。
ティナもレナをしっかりと抱きしめた。
永き間、会えなかった運命の再開である。 - 良い流れだ(ノд;)
- そのころ、レナを除くクロノウス達はモシュネに対抗していた。
エイジスは支援をかけながらヒールをしている。
スケイスは雷でモシュネをとめようと必死である。
ニクはシャウトオブアングリーでモシュネの防御を減らしピコハンで抵抗する。
クロノウスはSWで攻撃をしていた。
だけど、モシュネはPOTとマジックシールドでなかなか致命的なダメージを与えられていない。
だけど、モシュネは一番近くにいたニク向かって炎魔法を唱えた。
そのときだった。
やっとスケイスの雷がモシュネを止めた。
それにより、炎魔法は未遂で終わった。
そこを狙ってクロノウス達はモシュネを攻撃しようとした。
モシュネ「フフフフフ、これでは危ないな一旦退散。さらばだ」
クロノウス達が攻撃しようとしたときモシュネはフリーテレポート(帰還文書だと遅い)にて退散した。
***********************************8
そして、椿(ティナ)はクロノウス達と組むことになった。
ティナは以前クロノウス達が拾ったホウ=イを使用する事にした。
カーラはすでに死亡状態なのでただの爪になっている。
そして、クロノウス達は神殿4Fから血の祭壇へと向かった!
↓ - モシュネ(やれやれティナさんも甘いですね~まさかあんなに
あっけなく負けるなんて。
人の事をどうこう言える立場かモシュネ?
あらら、もしかして見てました?
ヒュリオン(いや、お前一人ということはティナが向こうについてしまい
数で圧倒された、こんなとこだろう?
モシュネ(大正解、お見事な推理力です!
ヒュリオン(・・・・・・・今度は俺もいく、お前一人じゃ荷が重いだろう。
モシュネ(オオ!ヒュリオンさんがいれば心強いですよ~
で俺に張り合うパワー戦士はいるんだろうな?
そういうとタイタンハンマーを地面に叩きつける。
モシュネ(まあ一人脳みそまで筋肉でできたようなやつがいますが・・・・
ヒュリオン(そいつは俺の獲物だな!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ダエモン様クロノウス達もマタリエルを追い始めたようです。
ほう、さすがはこの世界に来た勇者様だ。
オアノス(ティナは向こうへ行きカーラもそのまま奪われたそうです。
ダエモン(そうか・・・・
オアノス(ティナさんを奪われるどころかカーラまで、本当に申し訳ありません。
ダエモン(かまわんさ、どうせあれは異世界の者しか使えないし
しばらくカーラは使い物にならんだろう、
そして伝説通り6人揃ったというわけか。
オアノス(2000年に一度開かれるはずのハローゲート
平和なこの地に異界のモンスターと異界の勇者が現れるか、
しかしこの世界に彼らが現れたのは最近それもまちまちに、モンスター
はかなり前、そしてダエモン様も・・・・・
ヤハリ何らかの方法でゲートは操れるのでしょうかね。
ダエモン(その答えはマタリエルが知ってるはずさ。
オアノス(それとカウエリス達が宣戦布告を我が軍にしてきたようです。
おそらくコーエリスもくるでしょう・・・
ダエモン(コーエリスか相手にとって不足なしだな。
↓ - その頃、コーエリウスは30Fに着いた。
そこにはマネス一人だけいた。
コーエリス「とうとう見つけたぞ、マネス。俺がお前を倒してみせる。」
といい、SLWを放った。
そして、マネスは早速反撃した。
「19Fでお前の攻撃は大体分かっている。行くぞ!モータルクラーッシュ!」
マネスはダメージは受けている様が耐えている。
コーエリスはマネスをモータルクラッシュで攻撃しながらヒールをし、そして、マネスは崩れた。
そして、いくつかの防具やアイテムが落ちた。
「こ、これは・・・。」とコーエリスが言った。
ブードゥー装備が落ちていたのである。
「ここに、イモータルクラウンが無い・・・。もしかして。」
今までの29Fまでと同様に図書館の続く階段があるのを見つけた。
それを見つけ、コ-エリスは真のボスを倒すために上へと向かった。
その先に、魔物になっていたマネスがあらわれた。
「マネスめ、俺はお前なんかに負けられない。いや、負けない!
今こそ、この武器を使うときが来た、血湧き肉躍る最高の戦をはじめよう。」
といい、コーエリスはレイを装備した。
そして、コーエリスはマネスに向かっていった。
************************************
カウエリスはコーエリスが図書館で死闘していることを知り、自分も死闘すべきだと思い、カウエリスはダエモンを倒そうと考えていた。
カウエリスはマ=ドゥラヴァスでアンティーク装備を揃えていた。
イクシリスも同様、カウエリスと一緒に立派な装備に戻ってきた。
そして、今はイクシリスの師匠カイラに頼んでセイクリッド装備を作ろうとしていた。
↓
(いくつか修正[原因:眠いときに書いていてさっき見たとき自分で読んでも少々悲惨な文章だったため訂正]) - 文才なさすぎじゃね。
いやスルーしてくれていいけど。 - ↑ 自分で書いてから言いなさい。
スルーできません。 - >>251漫画家を批評したら
「じゃあお前が面白い漫画を描いてみろ」
って言われたような気分だわ。
プロかどうか関係なしに、見る側に求めるのはどうかと思うがね。
以下スルーでお楽しみくださいな('A`) - >>249をちょっと自分風に書き直してみます。
一方、コーエリスはカノンの図書館の30Fまで辿り着いていた。
そこには、19Fで会ったマネスがいた。
30Fにいる敵はマネスだけのようだ。
コーエリス「マネス、今度こそ俺が倒す。」
と言い、コーエリスはスラッシングウェイブを放った。
マネスもコーエリスに襲いかかる。
「19Fでお前の攻撃は大体分かった。あとはお前を倒すだけだっ!!」
お互いダメージを受けつつも、コーエリスが渾身の力でモータルクラッシュを放ち、
マネスを倒した。
「こ、これは・・・。」と呻くコーエリス。
マネスが落としたのはブードゥー装備などしかなかった。
そこにはイモータルクラウンはなかった。
ふと顔を上げると、階段があるのに気が付いたので登ってみた。
すると、そこには巨大な魔物になったマネスがいた。
「マネスめ、まだ生きていたのか。」
と言い、コーエリスは装備を成長武器のレイに持ち替えた。
そしてコーエリスはマネスに立ち向かった。
************************************
その頃カウエリスはコーエリスが図書館で闘っていることを知り、自分も闘うべきだと思った。ダエモンを倒すために。
カウエリスはアンティーク装備に身を包んでマ=ドゥラヴァスから戻ってきた。
イクシリスも同様、カウエリスと一緒に立派な装備を身につけて戻ってきた。
そして、今はイクシリスの師匠であるカイラに頼んでセイクリッド装備を作ろうとしていた。
↓
下手でごめんなさい^^; - そして、クロノウス達6人は血の祭壇に着いた。
エイジス「皆さん、ここのボスアイドラは防御を上げる魔法をするそうです。なので、ニクとスケイスはアイドラをなんとしてでも止めてください。」
ニクとスケイス「わかった。」
クロノウス「よし、いこう!」
と言って、みんな攻撃にかかった。
ニクはシャウトを使い、敵の防御を減らしレナとティナの2人が華麗に敵を倒す。
エイジスはみんなを守っている。
スケイスは魔法で相手を止めて倒していく。
そして、クロノウスも負けじと雑魚の群れを倒していった。 - ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ティナ「来たよ。」
といい、みんなが上にあがった。
そしたら、アイドラがいた。
******************
更新しないかな? - 冷たい床から伝わる地響きを感じながら、
アイドラはゆっくりと立ち上がった。
おそらく異界の者達は下僕共をものともせず私の元にくるであろう。
そして、私は今までの葬ってきた多くの戦士達と同じように、
彼らを血祭りにあげる。
そんなわかりきったことに、
何故、
という疑問が、今更ながらアイドラの頭を離れなかった。
そもそも、あの者達を異界の者と呼ぶのであれば、それは我等も同じだ。
夜を迎えることがないこの大陸で、
異界の者同士で血を流す。
それにどんな意味があるというのか。
所詮、私も含め、
我が兄弟スレイドやシュレーダー、
そして我らの創造主マタリエルも
何者かの手駒にされているのではなかろうか。
アイドラは、
一度心にのしかかった暗雲をどうしても振り払うことができなかった。
この魔物と化した自分に「心」なぞあるものか、
と、馬鹿げた妄想を笑い飛ばそうと思った。
確かに
戦士達の血でより赤く、より深く染まってゆく己の手を見ると、
全身を駆け巡る快感で、「何故」なんていう疑問はどうでもよくなった。
しかし、また誰もいなくなった祭壇に独り残されると、
むくむくと湧き上がってくる疑問。
自身へのこの大陸での存在意義を問わずにいられなかった。
やがて、
遠くからの地響きがぴたりと止まった。
それから、いくばくもすることなく、
階段を勢いよく駆け上がる複数の足音がしたかと思うと、
息を弾ませた6人の若者が目の前に姿を現した。
「お前がアイドラか?!」
リーダー格らしい少年が
魔物の血を浴びてより不気味な輝きを増す刀剣を
アイドラに向けて構えた。
確かに今までの戦士達とは何かが違う。
眼に鋭い光を宿した少年たちからは、
本能が警鐘を鳴らす程の強い力を感じることができる。
そして。
その警鐘をも上回る
己の中に甘い、血を求める欲望が滾る。
眼球をえぐり、脚を引き抜き、
若い戦士達が泣き叫び命乞いする中、
ゆっくり四肢を引き裂き、心の臓を喰らおう。
この崇高な儀式を前に
己の存在意義を問うなど、
矮小な世迷言は相応しくない。
「やい、お前! 魔物のボスなら、何が目的なのか教えろ!」
若者たちの中で頭ひとつ分、身体はふた回りも大きくたくましい少年が、
巨大なハンマーを振り上げ叫んだ。 - その頃、カウエリスとイクシリスはクロノス城にいた。
カイラに頼んでセイクリッド装備を作成していたのである。
イクシリス「師匠、お願いします。」
カイラ「分かってるよ。今から作るからな。」
カーン
「はい。セイクリッドアーマー1つ完成。」
・・・・・・・・・・・
「ごめんなさい。セイクリッドアーマーもう1個成功できなかった。」
・・・・・・・・・・・
「ごめんなさい。セイクリッドアーマーもう1個成功できなかった。」
カーン
「今度はセイクリッドアーマーもう1個も成功したわ。」
カウエリス達はそうやってセイクリッド装備を作っていった。
***********************************
そのころ、コーエリスはやっとの思いでマネス(変身)を倒した。
「はぁ。はぁ。はぁ。マネスをやっと倒せた。」
そういいながら仰向けに倒れた。
その近くにクラウンがあったので取ってみた。
「な、なぬ。これはイモータルクラウンでない。ソキエータルクラウンだ。・・・。」
そう言ってカノンの図書館を去って、クロノス城へと戻った。 - 「師匠次はグリーヴをお願いします」
「はい、失敗」
「Σ」
・ω・今日の出来事 - 256氏にちょっとした意見
↓参考文献アイドラの欄に
「幼少期の彼女はシュレーダーを実の兄のように慕っていた。」
と書いてあるので、実の兄弟ではないと思いますが^^; - >>259マタリエルが創造主という存在らしいから、
本当の兄弟っていうより、
作った人?が同じ、みたいな意味で使われているんじゃないかな? - このスレずいぶん長いけど
終りが見えないね@@ - 少なくとも2~3回はスレ建て直さないと終わらないと思うw
- マタリエルとは何なんだ、なぜお前達は会話ができるんだ?
異界の物、どこでその名を聞いた。
まずこっちの質問に答えてもらおうか、もう一度聞く
マタリエルとは何だ?
答える気はないな、私はここに侵入した者を血祭りにあげるだけだ。
ニク(力ずくで聞くしかないな、覚悟しろよアイドラ!
クイックステップで加速し瞬時にアイドラにスタンを打ち込み
そのまま、パワープレイク、シャウトオブアングリーを
繰り出す。
アイドラ(どうやら久しぶりに手ごたえがありそうだ。
無数の触手がニクに襲い掛かる。
ウォオオオ!クロノウスがニクを土台にジャンプし触手を切り裂く、
レナとテイナも正確な射撃で触手を攻撃する
ニク(イテテ、クロノウスのやつ後で覚えてろよ・・・。
ク!我が触手をこうも簡単に!
スケイス(まだだぜ!ライトニング!
アイドラに強力な雷がおち体がひるむ。
エイジス(今です!一斉攻撃を!
クロノウス(このまま押し切るぞ!
アイドラ(ふふ、久しぶりに本気でいけそうだ。
すると謎のオーラがアイドラを包む。
ニク(なんだ、急に皮膚が硬くなりやがった!
エイジス(防御魔法か!まずいです触手もまた復活していってます!
ティナ(チッ、素早い身のこなしでアイドラの触手を撃つが
今度は止めることができない。
レナ(お姉ちゃん!
しかし無惨にも全員が致命打になりうる攻撃をうける。
クロノウス(クソ!ここまできて・・・
スケイス(まだだ、俺の魔法はかなり効いてるようだぜ。
お前、やつによく似てるな忌々しきロア=ラロシュに。
スケイス(ラロシュ、この鎧の名前と一緒だ、ラロシュ・・・・
俺に力を!
スケイスに今までにないパワーが漲る。
呼べ我が名を、アイドラをウツ我が力を!
なんだ・・・この感じ俺はお前を知っている、そうか。
アイドラ(こざかしいまずはお前だ!
スケイスにアイドラの触手が一斉に遅いかかる。
お前の名は・・・・・・・・・・アイウールだ!
ドーン!!!凄まじい爆音と共にスケイスの周りに煙がたちこめる。
クロノウス(スケイス!
アイドラ(グォオオオオ!貴様何をした!
煙が晴れスケイスの姿が見えてくる。
いくぞ、アイウール!
ニク(な、何だスケイスのやつあんなかっこいい武器持ちやがって!
クロノウス(詮索は後だ、スケイスに続くぞ!
再びアイドラに総攻撃を仕掛ける5人、アイドラの防御魔法をも
貫通するスケイスの魔法が致命的なダメージを与え、
ついに崩れ落ちる。
ハァハァ、またかまたお前に私は敗れるのか、ラロシュ・・・
ラロシュじゃない俺の名はスケイスだ!
スケイスか、よくやった、一つだお前達の質問に一つだけ答えよう。
クロノウス(マタリエルとは何だ。
アイドラ(マタリエル、それは我等の創造主だしかしお前達には
勝ち目はないだろう・・・ク!さすがにもうダメだな後はスレイド
にでも聞くがいい・・・
スケイス(なぜそこまで教える?敵である俺たちに・・・
何故だろうな、何だかスッキリしたよ、お前達のおかげで私は
また眠りにつける・・・・ありがとう。
アイドラの巨体がその場から消える。
レナ(何だかちょっと人間みたいだったね。
スケイス(スレイド・・・・・
クロノウス(それにしてもすごかったなスケイス、その杖一体なんなんだ?
エイジス(まずは町に戻りましょう、話はそれからです。
一向はターラの町へ戻っていった・・・・・・・・・
↓ - スケイスがアイウールか・・・。
今後、ティナの死んだカーラもカギ握りそうだな。
あとは、クロノウス、エイジス、レナ、ニクの今後が楽しみだ。
age - ニク・・・なんでソーニースパイラル使わないんだw
ピコハンアタックとか一人だけ寂しい><: - A:ごめん もうダメなんだ;;
B:なんで そんなこと言うんだよ><
C:そうだよ @2週間もすればマンボイベントだよ もうすこし続けよう><
A:でもさマンボイベントって初心者だけしか意味なし 俺バルだからさぁ......
A:先が見えないんだよ
LV100いったのに+10葡萄1つも持ってないんだから
もうこれが引き際なのかなって思ってる;;
B:;;
C:そっか...
A:ごめんね;;
C:しかたないよ 今のクロノスじゃあまともな狩りできるのごく少数だしね
B:うん
A:でも きっと
D:おいおい ギルメンが装備揃わないからって引退宣言したぞ まじうぜぇw
D:誤爆w
A:すいません
Aがギルドから脱退しました
D:ごめw
C:Dちょっと言い過ぎだよ
B:うんうん@@
D:でもさぁさっき引退するって言ってたけどだいぶ前から装備クロトレで
売ってたよな?A RMTするんじゃね?
C:そうかも知れないけど.....だからって止める権利なんて僕にはないし;;
Aも今までかなりの額くじに使ってたみたいだからさ><
B:∑(ω・)
D:くじ沢山買っても+10葡萄1つも買えないなんてw
B:ショボーン(;ω;)
D:しょぼーん なんて言うなよ 画面越しに笑ってるくせにw
C:ごめん 明日早いからもう寝る
B:じゃあ僕も落ちる
C:じゃあおつかれ~
B:おつです^^
皆さん本当にお疲れ様です ショボーン (;ω;)ノ - モンタヌウス神殿を抜け、ターラの平原に出た。
「やっぱり俺は薄暗い神殿よりも、こういった広々としたところが好きだ。平和な世界だったらこんなところでピクニックでもしたいもんだな。」
「ふっ・・同感だ。なにしろ神殿内ではお前のその図体が邪魔で、後ろを行く俺たちには前が良く見えなかったからな。」
「何だ、このやろう!そうやって俺が体を張って敵をひきつけてるんじゃねーか。」
顔を真っ赤にして憤るニク。そんなニクにスケイスは更なるからかいの言葉をなげかけているようだ。
しかし、そんなニクとスケイスのやり取りも、そこに険悪さはかけらもない。
「お互いに素直じゃないのね。『お疲れ様。ありがとう。』って言えないの?」
「あの二人って戦闘中はすごく息があってるみたいに見えたのに・・普段はこんななの?」
「まったくですね・・まあ、幸いこのあたりにはベルクたちもいないようですから少し休憩でもしていきましょう。」
と、顔を見合わせるレナ、ティナ、エイジス。
激闘を終えて帰途に着いたパーティーにとってのつかの間の休息。
そんな中でも、クロノウスはいまだ解けぬ疑問に自らを縛られていた。
「いいですよね?クロノウス?」
「ああ」
エイジスからの問いかけにも生返事しかできない。
{{俺にとって戦う意味は・・・強さとは何だ
アイドラ戦でスケイスは何を得たのか?
あの杖の輝きは・・・
あれは杖の持つ輝きだったのか?あるいはスケイス自身の・・
・
・
俺はこのままでいいのか?
・
・
・
・
もっと強くなりたい。たとえこの身を更なる危険にさらすことになっても}} - 連投すまん
「・・け・・・え・・・・」
遠くで人の声が聞こえたようだった。
{{ ! }}
吹き抜ける風はそれほど激しいものではなかったが、それでも木々を揺らし、ざわめいた葉音を立てるには十分な強さだった。
おしゃべりに夢中になっているほかのメンバーはそのせいで声に気がついていないのであろう。
が確かにそれは人の声であると思われた。
「・す・・く・・・・・・」
{{聞こえる!誰かが呼んでいる!}}
クロノウスはとっさに立ち上がると、ひざ近くまである草やところどころに横たわる倒木を避けつつ、声のしたほうへと急いだ
「たすけてくれえ~~~~」
今度ははっきりと聞き取れた。
{{ 近い! }}
目の前にあった巨大な岩を回り込み、声の主に近寄ったそのとき
「ぎゃあああああああ」
目の前で、赤い鎧を着た見知らぬ男が膝をついて崩れ落ちるところだった。
男はうつろな目でクロノウスをのほうを見ながら、一言二言、言葉にならない声を発し、
倒れた。
ざっくりと割られた鎧の背中に突き立った巨大な斧は、その主の凶悪さを物語っているようだった。
「アンテ・・クラ・・」
クロノウスのつぶやきを聞いてか聞かずしてか、巨大なそのモンスターは大きく息を吸い込むと、
新たな獲物を見つけた喜びに打ち震え、その狂気の瞳を怪しく輝かせた。
そして先ほどの男の体から、ゆっくりと斧を引き抜いた。
「復活していたのか・・・しかし、以前の俺とは違う。
俺達はアイドラも倒したんだ。アンテクラなど蹴散らしてやる!」
クロノウスはセルキスソードを鞘から抜き放つと、盾を前面に押し出してアンテクラに対峙した。
アンテクラはクロノウスが逃げ出さない事をいぶかしがっている様なそぶりを一瞬見せたが、
その斧を大きく振りかぶると力いっぱい振り下ろしてきた。れ - 3連投ごめん
ガキーーーーーーーーン!!!
クロノウスはそれを盾で受け止めると、そのまま左肩越しに跳ね上げ、
懐にもぐりこんで、すきだらけになったアンテクラの腹を切り裂く・・・
はずだった。
しかし、そこにはアンテクラの屍骸ではなく、無残な金属片が散らばっていた。
{{ あのアンテクラの斧は受け止めるには重すぎる。
受けていたら俺があの盾のように・・・}}
ぎりぎりでそれを察し、バックステップでかわしたはずだったが、完全には回避できなかった。
{{ 第一撃をかわし損ねた分は、構えていた盾が真っ二つになるだけですんだが、第二撃は・・・
くそ・・こんなところでやられるわけにはいかない
もっと・・・もっとだ
もっと強くなりたい。
たとえこの身を更なる危険にさらすことになっても
俺は、、、俺はこの世界を救わねばならないんだ!!! }}
その瞬間
クロノウスの体から青い炎のようなオーラがたちあがったかとおもうと、
手にしていたセルキスソードが青く輝き始めた。
「これは!」
思わず今が戦闘の真っ最中であることを忘れ、セルキスソードを見つめるクロノウス。
「俺のセルキスソードもスケイスの杖のように!?」
しかし、輝くセルキスソードは、まるで自らの意思を持ったかのように動き始めた。
クロノウスの制御をまったく受け入れず、輝きながら空中へと上昇しようとしたのである。
クロノウスは離すまいと右手を強く握り締めるが、輝くセルキスソードは
その手を振りほどくとクロノウスの上空2メートル近くまで上昇し、停止した。
その輝きにアンテクラでさえ我を忘れ、攻撃してくる気配はない。
バシューーーッツ!!
大音響とともにセルキスソードは2本に分裂すると、
輝きを保ったままアンテクラに向かって襲い掛かった
セルキスソードの放つ輝きに我を忘れていたアンテクラはなすすべもなかった。
右のセルキスソードを眉間に、左のセルキスソードを心臓に受けるとあっという間に崩れ落ちたのである。
クロノウスは何が起こったのかわからず、ただ立ち尽くすばかりであったが、
不思議な声によって我に返った。
「クロノウスよ。お主の思い、聞き届けよう。」
「あなたの力になってこの世界を正したいのです」
「だれ?どこから声が?」
「私は右のセルキスソードですよ。ご主人様」
「ふん。わしは左だ。だが右よ、わしらはもはやセルキスなぞではないぞ。」
「そうでした。私達はレイ。あなたの想いを受けてやっとこの姿に戻れました。
これからはともに歩み、この大陸の正義を正しましょう。」
「俺の・・想い・・」
「そうだ、守りを捨てても強くなろうというお前の想いだ。クロノウスよ。」
「そうだ・・俺は、やらなきゃならないんだ。この世界を救わなきゃならない。
でも、自分にその力があるのか不安だった。」
「私達が、その力の一助をしましょう。ご主人様。」
「ありがとう!助かるよ。レイ」
「いや、、まだまだだな。クロノウス、今のお前にわれわれが使いこなせるとは思えん。」
「ええー?? 左ぃ、せっかく会えたのにそれはないんじゃない?」
「俺としても君達の力を借りたい。そしてこの世界を・・・・」
「待てクロノウスよ、考えても見ろ、今まで貴様はセルキスソードなどの片手剣しか扱ってこなかったのだぞ?
いきなりわれわれを見よう見真似で扱われても困る。われわれが死にでもしたらどうするんだ?」
「あ、そうだね・・ご主人様を助ける前に僕達が死んじゃ意味ないよね・・」
「それでは、力は貸してはもらえないのか?」
「左もそういう意味で言っているのではないですよ。そう・・・例えば・・・」
「む、あのアンテクラ、いい物を隠し持っていたようだな。
これはお前も聞き覚えがある刀ではないのか?日本に伝わる名刀だと聞くが?」
「この刀は・・これを使いこなせたら・・ということか?」
「がんばってください。ご主人様!」
「期待しているぞ、クロノウス。われわれはしばらく眠るとしよう・・」
レイに宿っていた輝きは小さくなり、ほのかな明るさを保つのみとなっていた。
クロノウスはアンテクラの脇から一本の日本刀を拾い上げると何度か素振りをし、鞘に収めた。
{{ 今日からは両手を使ったトレーニングの開始だな。
盾はなくとも攻撃力は上がるはずだ。必ず、ものにしてみせる }}
「おーーい。クロノウスーーー今の音は何だー」
「何かあったのですか??」
仲間達の声が聞こえてきた。
ターラに向かわなければ・・・ - そして、クロノウス一向はターラについた。
マギ「おぉ、伝説の6人が揃った。これで世界は安泰じゃありがたやありがたや。
そういえばのぅ、聞いた話じゃがカウエリスがダエモン軍に宣戦布告したそうじゃ。人と人とが血を争う戦いはあまりこの年では好きでないがのぅ。」
ティナを除く一同は驚いた。
ティナはカウエリスというものは洗脳されてたとき戦ったが洗脳されていた記憶はあまり覚えてないので知らなくてもしょうがなかった。
マギ「そうそう、カウエリスから手紙を預かっておった。」
といい、マギはクロノウス達に手紙を渡した。
手紙にはこう書いてあった。
クロノウスへ
俺は、ダエモン軍を倒し、平和を取り戻す。
その戦いの場はシティス=テラだ。
明日の夕刻、俺はダエモン軍たちと戦う。
ただし、一つ言う、クロノウス達はシティス=テラに来ないでほしい。
そこでは残虐な戦いが繰り広げるだろう。
そして、俺たちもその戦いは決死覚悟で戦う。
コーエリスもカノンの図書館と呼ばれているところで必死に戦っているそうだ。
お前らはお前らなりの旅をしてくれ。
だけど、シティス=テラだけには来ないでほしい。
あなたの味方 カウエリス
クロノウス「カウエリスは戦いに出るのか。」
エイジス「そうですね。一旦クロノス城のカイラさんに聞いてみましょう。イクシリスさんの師匠ですし何か知っているでしょう。」
といい、クロノス城へと向かった。
***********************************
その頃カウエリスはというと、クロノス城でギルドメンバーを集めていた。
カウエリス「ダエモン軍は税率100%制にしている。
俺たちが勝った暁には、税率0%、ダエモン軍追放をしようと思う。
そして、有志あるものは俺たちのギルドと戦ってほしい。」
その言葉により、いくらか活気が落ちていたギルドや人民が少しずつ沸きあがった。
そのときだった。
コーエリス「カウエリスか。お前はこれからダエモン軍と戦うのか。」
カウエリス「はい。コーエリス様お待ちしてました。だけど、どうしていなくなったのですか。」
コーエリス「お前を次のマスターにするための冠を求め探していた。
そして、俺は勇者にふさわしくないと思い自らお前をマスターにするために冠を探していた。」
カウエリス「どうしてですか?冠を探すだの、勇者にふさわしくないだのそんな事より も私はあなたをマスターだと慕っている。だから、俺たちと一緒にもう一度ギルドで活動しよう。」
コーエリス「分かった。」
そういいながら、コーエリスはカウエリスにブードゥー装備を託した。
コーエリス「カノンの図書館のボスを倒したときの報酬だ。お前は扱えるだろう。」
といい、カウエリスはブードゥー装備をした。
そしてだった。
コーエリス「お前にマスターを託すためにこれを探していた。」
そういいながら、イモータルクラウンをカウエリスに託した。
なぜ、イモータルクラウンなのかというと。
カノンの図書館でソキエータルクラウンが1個しかなかったが酒場でその情報を伝えた料金として莫大な資金を手に入れ、成長の魂からなるソキエータルクラウンを購入しカイラに特注で頼みイモータルクラウンとなった。
そして、
コーエリス「今こそ、マスターと言う継承者となるものにイモータルクラウンを授ける.」
といい、周りにいた人々も拍手をしていた。
そして、カウエリスはそのときからマスターとして認められた。
************************************ - ターラの町を出、クロノス城に向かおうとしたクロノウス一行だったが、町を出ていくらもしないうちにニクの足が止まった。
ニク「クロノス城に向かうには、シティステラの近くを通らなきゃならねえ。カウエリスさんから近寄るなっていわれてるのに、そっちに向かうのはどうかと思うぞ。」
スケイス「そうだなあ。大仕事の準備をしてる同志のそばを通りながら、何も手伝わないのも悪いし、でも来るなって言われてるしなあ」
レナ「私たちにはまだ危険だから来るなってことなんでしょ?」
ティナ「戦争の準備をしているそばを通るのは危険かもしれないわね・・」
エイジス「それもそうですね・・言い出しっぺの私がいうのもなんですが、
ここはクロノウスの両手剣の練習もかねて、このあたりで修行をしながら中央の動向を探ってみますか?
戦争のほとぼりが冷めた頃、シティステラに向かってみましょう」
クロノウスはメンバーの意見に感謝し、自らの鍛錬に励むため再びターラの町に戻った。
そのとき、全身に赤い装備をまとった男と、所々金色の装備と赤色の装備が入り混じった女が立ち話をしているのがなんとなく聞こえてきた。
男「いよいよダエモン軍に宣戦布告したユニオンが出たらしいな。明日は戦争だぞ。」
女「そうみたいね。何でもカウエリスというマスターが率いる軍団で名前はたしか・・」
男「えーとな・・・ちょっとまて・・・・たしか・・・・・ああ・・・のどまで出かかってるんだ・・」
女「・・・・・・・・・・ガメオン軍よ・・・・」
男「あーそうそう! それだそれ、 もう、今言おうと思ったのにw」
どうやら、ターラの町も戦争の話題でいっぱいらしい。
そんな雑音の中、クロノウス一行は新たな所業の地、マ=ドラバスに向かうことにした。 - ダエモン軍とガメオン軍・・・両陣営の間では既に熾烈を極める情報戦が
繰り広げられていた。
ダエモン軍の機密情報を奪取したメリー・ラステア
メリー)「一刻も早くこの機密書類を公開しないと大変なことに・・・
しかし、アジトに案内するわけにもいかない、か・・・」
追っ手の存在には気づいていた、やむなくメリーはアジトとは見当違いの方角へ
逃げ延びる策をとったのである。
追っ手の数は2人、巨大な斧を使う大男と剣士風の若者だ
その2人はメリーをどこかへ誘い込むように距離を保ちながら追跡している
斧を持つ大男) 「なあレガリスよ、スパイは女だってえ話じゃんよ?
とっ捕まえたらお楽しみといこうじゃねえかw」
大男はグフフ♪とスケベそうな顔を相方に向ける
剣士風の若者、レガリス) 「フン!俺の趣味ではないな、任務を全うするだけだ
その後は知ったことではない」
大男) 「じゃあオイラだけで楽しんじゃうよ~~~(ジュルリ 」
レガリス) 「ウォリアーは誇り高い戦士と聞いていたんだがな、
貴様はそうではないようだ・・・二度と組みたくないものだな、
この任務が済んだら上申書でもしたためるか」
大男 「クンクンクンクン、クンクンクン・・・!? ハァハァ 近いぜ~ スパイちゃんは
疲れて動けなくなったようだぜw」
レガリス) 「待ち伏せて奇襲、とも考えられるな、
どっちみち追いかけっこはウンザリだ、仕留めるぞ」
そう、これは奇襲のための待ち伏せだった、追っ手を捲けないと直感したメリーは
暗く人気のないトンネルでチャンスを待っていたのである。
メリー) 「大男はたいした腕じゃないわね、気配で丸判りだわ
剣士の位置が把握できないけど・・・ここでやるしか無い!」
整然と並ぶワイン樽のわずかな隙間から大男の急所に狙いを定める
射程圏まであと数歩、全神経を集中させなければならない
敵は2人、そしてメリーの武器もまた、2本のスローイングナイフなのだ
仕留めそこなえば、チャンスは消える。
ヒュ・・・トカッ!!
わけも無い相手だ、暗殺術に精通しているメリーに対して気配も隠さずに
近づいた報いなのか、大男はこれといった見せ場もなく処理された
盆の窪にナイフが刺さったまま、ドス・・・と崩れ落ちる。
が、次の瞬間メリーは真空の衝撃を受けて遥か後方に弾き飛ばされた
刹那の間をおいて風切音が響く
メリー) 「ぐう・・・これはショックウェーブ!」
まさか気配を撒き散らす大男の影にその身を置いていたとは・・・
これでは「剣士の気配」を読むことなど容易ではあるまい
不意を突かれた、という表現はありきたりかも知れないが、剣士の戦法は
メリーの想像を上回っていたのだ。
レガリス) 「礼を言うぞ、正直こやつは組織に不要だったのだが、最後に
役に立ってもらおうと思ってな・・・
お前をおびき出すダシに使わせてもらったということだ」
メリー) 「あんたの同胞でしょうに・・・正気なの? 人でなし!!」
ゲホと咳き込みながらも、剣士の態度に怒りをあらわにする
レガリス) 「大人しく密書を返せばそれで良し、あくまでも抵抗するなら
相応の覚悟をするのだな」
つかつかと距離を縮めるレガリス、反射的に身を起こそうとするメリーだが
先ほど受けたダメージが抜け切れていない
残ったナイフも、不意の衝撃で離れた位置まで飛ばされてしまったようだ
レガリス) 「返答が無いが? ここで一生を終えると見て良いのだな」
レガリスは大上段に構え、最終警告とも取れる凄みを向ける
メリー) 「敵の情けなど受けるものか、一思いに止めを刺したらどうだ」
精一杯の強がりで潔さを示そうとしたメリーだったが、その瞳の奥に
死への恐怖が伺える
失敗したスパイの末路のなんと侘しい事か、レガリスはその剣を振り下ろす
謎の声) 「あいや、そこまで!!」
メリーを袈裟懸けに切って捨てようとしたレガリスの剣は、メリーの肩まで
数ミリの位置で動きを止めた
いつからそこに居たか・・・一人の男が樽に腰掛けていた
レガリス) 「何奴!」
レガリスの問いに答えるためか、男は立ち上がる
謎の声の主) 「元ガメオン切込み隊長、ケン・龍堂・・・」
レガリスはチィと舌打ちした、突然割って入ったケンに気を取られている間に
女スパイの回復を許してしまったようだ
そしてケンとメリーは、レガリスを挟んだ位置に立っている
レガリス) [女にナイフを拾われてからでは、ちと面倒になるな・・・
ここが引き際か]
何より、ガメオンのケン・龍堂とは聞いた事がある名であった
いくつもの逸話で彩られた歴戦の戦士であるケンと事構えるには
それなりの準備と覚悟が必要だった。
レガリス) 「名乗られてはこちらも答えなくてはな、
わが名はレガリス、ダエモンの戦士なり!」
暗く奥深いトンネル内で人知れず交叉する互いの運命
そしてテラの覇権を争う戦禍の行方は・・・次回を待て! - 見方がガメオンて、、
- せめてその名前はやめてくれるわけにはいかないか。
別の名前にすることはできないか。 - >>274さんに激しく同意(>_<)
- スレ主です。
ガメオン軍・・・
名前はそのままでいきましょう。
もしかしたら、大どんでん返しでクロノウスの敵となるかも・・・
実はダエモン軍のほうが正義なのかも・・・
色々考えれますし、名前はこのままでいこう。 - そのころ、クロノウス達はマ=ドゥヴァラスにいた。
ニク「くそ、ここにいる敵結構固い。」
スケイス「そうですね。私の魔法もあまり効いてませんし。」
クロノウス「俺にとってはとてもいい相手だ。ニク、シャウト頼む。」
ニク「おう。」といい、シャウトを放った。
それにより、防御の落ちた敵はティナ、レナ、クロノウスの攻撃によりやられていった。
エイジス「それにしても、クロノウスは刀の扱い美味いですね。」
クロノウス「まぁな。野球やってたし振るのは得意だけどね。」
エイジス「野球ってなんですか?」
クロノウス「(まさか、エイジスは・・・。)野球って知らないのか?ボールをバットで打つやつ」
エイジス「いえ、聞いたこともありません。なにせ、生まれたときからこの世界で過ごしてましたから」
一同「え・・・!」
すなわち、エイジスはクロノス世界の者だということだ。
クロノウス「う~む、よし。戻れる事になったらエイジスも俺らと一緒に行こう。」
レナ「だめよ。だって、女王ありはどうなるのよ。」
クロノウス「・・・。」
レナ「エイジスだって、一緒に旅している仲間だけど私たちとは別の人よ。エイジスだって戻る場所はあるもん。」
クロノウス「そうだな・・・。エイジス変なこといってごめん。」
エイジス「いえ、ただいつかは知られると思ってたけど生まれたときから女王ありのおかげで私は生きていたんだ。」
エイジス「まぁ、僕は女王様に出来たのは魔法で回復しか出来なかったけどね・・・。でも、女王ありはうれしがってた。だから・・・。」
と、話は止まった。
ギガストーン4体だ。
クロノウス「ニク、シャウトとパワーブレイク頼む。」
ニク「おう。」
といい、ギガストーンに立ち向かった。
エイジスはユニオンウォーが終ってからでも女王ありの元へ行こうと思っていた。 - >>273>>274>>275名無しさん達
戦争なのに味方とか悪者とかの表現ておかしくないかい?
あとね、ケン・龍堂の経歴を「元ガメオン」とした真意くらいは
汲み取って欲しいね
ゲーム内のUWにもあるでしょ?無所属という名の「第三軍」がね
それでも気に入らないというなら別にいいけどね、本筋のストーリーとは分けて
外伝として俺個人で更新させていくから。 - 「くくく・・・面白くなってきましたねえ」
シティス=テラの街、とある建物の中で謎の男が一人満足げな笑みを浮かべて椅子に座っている。
足元には赤いミミズのようなモンスターが数匹這い回っており、
頭上にはこうもりが数匹、逆さにぶら下がっている。
「ミューカス、吸血こうもり達よ、ご苦労でした。
そうですか、ケン・龍堂君が出てきましたか。
彼には期待しているんですよ。
ダエモン君、カウエリス君に続く名ユニオンマスターとしてね・・・
そのうちクロノウス君もそのくらいには育ってほしいですね。」
モンスターたちは報告を終えると、キーキーと甲高い声を発しながら部屋を出て行った。
入れ替わるように別の下級モンスター達が部屋に入り、男に報告している。
「ほほう・・まだ発動していませんか。
よほど本来の意志が固い男と見えますね。
ダエモン君の発動はすぐでしたけどねえ・・
まあ、いつまで持つか・・楽しみですね。
イモータルクラウン・・・ いい響きです
くくく・・・・」 - 時間は少し遡る。
クロノス城では、カウエリス率いるユニオンの決起集会が開かれていた。
各ギルドマスターとその腹心が集まり円卓につく。
コーエリスが去った後、半数以上のギルドがダエモン軍に下ったので、10数名だ。
だが、集まった者達の顔は皆、明るく輝いていた。
中でも一際目を引く長身、強靭そうな体躯の男が叫んだ。
「久しぶりだな。カウエリス!
結集の報せを聞き、血が奮い立ったぞ。 待っていたんだ、この時を!」
黒髭に覆われているためか、大熊が叫んでいるように見える。
この男、愛の神ラピスの一字違いの「ラビス」と名づけられている。
外見からは不釣合いな名前のようだが、その黒い目には暖かい光が宿っている。
「この決起集会でコーエリス様に再びお目にかかれるとは…! お待ちしておりました。
それにしても、もっと早くコーエリス様がお戻りになってさえいれば、ユニオン分裂などなかったものを…。」
ラビスとは対照的に、端正な顔立ちをした男が、口惜しそうに少し唇を噛み顔をゆがませた。
「レウィ、済まなかったな。
しかし、私はどうしても行かねばならなかったのだ…。」
コーエリスは目を伏せる。
「いえ、私こそ、つい恨み言のようなことを…申し訳ありません。
新たなユニオンマスターには、マスター称号を持つ者を望まれた事、また、更なる強さを
求める為にイモータルクラウンが必要であったことは私にも分かります。
そして、旅の目的を仰らずに去られた理由も。
イモータルクラウンを求める旅がどれ程困難であることか…。
もし聞いていれば、お引止めしまったでしょうから。」
そう言って、レウィはカウエリスの頭上にあるイモータルクラウンに目をやった。
「本当に素晴らしい。 その冠を頭に頂くにはコエリス神の寵愛と最大の幸運なくしては成し得ない、
選ばれた者の証と聞きます。」
自分のことではないのに、誇らしげにイクリシスが頷く。
そして、カウエリスが会議の口火を切った。
「皆さん、よくお集まり下さいました。
実は召集をかけた時点では、コーエリス様とまだ再会をしていなかったのです。
しかし、ダエモン軍の暴政をこれ以上黙って見てはいられませんでした。
ダエモン軍は、税率100%で人々の生活を苦しめ、それで得たクロで、レア品、良補正品を買占めている。
ダエモン軍は強くなる一方、他の人々は良い武器・防具が得難くなってしまいました。
だが、凶暴化したモンスターが跳梁跋扈する現状下、武器・防具は広く人々の手に渡るべきです。
ダエモン軍は、資金と武器・防具を集め、ますます横暴になって来ています。
こうして、コーエリス様が、まるでこの決起集会に合わせたかのように帰還されたことも、
コエリス神のお導きかもしれません。
今こそ、皆の力を結集し、ダエモン軍から政権を奪いましょう!」
(ラビスとレウィ…ギルドマスター>>197参照)
* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
その頃、マエルは自宅で一人、椅子に背をもたせ窓から空を眺めていた。
日は既に沈もうとしており、夕焼けの赤と闇の濃紺が入り混じって
不思議な陰影を滲ませていた。
{{ いよいよ、ユニオン・ウォーが始まってしまうのか…。
かつて仲間だった者達が、刃を向け合うことになるのう…。
力は何のためにある? 人と人とが争う為か?
悪と善はコインの裏表のようなもの。
陰陽のように、善悪も互いの存在なしには成り立たぬ。
どうか、間違うなよ、若き者達よ。
真の敵は己の中にあり。
頼むぞ、我が愛弟子コーエリスよ…。
皆が、己の道を見失うことのないように。
かつての日々の我らのよう事は、二度とあってはならぬのだ……! (※>>152参照) }}
マエルは、祈るようにつぶやいた。
{{ そして、6人の勇者よ、希望の光よ。
ティナがクロノウス達と合流したと聞いたが…。
バルキリーとは、誰かのために存在するのではなく、力の均衡のために
存在するのが信条と聞く。 (※>>259リンク先出典)
力の均衡のためには、双子のバルキリーが、敵・味方に分かたれるのも
運命かと思っていたが…。
さて、こちらも、今は見守るしかないのかのう…。 }} - 前回までのあらすじ・・・>>272を参照すべし!
メリー) [今ならナイフを拾って応戦することが出来るけど・・・]
弾き飛ばされたナイフまでの距離、目測で15尺ほどだろうか
レガリスと名乗った追っ手の様子を伺う
レガリス) 「用がないなら黙って立ち去ってもらいたいな、リュウドウ殿
こちらも仕事なのだ、こやつが盗んだ密書を奪回せねば
某(それがし)のメンツに関わるという物!」
レガリス) [さて・・・問題はとのタイミングで離脱するべきか
ハッタリが通用する相手でもあるまいて・・・]
ケン) 「はん!倒れた婦女子になお剣を向けてもメンツがどうのと拘るのかい
まあソレは貴殿の都合としてもだ・・・
このまま見過ごすのは武士道に背く行為!」
武士道といわれても、レガリスやメリーはサッパリである
が、どうやらケンという男は女スパイを保護するつもりなのだとレガリスは悟る
レガリス) 「しからば御免!」
懐から取り出した拳程度の玉を地面に叩きつけるレガリス
直後に強烈な閃光がトンネル内を照らす
レガリス) 「よかろう、その密書はくれてやる
しかしその内容を知ったところで
もはや止める術など在りはせん!」
目も開けられないほどの光の中、レガリスの声がこだまする
光が収まり、やっと目が慣れたときにはレガリスの姿は消えていた
********************** ************************
メリー) 「まずはお礼を言わなくてはね、貴方のおかげで助かりました
私はメリー・ラステア・・・ガメオン軍ワタナベ師団諜報員です
ガメオンの同志とお見受けしますが?」
ケン) 「ガメオンに属していたのは昔の話だ、今はこのとおり放浪の身・・・
そなたを助ける結果となったのも偶然よ
そんな事より・・・」
メリー) 「? 何か?」
ケン) 「その密書の内容が知りたい、無理にとは言わんが」
メリーはしばし思案したあと、表情を曇らせて答えた
メリー) 「それは・・・できません、この情報は我が軍にとって貴重なもの・・
ユニオンマスターのもとに確実に届ける必要があるのです」
ケン) 「ふ~む、では重ねて問うまいて・・・急ぐのだろう?
早くここを出たほうが良いのではないかな?」
ケンの言葉にはっとして、メリーは慌てる
メリー) 「あ! 急がなくては・・・こんな時でなければきちんとした形で
お礼をしたかったのですが」
ケン) 「気にしなさんな、縁があったらいずれ何処かで会えるだろうさ
その時がきたらゆっくり話しでもしながら茶でも馳走になるかね」
*次回予告*
冗談めいた別れの台詞に顔をほころばせ、メリーは駆け出す
日は傾きはじめている、ガメオン軍の計画ではあと数時間で突撃のほら貝が
吹かれるだろう、それまでに密書は届くのか・・・
そしてUWの裏にひそむ何かを追って、ついに動き出す謎の軍団
それを率いているのはメリーを救ったケン・龍堂だった??
次回を待て! - マ=ドゥラヴァスの殺伐とした建物をみつけ、一息休憩を入れることにした。
クロノウスは後悔していた。強さを求めるために、入ったのはいいが、予想以上に厳しいところだった。もう少し強くなってから、入っても良かったはずだ。
筋肉隆々とした大男は壁に背を持たせたまま、ぜーぜーと言っている。ここに生息する怪物に、毒攻撃を浴びつつ皆の盾となったため、予想以上に毒のダメージが大きい。
クロノウス「ニク、大丈夫か。」
筋肉隆々とした体は、毒攻撃のために紫色に変質していた。
ニク「まだまだ、大丈夫だ。少し休憩する。」
ティナ「無理よ。ここまで毒を浴びたのなら、いったん町に帰って治療が必要よ」
愛らしいクリッとした目は、心配そうにニクを見つめている。
スケイス「うちの魔法で瞬時に回復しないということは予想以上にダメージを受けている。」
スケイスは、魔法を連発し続けたため、魔力をかなり消費していた。もしかしたら、魔力が低下したため効果が薄くなっているのかもしれない。
レナ「いったん町に戻りましょう。まだ、戦争が始まっていないはずよ。」
レナは、身に覚えのある毒攻撃だ。あの時は生と死の狭間をさまよっていたから、良くわかる・・・・。
クロノウス「エイジス、ターラの町で治療はできるか?」
恩人との約束があるため、シティス=テラにいけない、もどかしさを覚えていた。確実に治すなら、クロノス城に戻らなければ・・・・。しかし・・・・
エイジス「ターラの町ですか。厳しいでしょう。レナを治した薬がありません。」
自分の力のなさを後悔しつつ、何か方法があるはずだと、頭をフル回転させていた。
クロノウス「このままでは埒があかない。ターラの町に戻ろう。」
自分より大きい体躯のニクを背中に抱え、歩き出す。
「皆防御を頼む。くれぐれも攻撃するでない。逃げるぞ。」
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レナに続けて生死の狭間を漂う・・・・ニク
このままどうなるのか・・・・・次号を待て - 色んな話がつながるように、補足説明を…。
//////////////////////////////////////////////////////////////////
ダエモン軍 vs ガメオン軍
かつて一つのユニオンであった者同士が戦う因縁の決戦。
一般市民の間でも、このユニオンウォーの話題で持ちきりだった。
この地域で最も交易の参加な中心都市シティス=テラの覇権を
握るのはどちらか。
応援するのは、当然ガメオン軍! 合言葉は「NO MORE 税率100%」!
勿論両軍でも、多くの人間が慌しく動き始めていた。
表向きにも、そして、闇夜の下でも。
一方、クロノウス達は、変わらず修行の日々を送っていた。
そして、ここマ=ドラヴァス。
エルフェウス山脈の麓で修行を続けていた時もなんと薄暗い空気の
淀んだ地域だろうと思っていたが、ここはまた格別だ。
湿気を帯びた沼、草陰に紛れて、草や岩石が動き襲ってくる。
誰からも忘れ去られ朽ち果てた神殿に蠢く巨大な虫たち。
これまで戦って来たモンスター達とは、比べ物にならない程強いのだ!
マギの話によると、他にもっと良い修行の地があるそうなのだが、
交通の要であるシティス=テラに近づくのは今は危険である為行けないのだ。
ダエモン軍に占拠されており、そして今カウエリス率いるガメオン軍の
宣戦布告により、ダエモン軍の緊張の糸は最高度に達している。
カウエリスからの手紙でも、同じように、クロノウス達に
シティス=テラへは近づかぬよう書かれていた。 - ニクを背負いつつクロノウスは唇をかみ締めた。
クロノウス {{ 村正を得てから強さを手に入れ、僕はまた、
皆を振り返ることを忘れていたのではないか…}}
たしかに、マ=ドラヴァスは、今までとは段違いに強いモンスターの居る土地だった。
☆ ☆ ☆
スケイス「はぁ、はぁ。 全然削れてないぞ…。」
ティナ「レナ、ここの敵は硬い。 一人で立ち向かえば私たちは
瞬殺されてしまうよ。
攻撃をする時は、皆でかからないとダメ。
特にキラーモンスには遠距離攻撃をしかけないと。」
レナ 「はぁ、はぁ。 分かったわ。」
苦しい表情の皆を見て、ニクは今までより一層、パワーブレイクと
シャウトを念入りに行うようにしていた。
ニク {{俺が一匹でもモンスターを弱体化させ忘れたら、命取りだ。
絶対に、かけ漏らさないぞ…!}}
傷だらけの身体を省みず、ニクは先頭を切って走り続けた。
まだ毒攻撃の回復もしないうちに…。
☆ ☆ ☆
クロノウス達6人は、なんとかターラの村までたどり着いた。
しかし、全身満身創痍、しかもニクはクロノウスに背負われている。
マギは、そんな皆の姿を見て、尋常ならざることを悟った。
マギ 「すぐ、ラーナの庵へつれて行くのじゃ!」
ターラの村のラーナの住む庵、小さな部屋のベッドの上に
ニクは寝かされていた。
道具屋のラーナは魔法の心得があり、医者のいないこの小さな村では
病人を診ることもあったのだ。
ラーナ 「これは……、そうとう毒が回っていますね…。
刺されたのは、この腕の傷跡からだが、もう肩の付け根まで。」
マギ 「むむ…。まずいぞ。」
クロノウス「す、すまない…。俺がもっと早く気づいていれば。」
エイジス 「いえ、私の責任です。 皆を守るのが私の務めなのに、
ニクさんの身体にここまで毒が回っているのに気づいていなかったなんて…。」
クロノウス 「いや、エイジスだって、ヒールをするだけで精一杯だったはずだ…。」
ニク 「うぅっ。み、みんな…。 俺は、だいじょう…ぶ。」
スケイス 「ニクっ! 大丈夫か?」
ニクの顔面は蒼白で、その青い唇を動かすのもやっという状況で、
つぶやいた後また意識を失ったようだ。
スケイス 「ニク! しっかりしろ、村だぞ! お前の好物の
ベルクの骨付き肉もあるぞ! おい、しっかりしろって!」
いつもはニクと喧嘩ばかりしているスケイスが、普段の彼らしくもなく
取り乱していた。
しかし、ニクは目覚めない…。
ラーナ 「早急に解毒剤が必要です。 しかし、残念ながらターラにはありません…。」
レナ 「そんな…。」
ティナ 「………。」
クロノウス 「………シティス=テラへ向かおう。」
皆の心も一つに決まっていた。
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いよいよ、今最もエネルギーに満ち、それぞれの思惑が交錯する街、
シティス=テラに向かうことを決めたクロノウス達。
ニクの運命は? ダエモン軍の目をかいくぐり、無事シティス=テラで
解毒剤を手に入れることが出来るのか?
ダエモン軍の密書を入手するため、シティス=テラに潜入したメリー、
そして、元・ガメオン軍 ケン・龍堂なる青年との出会いはあるのか? - クロノウス(ゆうや)=パラディン(攻撃形?)
元々、普通の世界では黒乃州高校出身。甲子園は目指してた高校球児。野球の練習が終わり、帰宅途中、事故?かなにかのきっかけで、クロノスの世界にとばされてしまった。最初に会ったマエルに、勇者の器があると言われ、次に会ったコーエリスにも言われる。複雑な心境のなか『勇者』の力を少しづつ覚醒させている。
本人はまだ知らないが一度助けられた謎の人物(ダエモン)を尊敬している。
レナ(茜)=ヴァルキリー
クロノウスの高校同級生。陸上部短距離をしていた、足の速い女の子。バイトでゴルフのキャディをしていた途中、何かのきっかけで(ゴルフボールが当たったのかも)この世界にとばされた。双子であり、姉は椿。
ティナ(椿)=ヴァルキリー
レナの双子の姉。ダエモン軍い従属。詳細はまだ不明。
ダエモンからカーラを授かる、現在はクロノウス達と和解し
一緒に旅をしている。
ニク(吉川)=ウォリアー
同じく高校同級生。筋肉質であり、普段はのっそりしてはいるが、気合を入れたときには足が速くなるラグビー部キャプテン。練習中に強烈なタックルを受けた記憶がある。そのタックルを受けて記憶がなくなったようだ。そのときに?この世界に飛ばされた。
スケイス(秀一)=マジシャン
クロノウスの中学の同級生。この世界に飛ばされた経緯はわからない。
アイドラ戦にてアイウールを授かる。
コーエリス=パラディン(支援型)
この世界の元ユニオンマスター。白防具を身に纏い、頭には金の冠をつけている。いかにも強そうな人物。『マスター』になれなかった為、自分はこの世界の勇者にはなれないことを悟り、そのユニオンマスターの座を弟子であるカウエリスに託し、勇者を探す旅にでているという、謎の人物。
カウエリス=マジシャン
コーエリスの弟子でユニオンマスターを託されたが、ダエモンによってその座を奪われてしまい、追われる身となる。温厚で、心優しい青年。コーエリスを探す旅の途中、クロノウス達を助ける。
イクシリス=パラディン(攻撃型)
カウエリスに付き従う熱血青年。師匠はカイラ。
コーエリスによりイモータルクラウンを授かる。
エイジス=パラディン(支援型)
カヴスで女王蜂の世話をしていたが、実はマギという人物が女王蜂にエイジスを守るよう約束をしており、クロノスと出会うまで女王蜂に守られていた。
ダエモン=パラディン(攻撃型)
白く光る剣を両手に持つ剣士。ダエモン軍のマスターであり、現在のユニオンマスター。知略家でもあり文武両道ではあるが、野望の為にはいかなる悪行も恐れない。まだまだ謎の人物。
ラビス=ウォリアー?
現在のカウエリス率いるガメオン軍のギルドマスターの一人
長身で強靭そうな体と長い黒髪が特徴。
レウィ=?
ラビスと同じくガメオン軍のギルドマスターそれ以外はまだまだ謎である。
メリー・ラステア=ヴァルキリー?
ガメオン軍の諜報員?らしいが詳細は一切不明。
レガリス=パラディン(攻撃型?)
ダエモン軍の謎の刺客。
ケン・龍堂=武士?
元ガメオン軍の切り込み隊長らしい、謎の軍のギルドマスター
みたいだが果たして・・・・・。
オアノス=?
ダエモンの守備隊オラクルのリーダー的存在、まだ謎が多いが
ダエモンに最も近い存在である、かなりの実力の持ち主。
モシュネ=マジシャン
オラクルの一人であるがかなり捻くれた性格。
ダエモンの守備隊だけに実力は本物。
ヒュリオン=ウォリアー
オラクルの中でも一番のパワー戦士、ニクに闘争心を燃やしてるようだ
熱血タイプ?
イオス=?
性格はかなり無口何を考えているか分からず、どこにいるかすら
不明、実力ではオアノスに並ぶ程であると言われる、今回のUW
に参加するのだろうか・・・・。
ちなみにオラクルの名はギリシア神話の天地創造から貰いました。
オケアノス、ムネモシュネ、ヒュペリオン、コイオス、クレイオスなど
ティナという名もここのティアという名から付けてます。
現在の主な勢力図
ダエモン軍
ダエモン、オアノス、ヒュリオン、モシュネ、イオス、レガリス
ガメオン軍
カウエリス、コーエリス、イクシリス、ラビス、レウィ
中立軍?
ケン・龍堂 - コーエリスはソロで30Fをクリアしたということから、攻撃もしくはハイブリと予想するが・・・。ちがったかな^^;
- 違和感ある点
・イクシリスでなくカウエリスがイモータル受け取ってるはずです。
参考文献>>270
・クロノウスはレイを手に入れました。
参考文献>>269ついでですが、ティナのカーラは死んでます。>>245 - THE END
さんきゅぅ~ - >>287クロノウスはレイを手に入れてはいるが、まだ装備できない。
(レイに認めてもらっていない?)
まあ、PTでも窓攻略できないくらいの強さだし、まだまだ村正で十分でしょう - >>288まだ終ってないし、てか空気嫁>>289そうですね^^;
手に入れた=装備しているとは断定できないけど
まぁ、たしかに窓攻略できてないしな・・・。
村正を扱いきれてからレイ再登場と思うか、UWで出演するか・・・。
それよりも、レイ眠ってますね^^; - >>286これは前に決まっていた設定です(>>201)、図書館をソロでクリアさせるのは
普通無理ですね、作者が前のストーリーを見ていなかったんでしょう。>>287>イクシリスでなくカウエリスがイモータル受け取ってるはずです。
カウエリスの間違いでしたしたすいません。
>クロノウスはレイを手に入れました。
クロノウスはまだレイを持っていません。
>ついでですが、ティナのカーラは死んでます。
知ってます書き忘れなのでお許しを。 - 소설이 되지 않았어 w 이런 일 해 즐거운 것인지 스레주는 외로운 것인지?
おk? - 異界から来た者に関する報告書
著=ケン・龍堂
古来より大陸に存在していると言われている異界の者達
彼らは大部分が我々大陸の者と近似しており、その見分けは極めて難しい
文化の違いからか、生活を共にすればおのずと判断はつくが
見た目だけでは一見して同じように見える
しかし疑問なのは、何故彼ら異界人と会話ができるのかという部分である
使用している文字は全く解読不能にもかかわらず、言語自体は通じるのである
興味深いのは彼らの使う「漢字」という文化で、異界人いわく
文字によって意味と形を表す書体なのだそうだ
象形文字を発展させた文化と認識することにしたが
「漢字」に関してはまだまだ分析が必要だろう
現在まで謎の存在だった「村正(カタナ)」
これも異界人が大きく関わっていたようである
多くの異界人は(と言っても、異界人そのものの個体数は少ないが)
「ニホン」と呼称される国家に住まう者達であり
「カタナ」はニホン特有の刀剣であることが、異界人の証言で明らかになった
しかしながら、その製造法まで知りうる異界人は極めて少なく
見せ掛けだけのレプリカを量産するしかないのが現状だった
しかし私は幸運にも「カタナ」の製造法を知る異界人と接触することが出来た
国家機密にも匹敵する情報なので詳しく記せないのが残念ではあるが
異界でも失われつつある伝説の技術なのだそうだ
村正のオリジナルはクロノス城にて厳重に保管されているが、学者による調査で
およそ200年以上前に製造された物らしい
これは異界人の証言とも一致する、科学の発達した現在の異界では
高級な美術品として扱われているようである
ここで私は仮説をたてた・・・
もしオリジナルの村正が200年前の異界で作られたとしたら、
大陸と異界の時間軸は同一なのではないだろうか
異界といえど、意外と近くにその入り口はあるのかもしれない
ケン) 「ふ・・・我ながら異な事を考えているものよ・・・」
肩が凝ったので筆を置き、休憩しようと立ち上がる
???) 「あ、お仕事は済んだのですか?お茶をいれたのでいかがです」
まだ若い、幼い面影を残した青年が部屋に入ってきた、その手にはお茶が二人分
ケン) 「ああ、頂こうか・・・明日はテラに向かおうと思っている、何やら
よからぬ輩が蠢いているようなのでな」
???) 「あ~ 僕も連れて行ってくださいよ、この世界で最も栄えている
街なんでしょテラって、興味があるんです」
ケン) 「ホシキ殿は大事な客人、そういう訳にもいかないのだ・・・
テラは近いうちに戦場になるだろうからな」
ホシキと呼ばれた青年は、明らかに不満の表情で無言の抗議をする
ホシキ) 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ケン)「・・・・・駄目なものは駄目なのだ!」
ホシキ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ケチ」
ケン) 「ああ、俺はケチだよ、明日早いのでお先に眠らせてもらうぞ」
そう言い残すと、ダッシュで寝室に逃げていく
ホシキ) 「ちぇ・・・また逃げられたか・・・んん?これはケンさんが
仕事とか言ってた書類??」
ホシキ) 「・・・・・やっぱり読めないな、文字は解らないのに
何で言葉は通じるのかな・・・まあいいや、
読めない書類なんて白紙と同じだよ」
大陸の者と異界の者、同じ問題に対して同じ疑問を抱いた・・・
その相違点を探すのは、やはり難しいことなのかもしれないが
そもそも見分ける必要があるのだろうか?
その答えはいずれ明かされるとして、今は誰もしらなくて良いのだろう。 - >>292意味不明・・・。
- 密書の内容や突如現れたケン・龍堂という人物をどう扱っていいのか
分からないので話が進められないです・・・ - >>295そうですね…。
ケン・龍堂絡みの話の作者様が「俺個人で、外伝として進めて行く」として(>>278)
実際に独立して進められています(>>272>>281>>293)。
ケン・龍堂絡みの話を、>>272の作者様以外の人間が作ってもよいのでしょうか?
もし、他の人間が作ってはいけない場合は、
外伝と本筋が矛盾しないように、外伝が書かれるまでは本筋を進めて行けない、
もしくは、外伝を無視して本筋を進めるしかないという事になってしまいそうです;>>272に対し反対意見があったのは、カウエリスの率いるユニオンの名称が
「ガメオン軍」であった点だけ、その名称についてもスレ主さんが>>276で、
とりあえずそのまま続けよういう話になったものと思いましたが…。>>293の「その答えはいずれ明かされるとして、今は誰もしらなくて
良いのだろう。」とあるのを見ると、他の人はこれに関する話のつづきを
作ってはいけないようにも見えますが…。
改めて、質問です。
今外伝扱いになっているケン・龍堂絡みの話は、>>272の作者様以外の人間が
続けて作ってはいけないのでしょうか? - ん・・・確かに今の状況だと「皆で作る・・・」という趣旨に反しています
自分としてはケン、メリー、レガリス、ホシキ君、あとこれから登場予定の連中
それなりに話の骨組み自体は組みあがっているんです。
しかしながら1レス文字数3000までという壁が以外に厚く
小刻みにしか話を進められないのが残念ではあります。
外伝の作者(私)以外が手を触れて良いか? という件ですが
例えば「名前のある(重要な)キャラの死亡や密書の内容」
これらは「骨組み」と見ていただいて、あまり手を加えられるのは抵抗があります
逆に「本筋との意外な接点やゲストとして本筋に出演(本筋崩さない程度に)」
これはむしろ、当方としても書きやすくなる要素となります。
***流れを止めないように外伝の補足***
とりあえず、登場済みの以下3名
ケン・龍堂、メリー・ラステア、レガリスは生粋の大陸人です
新キャラ、ホシキ君は異界人
「密書」の内容ですが、多くを晒してしまうと面白味がなくなってしまうかと
危惧していたのですが・・・・・では概要だけちょこっとお話します
「何らかの方法で攻撃側の退路を塞ぎつつ、門前に配置した○○で一網打尽」
こんな具合です、といっても、攻撃側は元々退く気はないでしょうし
体制が整えにくくなるだけの作戦にしてしまう考えです
退路を塞ぐ何らかの方法では、レガリスの所属する師団が担当しているので
これを阻止するべくメリー所属の師団がユニオンマスターから
特務を受ける、という方向でUW編の味付けに貢献できれば、と思っています
ケン・龍堂が動いているのは私怨を晴らすためであり、その一環として
UWの裏に潜む何かに手がかりを見出したようです
また、ケンに「武士道」を伝えたのは異界人、ホシキ君ですので
もし過去の回想シーンなどで出演させる機会がある場合は
普通の言葉遣いがやりやすいかも - せっかくいいスレだったのですが、
この辺で荒れる予感が・・・^^; - クロノウス達は夕方になる前にシティス=テラに向かおうとしていた。
だが、すでに日が沈もうとしている。
クロノウス「間に合ってくれ・・・。」と急いでいた。
* * * * * * * * * * * * * * * *
その頃、カウエリス達はシティス=テラに全軍向かっていた。
先方はラビス軍であった。
それに続き、レウィ、カウエリス、コーエリス、イクシリスの順に
軍が進んでいった。
コーエリス(ダエモンめ、血と血の争いはあまりしたくないがこの戦ばかりはしょうがない。俺はダエモンを倒す。)
カウエリス(この戦いは今後、状況が一変する戦いだ。中立軍たちは私たちの味方になってくれるだろうか。味方になってくれれば俺らに有利に傾く。)
そう思いながら、彼らはシティス=テラ攻撃側待機所に向かっていった。 - >>297レスありがとうございます。
外伝面白くなりそうですね。
また、それだけ補足の情報があれば、その辺りは適当に
矛盾しないようにして本筋を進めて行くことも出来そうです。>>298大丈夫ですよ^^ - >>289-291
自分は269ですが、
・クロノウスはレイを入手した(セルキスがレイになった)
・だが、レイに使用者として認められていない(ツーハンドマスタリー不足?^^;)
・タイミングよく、アンテクラが落とした村正を拾った
・そこでレイに認められるべく、村正で両手剣の修行中
・現在レイは眠りについている。(クロノウスの修行完了後?に目覚める)
というつもりで書いていました。表現力不足でわかりにくかったようですね。
すいません。
もっとわかりやすい文章を書くようにがんばります。 - >>301分かりやすいと思います。
だけど、元ネタも入れといたほうが良いですね。
元ネタ>>269ここ読めば>>301さんの言っている事が分かるはずです - いつぞやはカウエリスやイクシリスに守られながら
逃げるように走り抜けたとモンタヌゥス神殿。
が、いまやモンタヌゥス神殿のモンスターたちは、
クロノウスらの足元へいとも簡単に崩れ落ちるようになっていた。
レナは戦闘後の息を整えながら、
ようやく使い慣れてきたホウ=イの弓を背に収めた。
わたしたちはやっぱり強くなっている・・・
しかし。
「強く」なることについて、
レナは何をどう喜べばいいのか、よくわからなかった。
クロノウスは必死に強くなろうとしているのが、
誰の目から見てよくわかる。
他のみんなもきっとそう。
だけど・・・
モンスターと対峙すれば、
まるで弾けるように筋肉が躍動し、
元の世界では信じられないような跳躍力をもって、体が空を舞う。
ティナが共に旅するようになってから、
まるで鏡がそこにあるかのごとく、二人の姿はくるりと宙を返り、
数々の技に則した魔法陣が形を顕にして、
空に、大地に、大輪の花のように紋様を描いた。
初めてそれらの「技」を発動したときは、
レナ自身がその具象化した魔方陣の美しさに目を奪われた程だ。
モンスターたちからすれば、
この煌びやかな魔方陣を見ること、
すなわち己の死であろう。
こんなにきれいなのに、
どうして何かの命を奪う技なのかしら・・・
「レナ、神殿とはいえ、油断しすぎは感心しないわ。」
ティナに指摘され、レナはハッとした。
「ご、ごめんなさい。」
そうだ、余計なこと考えちゃいけない。
今はニクを救うため、解毒剤を一刻も早く手に入れなくちゃ・・
レナは行動を共にするようになってから、
まったく迷う様子を見せないティナを不思議に思った。
これから向かう場所はシティス=テラである。
ティナにとっては恩人であるはずのダエモンが
わたしたちにとっては敵となってそこにいるはず。
「ティナひとつだけ教えて。」
レナは早駆けしたまま、ティナに声をかけた。
「もし、サンツスミコでダエモンと会うことになったら、
お姉ちゃん、いえ、ティナはどうするつもりなの?」
ティナは一瞬何か言おうとして、レナを見たまま言葉を飲み込んだ。
そして、しばしの間。
思い切ったように、口を開いた。
「わたしは・・・ダエモン様を信じている。それは変わらないわ。」
「ティナ・・・」
「でも、信じているからこそ、本意を知りたいの。
貴女を含め、クロノウスたちは、
”カウエリスの敵だからダエモンは俺たちの敵”って思ってないかしら?」
「それは・・」
レナは口ごもった。
ティナの言うとおりだ。
正直なところ、レナもそしてクロノウスたちも、
ダエモンが何者であるか、よくはしらない。
ただ恩人であるカウエリスたちは、
ダエモンを快く思っていない。
だからダエモン軍は敵であるというイメージがすっかり定着していた。
「で、でも。ダエモンによる税率100%という仕打ちは、酷いわ。」
ティナにばかり言いくるめられるわけにはいかない。
税率100%は
ダエモンが「カウエリスたちと相対している」
という理由を抜きにしても反発できることだ。
「そもそも、最初からダエモン様の敵は【人】ではないわ・・・」
ティナは何かを思い出すかのように視線を遠くにやった。
「カウエリスは温厚な方らしいけど、それだけで【人】が守れるかしら?
ダエモン様はそのときは人に憎まれても、常にその先を見ている。
税率100%が自身の私利私欲を肥やすためでないことが、わたしにはわかるの。」
「じゃ、ティナはダエモンが戻れっていったら、またわたしを置いて行っちゃうの?!」
レナは悲痛な声を上げた。
「どうしました。レナ」
エイジスがその声に気付き、レナを心配そうに見た。
クロノウスとスケイスも続いて彼女を振り返る。
「あ・・・ごめんなさい。なんでもないわ。」
レナは彼らの注意を逸らすように、慌ててかぶりを振った。
ティナは間違えなくダエモンを信頼している。
それはレナを不安にさせた。
今は共にいるけれど、
ダエモンに「来い」と言われたら、
ティナはきっと行ってしまうに違いない。
そんなのはイヤ。
「レナ。わたしはわたしの信じる道をいく。」
ティナは黙ってしまったレナにやさしく言った。
「でも、それは貴女を裏切ったり、失ったりすることではないと思ってる。
わたしは単純にダエモン様を妄信しているわけではないわ。
だからこそ、自分の目で見て、それが正しいことなのかちゃんと見極めたい。」
ティナの言葉からは彼女の力強い意志が感じられる。
レナはティナのやさしさを感じる反面、
共にいながら、気持ちはずっと先に進んでしまっている双子の姉を
ひどく遠くに感じてしまった。
何故、強くなるのか、それすらわからないわたしとは違う・・・
「みんな、気を抜くな。シティス=テラに出るぞ。」
先頭を走っていたクロノウスが振り返った。
それぞれが頷くのを確認すると、
奇妙な香とカビ臭い空気の入り混じったモンタヌゥス神殿を後にし、
戦士たちのさまざまな思惑が交錯する中、
己の信じる道、己の信じる高みを目指し、
今まさに戦いの火蓋が切って落とされようとしている
ユニオンウォーの決戦の舞台、
シティス=テラの広大な砂漠に、彼らは足を踏み入れた。 - 神殿を出ると、もう明け方となっていた。
神殿の外は砂漠、早朝といっても既に砂は熱くなり始めていた。
クロノウス達5人は休むことなく、一途シティス=テラの中心部である
サンツスミコの街を目指して、ますます歩を早めた。
しばらく行くと、
「うわ~~~… た~すけてぇ~~・・・・」
目前の砂漠の丘の先から、男の悲鳴が聞こえてきた。
エイジス 「ん? 誰かが助けを呼んでいるようです!」
クロノウス 「行ってみよう…!」
丘を越えると、ターバンをした男が重そうな体をゆらしながら、こちらに向かって
めいっぱいダッシュして来るのが目に入った。
その後ろに、巨大なモンスターの角が見える!
ターバンの男 「たっ、たすけてっ、おねがいっ…!」
よし、と顔を見合わせると、一斉に5人がターバンの男の脇を抜け後ろのモンスターに斬りかかる。
ズズーン…!
大きな音を立てて、モンスターが砂に倒れ込んだ。
「はーっ、すごいすごい」
ターバンの男はクロノウス達の後ろで砂漠の上に座り込んでいて
パチパチと手を叩きながら自己紹介を始めた。
「ぼくはニシャンといいます。 行商の途中だったんですが、モートゥースに
出くわしてしまって生きた心地がしませんでした。
ヤツを瞬時にしとめるなんてすごいっ。
いや~、本当に助かりました。」
エイジス「無事でよかったです。」
ニシャン「行商の途中には危険がつきものなので普段はガードマンを
雇っているのですが、休暇に入っていてね。
厚かましい話なんだけど、どこか安全な所まで送ってもらえたら助かるのですが。」
クロノウス「僕たち、ちょっと先を急いでいて…。
サンツスミコの街で良ければ、一緒に行けますよ。」
ニシャン 「……あなた方、只者ではありませんよね?」
スケイス 「!」
クロノウス達は、これまでの修行により、それと知らぬうちに、並みの戦士以上の
強い力を身につけていようだ。
ニシャン 「これほどの腕の立つ人間が5人も揃ってテラの中心地へ向かっている。
だが、印章をつけていない所を見るとダエモン軍ではないよね。
この時期にテラへ入るということは、ダエモン軍の傭兵志願?」
スケイス 「別に俺達は、ユニオン・ウォーとは関係ないんだ。
ただ、解毒剤を…、港のバイナに頼んで『ウーノスの秘薬』を
すぐ手に入れないといけないんだ…!」
ニシャン 「まあ、あなた方が何者だろうが、ぼくは気にしないよ。
命の恩人だからね。
でも、きっと街でダエモン軍の兵士たちから、傭兵志願と思われて勧誘されると思うよ。
中立軍の存在はあなどれないからね。
どちらの軍もそうだろうと思うけど、ダエモン軍は今、有能な兵士を躍起になって
募集しているからね。」
エイジス 「それはちょっとまずいかも…。面倒なことにならないといいけど。」
ニシャン 「ぼく服の行商もサイドビジネスとしてやってるんだ。
専門は武器・防具だけどね。
もしよかったら、防具は外して、僕のもってる普通の服に着替えたらいい。」
「ちょっと…、このおじさん、信用できるの?」
ティナがレナに耳打ちをした。 それがニシャンにも聞こえたらしい。
ニシャン 「お嬢さん、ひどいな~。ぼく悪人顔ってよく言われるけど、善良な一市民の商人だよ。
それにまだ、おじさんって言われる歳でもない…。」
レナ 「いえ、ごめんなさい。
服を貸して頂けると助かるわ。」
ニシャン 「もちろん。助けてくれたお礼と街までの護衛の代わりって訳じゃないけど、
薬の件についても、ぼくに手伝わせてよ。
バイナはいいお得意様だけど、なかなか気まぐれだよね。
確実じゃないけど、ひとつアテがあるんだ。
運がよければ、道具屋のアリアさんが、僕が以前に売った分をまだ在庫で持ってるかもしれない。」
クロノウス「それは有り難い! ぜひ頼みます。」
こうして、ニシャンを加えて一行はサンツスミコの街へ向かった。
街の正門には、武装をした兵士たちが複数、両脇を固めている。
物見台の上にも兵士が沢山常駐しており、テラへ近づく者はスカルプ一匹見逃さないという警戒ぶりだ。
門兵1 「おい! そこの者たち、止まれ!」
クロノウス達の姿を認めるや否や、兵士たちは槍を構えて前に立ちはだかる。
門兵2 「その後ろの少年ども、見かけぬ顔だな。何の用で来た?」
ニシャン「まいど! 商人のニシャンです。
この子たちは、ぼくの親戚とその友達でね。
どうしてもテラを観光したいっていうんで、預かって連れて来たんですよ。」
門兵3 「む、ニシャンか…。 いつもご苦労なこったな。
相変わらず儲けてるようだが、ちゃんと税金は払い忘れるなよ。」
門兵の槍が解かれると、ニシャンは「へい。どうも、どうも。」と言いながら堅固な門をくぐって行った。
その後をクロノウス達も続いて行く。
クロノウス達が街へ潜入したしばらく後のこと、テラの門前にマジシャンらしき装備をした
一人の男がテレポートで現れた。
門兵1 「あっ、モシュネ様、お帰りなさいませ。」
モシュネ「ご苦労。 変わりはないだろうな。」
門兵達 「はいっ。」 - 再び訪れたシティス=テラの中心部サンツスミコの街は、ユニオン・ウォーを目前にしているにも
関わらず、相変わらず活気づいていた。
人混みにもまれながら歩くと、方々の商人たちから、威勢のよい呼び声が次々とかかる。
「合円なんと250m!など。 とりあえず見てって!」
「ユニオン・ウォーに向けて、武器合成しませんか? 素材あります。」
「はい。こちらケルベロスの血! 貴方の防具をすてきに彩ります!」
中には、怪しい商売もまざっているようだ…。
レナ 「戦争直前だというのに…皆避難はしないのですか?」
ニシャン 「市民はすぐには避難しないだろうねぇ。
ここに住む人間はたいてい商いをしてるんだけど、
避難して商売休んでたら、その分売り上げが下っちゃうからね。
さすがに戦の1週間前くらいになれば、ウーノス城か、砂漠の奥のキャンプへ
一時避難することになると思うけど。
ここは軍事的にも重要な土地だけど、見ての通り、経済的にも
巨大なマーケットなんだ。
徴税によって、軍の資金源にもなってるから、いかにダエモン軍とて、
このマーケットを直ぐに〆たりはしないんだよ。」
アリアが営んでいるという道具屋は、広場の喧騒から離れた街の一番隅に、ひっそりと立っていた。
店先でニシャンが声をかけると、奥から、顔をベールで覆い、髪をうしろで束ねた女性が出てきた。
その女性がアリアだった。
ニシャンが事情を説明すると、アリアは再び店の奥に戻り、「ウーノスの秘薬」を持って来てくれた。
アリア 「この薬は店で売るためではなく、新しい魔法薬の調合のためにニシャンさんから入手しましたが、
ひとつだけしか残っていません。
注意して運んで下さいね。」
クロノウス「ありがとうございます。 あの…、お代は…。(汗」
ニシャン「私が支払いますよ。」
アリア 「いいえ、どうか、これはプレゼントとして受け取って下さい。
そして、お友達を助けて差し上げて。」
クロノウス達は、アリアに深く礼を言った。
アリアは、暖かい眼差しでクロノウス達に応えた。
ベールで表情は分からないが、おそらく微笑んでいるのだろう。
アリア 「気にしないで下さい。 魔法薬はなかなか難しくて、上手くいきそうもなかったですし…。
ふふ。 実は昔、私は魔法使いを目指していたんです。
幼い頃、偶然であった魔法使い様に憧れて。
彼はカノン魔法学校出身で、すばらしい魔術の使い手でした。
でも残念ながら、私には才能がなかったようで、こうして道具屋を営んでいます。
道具屋が本業で、魔法薬の調合は、趣味のような物だから。」
スケイス「カノン魔法学校? そんな所があるのですか。
どこかで聞いた気もするけど…。」 (>>270参照)
ニシャン「へぇ~?
スケイス君、あんなすごい使い手なのに、カノン魔法学校の出身ではなかったんだ?
てっきりそこで勉強を積んだ人だと思ってたよ。」
アリア 「あなた、魔法使いさんなのね。 カノン魔法学校というのは…」
そこへ突如、ガチャガチャと武具の音を鳴らしながら、ダエモン軍らしき兵士たちが5,6人、店に入って来た。
兵士1 「道具屋、アリアはいるか?
ガメオン軍と密通の疑いあり、身柄を拘束させてもらう!」
アリア 「なんですって…!」
兵士2 「お前が、カウエリスと知人であることは分かっているのだ。」
アリア 「そんな…。 たしかに私はカウエリス様のことを存じ上げていますが、
ユニオンが分裂してカウエリス様がサンスツミコを去られてからはずっと、
どちらにいらっしゃるのかも…。」
兵士3 「ええい、とにかく疑わしいのだ。 来い!」
レナ 「もしかして、アリアさんの憧れの人って…カウエリスさん?」
ティナ 「そうかもね。 でも、今そんなのん気なこと言ってる場合じゃないんじゃない?」
クロノウス「! ティナは関わるなって言うかと思ったけど…?」
ティナ 「まあ、仲間を助ける薬をくれた恩人だからね。」
クロノウス 「仲間か…。」
レナ 「お姉ちゃん…。」
スケイス「薬を! レナ、頼む。 必ず、ニクに届けてくれ!」
ニシャン「それじゃ、武器をどうぞっと。」
ニシャンが大きな袋に隠していたクロノウス達の武器を、その重そう体からは
意外な素早さで、皆に投げて渡した。
エイジスがうなづいて、クロノウス達に支援呪文をかける。
レナは、薬をその手にしっかりと握り、店の裏の石壁へ向かって走り出した。
兵士長らしき男 「壁を越えて、逃げる気だぞ! 一人追え!」
クロノウス 「アリアさんは、渡さないぞ!」
はからずも、ダエモン軍の兵士たちとの戦闘が始まる!
-----------------------------------------------------------------------
毒に冒されたニクを残し、薬を求めてターラを出てから既に半日。
レナは、ダエモン軍によるサンツスミコの包囲や追っ手を逃れ、
ニクへ無事解毒剤を届けることができるのか?薬は間に合うのか?
アリアを巡りダエモン軍の兵士に逆らうことになったクロノウス達。
やはり、このまま、ユニオン・ウォーという大きなうねりに巻き込まれてしまうのか?
この日、ケン・龍堂もシティス=テラ入りしている筈だが、いよいよ
クロノウス達と出会うのか?
いずれにしても、ユニオン・ウォーを介し、ケンとクロノウス達の運命が
接する時は必ずやって来るだろう。
だが、それが今日というこの日なのかは、まだ分からない。
そして、ケン・龍堂の後ろを、隠れながらついて行く青年がいるようだが…? - あげ
- こっから天下分け目の戦い始まるのかな?
あげw - 安芸
- 誰か芋取られたことの小説作って。
- 「こ、これは?!」
一言発すると、カウエリスはそのまま動くことが出来なくなった。
ユニオンマスタの証として、コーエリスより授かったイモータルクラウン。
確かにそこにクラウンは有るのだが、あの輝きを失っている。
突如、静寂を破るように鳴り響く電話の音に、カウエリスは我に返る。
「もしもし~こちらはクロノス運営事務局の阿久津と申します」
「、、事務局?」
「あ、カウエリスさんご本人様でしょうか? お世話様です。」
「そうだが・・・」
「代替の品はお手元に届きましたでしょうか?」
「代替品?」
「このたびは、申し訳ございませんでした」
「何の話か良くわからないが」
「あ、出しすぎちゃったんですよね、ほんとすみませんでした」
「だから、何の話か分からないのだが」
「カウエリスさんが所持されてたイモータルクラウンなのですが」
「5個の発注に対して、間違って500個も出荷しちゃったんですよね」
「もうアルバイトの子が間違えちゃって、事務局内も大騒ぎでしたアハハ」
「で、その過剰出荷分の一つがカウエリスさんが所持されてるものだったのです」
「まあ色々悩んだのですが、バランス崩れちゃうしね」
「回収させて頂くことに決まりました」
「代わりと言っては何ですが、ソキエータルクラウンをお詫びにお届けしました」
「こちらの品も形は一緒ですので、見た目は変わらないしお似合いだと思いますよ」
「更に今回は、」
バリッ
不意に何かの潰れる音がしたかと思うと、再び静寂が訪れた。
------------------------
スルーしてw - ああ。里だった。No309のパス忘れた。。。
- クロノウスたちは乾いた荒地を早足に進んでいた。
時折、人の邪念を吸い込んだような恐ろしい面相の蠍や蜘蛛のモンスターたちが襲いかかってきたが、
すでにクロノウスたちの歩みを阻む程の相手ではなくなっていた。
その地はカイヌゥスと呼ばれる。
その昔、ウォーリア達の最強戦士が集った場所だと聞く。
今やすっかりその面影は無く、崩れたレンガや石壁があちこちに散らばり、
モンスターたちが我が物顔で闊歩していた。
クロノウスたちが目指しているのは、
荒地の峰に位置する「ラヴァストーン」と呼ばれる迷宮だった。
「・・・私たちが目指している先というのは何なのでしょうか」
誰に、というわけではなく、エイジスがふと呟いた。
「もう、それについては何度も話あったじゃないか、エイジス。」
先頭を行くクロノウスが振り向くこともせず、すぐ言葉を返した。
が、クロノウス自身も迷いがなかったわけではなかった。
いや、ここにいる全員、
「本当にこれでよいのだろうか?」
という心の底に渦巻く自問自答をどうしても消しきれないでいた。
* * *
話は10日程遡る。
ユニオンウォーの決戦の地であるサンツスミコにて、
道具屋のアリアの身元をめぐり、
ダエモン軍の兵士たちと触発寸前だったクロノウスたちの間に
「お前たち、何をしている!」
という、よく通る低い、威厳のある声が割って入った。
その声に、クロノウスたちだけでなく、兵士らも含み、
まるで金縛りにあったかのように、みな身体をこわばらせた。
「オアノス・・・」
最初にそう口を開いたのはティナだった。
とたん、金縛りが解けたかのように、
兵士たちははっとして慌ててその場に跪き頭を垂れる。
「この時期にこの地でひと悶着起こそうとは、たいした度胸だな。ティナ」
オアノスと呼ばれたその男は、
見目こそ大男でも、恐ろしい武器を持っているわけでもなかったが、
その場に立つだけで、
闘気とでもいうのであろうか、ビリビリとした威圧が伝わってくる。
その気迫に飲み込まれてしまいそうになる自分をクロノウスは必死で引きとめ、
オアノスを力いっぱい睨みつけた。
それに気づいたのか、ティナから視線を移し、オアノスもクロノウスを見返す。
「威勢のよい若者がいるな。・・・その目の光は【異界よりきた勇者】か」 - オアノスは次に兵士に視線を移し、この状況の説明を求めた。
「今がどんな大切な時がわからないわけではあるまい。お前たちは一体何をしているんだ。」
「お、お恐れながら、我々は、その、、、モシュネ様のご命令につき・・・」
兵士たちの長と思われる者が、膝まづいたまま、歯切れ悪そうにしどろもどろ答えた。
それを聞いてオアノスは小さく舌打ちした。
「またモシュネか・・・」
オアノスはクロノウスらと兵士たちの間を割るように進み、
腰を抜かして地べたに座り込むアリアに手を差し伸べた。
「我が軍の兵士たちが乱暴なことをしてすまない。
でも彼らも命に従ってやったことだ。恨まないでやって欲しい。」
「あ、、はい・・・」
アリアが震えたまま、差し出されたオアノスの手をとり立ち上がり、
クロノウスはそれを見てはっとしたように、剣を構えた。
「あなたは何者だ・・・アリアさんから手を離せ。」
「クロノウス、やめるんだ。彼は敵じゃない・・」
と、ティナはいいかけ、
「・・・いや、貴方たちにとっては敵なのかな。」
と、皮肉な笑いをもらした。
そんなティナを横目に、
オアノスは剣を構えるクロノウスにまったく怯む様子も無く近づき、
深く腰を折った。
「異界の勇者たちよ、私はダエモン軍ダエモン守備隊オラクルの長を務めているオアノスと申します。以後お見知りおきを」
「ダエモン守備隊って・・・」
「血の祭壇にて、
ティナとレナを姉妹争いさせた趣味の悪いマジシャンの仲間だ。」
スケイスがそっとクロノウスに耳打ちをするも、
オアノスの耳にもしっかり届いていたらしい。
「モシュネが・・・、彼が君らに何かしたかもしれないが、
方法はどうであれ、彼もまた君主の命に従ってやったことだ。
私もそれを弁明をするつもりはない。」
「つまるところ、貴方は、カウエリスたちの敵ですよね。」
「ああ、そうだ。」
オアノスはクロノウスの問いにまったく躊躇することなく答えた。
それなら、俺たちの敵・・・・
と思うものの、
クロノウスはオアノスから敵意をまったく感じることができず、
それどころか、
非常に堂々とした立ち振る舞いとその落ち着いた威厳ある態度に、
カウエリスたちにあったときとは異なる、
カリスマに似た何かをオアノスに感じていた。
「ティナ、何故今、この時期にサンツスミコに来た。
お前は我が軍から離反したのだろう?」
オアノスは
モシュネにはわたしから事情を伝えよう、
と兵士長に伝え、彼らをその場から立ち去らせ、
再びティナに問うた。
「わたしはダエモン様の本意が知りたい。」
ティナはまっすぐとオアノスを見上げた。
オアノスは苦笑して、自分から先にその視線をそらせた。
「ティナは本当に頭がいい。何故我が軍から離れてしまったのかと、今も悔まれる。」
「お世辞はいい。だから貴方が知ってるなら、ダエモン様が本当にやりたいことを教えて欲しい。」
ティナは話を逸らされまいと、オアノスを前に回り再びその視線を捉えた。
オアノスが困ったように肩をすくめる。
「ダエモン様はなぜかわたしには本当のことを教えてくれなかった。でも、オラクル隊長の貴方がそれを知らないとは思えないわ。」
「ティナ、まだ貴女の若い。いろいろなことを学び経験し、それから、
ダエモン様が本当に目指していることが何か、ということを知った方がいい。」
「それでは遅いわ!」
ティナが声色を高くする。
「ダエモン様も、貴方たちもわたしには隠そうとしていたみたいだけれど、
【イモータル冠事件】、アレがあってから、
コーエリスたちとは進む方向が変わったとわたしは思っているわ。」
イモータル冠事件・・・?
初めて聞く単語に、クロノウスはスケイス、エイジスと顔を見合わせた。
「ティナ、その話は・・」
オアノスがティナの話を遮ろうとして、さらにティナがオアノスの言葉を切った。
「いいえ、やめないわ。
『あの時』、戦士たちの希望といわれるイモータルクラウンを皆で入手したとき、
今こそこの真なる力をもって
異界からの破壊神たちへ立ち向かおうとしたのに、
なぜ、
現ガメオン軍のコーエリスは
全てのイモータルクラウンを全て消し去ってしまったの?!」
え・・・・?
ティナの言葉をクロノウスたちはしばし理解できずに聞いていた。 - クロノウス達は中立軍となりました。
- 突然のことだった
周りにいた人達が黄金の冠を付け始め
しばらく経つと皆が黄色い声wで叫び始めた
そして・・・・・・
!!!天から声が!!!
これにてサービスを終了します。今までありがとうございました - むぅ話の流れが難しくなってきているなあ。
続きを書くのにも悩む。話をどう膨らませるか・・・
イモータルクラウン事件の詳細が明らかになったら続きを書こう。
番外編です。
-----------------------------------------------------------------------
ガウス
薄暗い洞窟・・・・
様々な虫がうごめく異形の洞窟
マギ「すさまじい戦意が地上に満ちてきているな。」
女王蜂「悪意が襲ってくる。そんな戦いをしている暇がないはずなんだがな。」
マギ「エイジスのお守り、ご苦労だったな。容易なことでなかっただろうに・・・あなたが、マタリエルを裏切って赤子を連れ去ったときから。」
女王蜂「あのお方の命令で、あの目を持つ2人を殺せと命令されたとき、その通りにした。そのときに赤子を見つけた。生あるものはすべて滅せよといわれていたが、あの子だけは殺せなかった。あの子の無垢な目、無邪気な笑顔・・・・」
マギ「エイジスの父と母は異界から来たもので、かなりの力を持っておった。脅威となる前にマタリエルが殺そうと考えてしまうのも無理もない話じゃ。」
女王蜂「あの子は元気でやっておるかな。」
マギ「大丈夫じゃ。あの偉大な力を持った父と母の血を引くものじゃ。元気でやっておるよ。マスターになれることを願っている。」
------------------------------------------------------------------------- - 一方、レナは追っ手を振り切り、日が沈む頃にはターラの町へたどり着いていた。
全力で駆けつづけ、すっかり疲れきっていたが、
一刻も早く、ニクの元へと心が急いて、
休むことさえ忘れていた。
「ニク!解毒剤よ!!」
ラーナの庵に飛び込むのと同時に声を張り上げたそのレナの目の前に、
まるで死んでしまったかのように顔まで青ざめたニクが横たわっていた。
「ニク!おきてニク!!!」
レナは無我夢中になってニクの冷たい身体を揺さぶった。
冷たい水を汲んで庵に戻ってきたラーナは、
ニクにかじりつくようにして叫ぶ少女の姿に仰天した。
「ちょっと、落ちついて。あなたは・・レナね?」
涙をぼろぼろ流しながら振り返ったレナは、
今度はラーナに飛びつくようにして詰め寄った。
「どうして!?どうして?!解毒剤が間に合わなかったの!?」
「ちょっと、待って。落ち着いて頂戴。大丈夫だから」
その気迫に気圧されそうになりながら、
ラーナは汲んできたばかりの水をコップに注いでレナに差し出した。
「大丈夫。あなたのお友達はちゃんと生きているわ。
ただ思ったよりも毒の進行が早くて、一時的に、
彼の身体を急低温化して毒が廻る速度を落としていたの。」
「だって、ぜんぜん動かない。。。」
レナは涙でぐちゃぐちゃになった顔を隠そうともせず、
意識なく横たわるニクを信じられないように見つめた。
「さぁ、解毒剤をかして。ニクはすぐ元気になるわ。あなたはそこで休んでいて。」
「でもっ・・・」
「これでも薬さえあれば、腕は良いつもりよ。ニクが目を覚ましたときに、
ぼろぼろになったあなたをみたら心配するわ。」
ラーナはレナを落ち着かせ椅子に座らせると、
自分は彼女が持ち帰った薬を細いガラスの管に入れ、
さらにそれに白い粉を加え、ゆっくりと攪拌した。
レナが心配そうに見守る中、ラーナは吸い口に入れ替えたその薬を
ニクの口内へと流し込んだ。
1分、2分・・さらに時間がすぎ、
もう黙っていられないとレナが椅子を立ち上がろうとしたとき、
ニクの眉がぴくりと動いた。
よく見れば、先ほどまでどす黒く死体のようであったその顔に徐々に赤みがもどってきている。
「ニク・・・」
「さすがに若いわね。ここまで効果が早いなんて・・・・」
ラーナ自身もその薬の即効性に少し驚いた様子で、
ニクの腕をとり、自分の脈と確認しながら、
レナにもう大丈夫と頷いて見せた。
「よ、よかった・・・・」
一気に緊張の糸がほぐれたせいか、
レナは立ち上がりかけていた椅子に再びもたれこんだ。 - サンツスミコの街の外れにある道具屋にて。
ティナは、「イモータル冠事件」について話し始めた。
ガメオン軍は、世界の裂け目と呼ばれる【バグ】の力により、
ソキ冠を大量に入手することに成功し、イモータル冠を大量合成した。
# 【バグ】とは、この世界の最高の賢者のみが知る謎の力とされ、
# 詳細は知らされていない。
# ただ、その力は異界に帰属し、本来であればこの世界には存在しては
# ならぬ物だと言われている。
こうして得た大量のイモータル冠により、ガメオン軍はより強大な力を
持つ筈であったが、コーエリスはそれらを全て消し去ったということだった。
クロノウス 「え? それだけ?」
ティナ 「ええ、事実として知っているのはこれだけ。
ダエモン様が大勢の仲間を連れてガメオン軍を離反したのは、
イモータル冠事件の直後ではなく、そのもうしばらく後の
コーエリス失踪がきっかけよ。
でも、その事件がガメオン軍分裂の真相であることは間違いない。
私はそう思ってるわ。」
オアノス「…………。」
スケイス「イモータル冠ってそんなに凄いのか?」
ニシャン「戦士垂涎のアイテムだよ~!
もっと強力なサトゥヴァ冠っていうのもあるけど、それは伝説だから。」
エイジス「支援としても、イモータル冠は、憧れの装備ですよ。」
ティナは再びオアノスに向き直り、真剣な眼差しで話し続けた。
「オアノス、貴方が話さないのなら、私から言うわ。
コーエリスは、その強大な力を恐れ、この世界の力の均衡が崩れるという理由で、
この世界の人間の手に大量のイモータル冠が渡らないよう消し去った。
一方、ダエモン様は、異界からの破壊神に対抗するために、より強大な力を求めていた。
たとえ、その力が、この世界の人間にとっては諸刃の剣となっても…。
イモータル冠事件で明らかになった信念の相違から、ダエモン様はガメオン軍からの
離反を考えるようになり、コーエリス失踪時に実行に移した。
そういうことでしょう?」
オアノス 「ティナよ、その話は…!」
ニシャン 「……破壊神の話ですか?
昔話で何度か襲来があったと、子供の時の寝物語で
母親から聞いたことはありますが。」
ティナ 「タルタノス戦争史のことね…。
オアノス、本当のことを話して。」
オアノス 「……。 我々の軍は、いかなる非常事態にも対応できるよう
備えているというだけだ。」
オアノスはそれ以上語ろうとしない。
しばらく沈黙が続いた。
その沈黙を破って、スケイスがふと「忌み名……マタリエル?」とつぶやいた。
以前、マエルから追うように言われ、ずっと気になっていた名前であった。
オアノスの表情が、一変したように見えた。
ティナ 「どこかで聞いたような…。 マタリエル戦争?
たしか、タルタノス戦争史の中で最後に倒された悪魔が、
マタリエルという名だったと思うけど…。
封印されて、今もどこかで眠っていると言われている…。」
エイジス 「まさか、復活…!?」
クロノウス 「それでダエモン軍は市民に苦税を強いてまで、急いで力を
つけようとしている…ということなんですか?」
ティナ 「そういう事なのね…。 その悪魔の復活が近いということなのね?
そうなのでしょう、オアノス!?」
オアノスの返事を待つ前に、それまで黙っていたアリアが口を開いた。
アリア 「ちょっと待って下さい…。
あの…、破壊神とか悪魔とか…よく分かりませんが
ダエモン軍が、必要悪だというのですか?
私はこのサンツスミコで生まれ、サンツスミコで育った者です。
だからこそ、分かること、感じることがあります。
ダエモン軍がこの地域を支配するようになってから、ここは変わってしまいました。
今まで戦士様といえば、我々市民をお守りして下さる存在だった。
それが今では、秘宝などを持っているモンスターを横から奪い、
何も言わずに斬りつけてくる。ただの殺戮を楽しむ戦士もいる。
私たち市民を守ってくれる筈の軍から、騎士道の精神は失われたのです…!」
オアノス 「………。
お嬢さん。 アリアさんと仰いましたか。
たしかに多くいる兵士の中には、残念ながら、己の中の強大で
残虐な力を抑制できない者もいます。
しかし、強大な力を得た軍が暴走しないようにするために、
ダエモン様はカリスマと恐怖で、軍を統制しようとしておられます。
そして、若干の逸脱はあるが、全体的に見て、その統制は成功している
と言えると思います。」
アリアはかぶりを振った。
アリア 「ダエモン軍は、ガメオン軍から離反し、市民には重税を課し、
市民を守る役目も忘れ、争い事を引き起こしていますよね?
破壊神とか悪魔とか言う前に、人間同士の争いで自滅してしまうの
ではないですか?」
ティナ 「じゃあ、コーエリスやカウエリス達のやり方で、破壊神に対抗できるというの!?」
オアノス「アリアさん、ティナ…、私はここで議論をする気はない。
我がダエモン軍が正しいかどうかは、これからの歴史が証明することでしょう。
……長居をしました。それではこれにて失礼。」
去り際、オアノスは、クロノウス達の方を振り返り、その威厳のある、低く落ち着いた声で
こう言った。
「我が軍は、いつでも君達の合流を歓迎する。 合流する気になったらいつでも、
私の名前を出して、取次ぎを頼めば良い。」
オアノスは道具屋を出ると、もう後ろを振り返ろうとしなかった。
クロノウス達はずっと、オアノスの後姿が見えなくなるまで、無言で見つめていた。
クロノウスは、心の中で「マタリエル」という忌み名を繰り返していた。 - 前回までのあらすじ・・・>>281を参照されたし
メリーが入手した密書はすみやかにガメオン軍本陣へと届けられた
その内容に目を通したカウエリスの表情がこわばる
カウエリス) [何と! カヴス内部の支柱を爆破して我々の退路を塞ぐつもりか
・・・しかし、この爆薬の配置はまるで・・・]
すぐさま側近に指示を出す
カウエリス) 「この密書を届けてくれた諜報員を、ここに呼んでくれ」
***** *****
カウエリス) 「君がメリー・ラステア君か・・・今回君が手に入れた
機密書類の件で、ひとつ頼みたい事があるのだ
君が所属する師団とは諜報活動のみでの契約だったと思うが
状況が変わった」
メリー) 「・・・我らの師団で、その作戦を阻止しろと?」
カウエリス) 「そうだ、我がユニオンの規模を考えると、大半の戦力を
城攻めに向ける必要があるのだ・・・しかし敵の作戦を
みすみす成功させる訳にもいくまい・・・
君の一存で決めてくれてかまわない、責任は私が取ろう」
交わす言葉はそれだけで充分だった、本来ならば師団の行動に対して
メリーにそこまでの権限は無いのだが、カウエリスが言うように
事態は急を要するのである
メリー) 「了解しました、これより我が師団は敵軍特殊作戦阻止の任に就きます」
***** *****
サボテン?) 「おや~? 見失ってしまったな・・・ケンさん何処だろ?」
こっそりケンを尾行していたホシキであったが、
途中で気づかれそうになったので仕方なくサボテンに変装したのだ
しかし非常に歩きづらく、結局尾行している対象を見失ってしまった・・・
うろうろ、うろうろ・・・・
ホシキ) 「しかし暑いな~ いったん脱ぐか・・・
!?・・・・・・・・・・・・
チャック、壊れてる・・・・・・・・・・・・」
おろおろ、おろおろ・・・・
ホシキ) 「・・・だめだ、外側から刃物でも使わないと脱げない・・
せめて日陰で休憩したいな・・・」
日陰を探してうろうろしていたホシキだったが、砂の下に隠れた岩につまずき
豪快な転倒を披露する・・・
サボテンは大抵の場合細長い円柱っぽい形をしている
横になれば当然、高低差のある地形では低い方へと転がってしまう・・・
ホシキ) 「あら?ちょっと!止まらない~~~~」
ころころころころころ・・・サクッ
やっと止まったかと思うと、そこは巨大なすりばち状の穴だった
地下の空洞に続く穴である、もがいた所で抜け出せる事などできないと直感し
砂が落ちるままに任せて地下へと消えていくホシキだった・・・
***** *****
参謀) 「リーダーみずからの偵察ご苦労様でした、何か収穫はありましたか?」
ケン) 「うむ、前線では小競り合いが始まっているな、全面衝突も
時間の問題だろう・・・我々も陣形を組んで待機しておこう
・・・軍師殿はどこへ?」
参謀) 「はあ? たしかケンさんから許可を得たとかで街に向かったはずですが
一緒ではなかったのですか?」
ケン) [・・・・迷子、か・・・だからついてくるなと言ったのだ]
ケン) 「まあいい、各員6人を一小隊として編成する、陣形は{乱蛇陣}
出立はガメオン軍の突撃から半刻の後だ」
乱蛇陣とは砂漠をうごめくコブラを模した陣形であり隠密性が極めて高い
参謀) 「ホシキ殿には捜索隊を出しておきましょう、
一個小隊を捜索に振り分けて・・・・・」
ケン) 「いや、今の時点で動くのは避けるべきだな、
奴に覚られては元も子もない、それに・・・」
ケン) [いずれヒョッコリ帰ってくるだろうな、幹部にも秘密にしているが
ホシキ殿の実力は計り知れない・・・
正直、敵には回したくないものだが]
*****次回予告*****
新たに下された任務に精鋭を集め地下へと乗り込むメリー・ラステア
そこにはカヴス爆破をもくろむ一団が待ち構えていた
軍師を欠いた龍堂軍だがその指揮に衰えは無い
そして戦禍の中で明かされるケン・龍堂の目的とは?
次回を待て・・・ - だれも>>28の続きは書いてくれないのね(´;ω;`)
パラレルワールドキボウ!! - 続き読みたいから荒らして欲しくない><
- 誠心誠意頼まないとダメさ
- しょうがない作るか>>317の続きかな?
ニクが復活してしばらくしてのことだった
ニク「なぁ、レナ、俺たちもテラに行こう。」
レナ「え、まだ完治してないのに・・・。」
ラーナ「そうよ、もう少し休みなさい。」
ニク「自分の体は自分が一番わかるんだ。それに、夢でクロノウスたちが危ういという夢も見たから、どうしても行きたいんだ。」
ラーナ「しょうがないね。HPリカバー(L)を飲みなさい。」
といい、ニクはHPリカバー(L)を飲み、元気になってから
ニク「レナ、行こう。」
レナ「うん・・・。」といい、2人は急いでモンタヌゥス神殿へと向かった。 - クロノス城下のとある屋敷が、ガメオン軍の仮拠点とされていた。
その一室でメリー・ラステアに特殊任務が与えられた。
その後、部屋で一人、カウエリスは深いため息をついた。
カウエリス [退路を断つか…。ふっ、敵も異なことを。
私たちに退く気など、元々ないのにね。]
イクリシス 「失礼します。 フロウ粉のコーヒーでも如何ですか?」
イクシリスが、両手にカップを持ち、部屋へ入って来た。
ちゃっかり自分の分まで持って来ている。
カウエリスはカップを受け取り、一口飲むと、熱くほろ苦い液体が喉を通り、
胃に染み渡った。
カウエリス 「ありがとう、イクシリス。」
宣戦布告した日より、寝食を忘れる程、激動の日々が続いていた。
イクシリス 「カウエリス様、少しお休みになられた方が良いですよ。」
カウエリス 「イクシリス…。これから言うことは、軍のマスターとして
ではなく、君の親友の言葉として聞いて欲しいのだが…。」
イクシリスはカウエリスの方を改めて見つめた。
「私は、宣戦したことは後悔していない。
私の第二の故郷とも思えるサンツスミコでの暴政を、これ以上黙って
見ていることはできなかった・・・。 」
ダエモン軍が政権を握るようになってから、市民は重税に苦しめられるだけでなく、
武器が市民の手に渡らなくなった為に、行商中の商人や旅人がモンスターに
襲われる事件が多発していた。
さらに、ダエモン軍の兵士は、市民を守るどころか、己の強さを確認する為の
試し斬り等の目的で、罪もない市民を殺害しているとの噂も絶えなかった。
イクリシスはうなづき、黙ってカウエリスの話に耳を傾けていた。
「我が軍の兵士は100程度、敵軍は500超です。(>>197参照)
しかし、厳しい戦いになるのは分かっていますが、勝算がない訳ではない。
兵士の数では劣っていますが、組織としての我が軍の力は、ダエモン軍に
対抗できるものだと考えたからです。
君をはじめとして、我が軍には多くの有能な戦士がいます。そして、同盟軍にも。
たとえば、ウォリアーの中で最強の戦士という誉高いラビスは、一人で
百人の兵士を相手に出来る男です。
レウィ率いる軍は、優れた支援パラディンを複数抱えている。
カノン魔法学校での友人のマジシャン一族等も、我々の軍に加勢すると
約束してくれた。
一方、ダエモン軍にも有能な兵士はいますが、それは一握りの幹部であり、
何より支援パラディンが不足している筈です。」
「カウエリス様、それでは何をお悩みなのですか?」
「……ダエモン軍は、かつての同胞(仲間)です。」
「……。はぁっ!? カウエリス様、人が良いのもいい加減にして下さい!
あいつらは、貴方のお命を狙っていたのですよ!?」
イクリシスに怒られて、カウエリスは慌ててつけ加えた。
「だから、これはギルマスとしての発言ではなく、友人として聞いて下さいと…」
「はっ、つい激昂してしまった…;」
「カウエリス様、貴方は優しすぎます。
かつての仲間と戦いたくないという気持ちは分からなくはない。
でも、あいつらは、市民を苦しめる悪なのですよ。」
「イクリシス、私はね、正しい戦争というものは無いと思うんですよ…。」
そして、カウエリスは少し哀しげに微笑み、続けてこう言った。
「それでも、戦わねばならない時があるだけです、自分の信じる道に従って。」
**** ***** ***** ***** *****
イクリシスは、カウエリスを残して部屋を後にした。
[俺には、カウエリス様が何を悩んでいらっしゃるのか分からないな…。
あの方はお優しすぎる。
戦場でのカウエリス様からは、想像が出来ない程に……。]
イクリシスは、かつてコーエリス率いるガメオン軍の防衛戦に参加した時の
ことを思い出していた。
当時、カウエリスとイクリシスは軍の中でも最年少の兵士であり、初陣であった。
同じ年頃の仲間のうちでも、カウエリスは特に物腰が柔らかく穏やかなタイプであったので、
戦場でのカウエリスを初めて見た時には、衝撃を受けたのだ。
若い仲間の一人が敵の攻撃に倒れた時だった。
カウエリスが呪文を唱えると、頭上に雷を帯びた黒い大雲が発生し、
眩い稲妻が落ちたかと思うと、周囲一帯は黒く焦げ、生きたものは
雑草ひとつ残っていなかった。
あっという間に付近の敵兵達は黒焦げに焼かれ、それを見た他の兵士達は
蜘蛛の子を散らすように逃げ出した。
対する敵が二軍程度の兵士だったとはいえ、カウエリスの攻撃は他を圧倒していた。
また、魔力の強さだけではなく、適宜敵軍の足止め、目くらましを行い、
自軍に有利となるよう行動し、戦局を見る目も優れていた。
ガメオン軍が防衛に成功した後、イクリシスはいてもたってもいられず
カウエリスの傍へ駆けつけ声をかけたのだった。
『カウエリス、お前、物凄く強かったんだな! 驚いたよ…。』
『有り難う。でも、仲間を一人、守れなかった…。
そして、敵側にも必要以上に多数の死者が…。加減が難しいんだ。
それだけでなく、ほら、市民の家にも少し被害を出してしまったし…。』
『へっ、お前、何言ってんの!?』
『だって、家がなくなったりしたら、皆、困るだろう?』
と言って、カウエリスは真剣に答えた。
戦場での鬼神のような勇姿とのギャップに、イクリシスは気が抜けるような思いだった。
[いや、そういう事じゃなくて…。]
とイクシリスは言おうと思ったが、別の言葉が口をついて出た。
『カウエリス、いや、カウエリス様。 俺を、貴方の従者にして下さい。』
それを聞いた時のカウエリスの驚いた顔を思い出して、イクリシスはくすっと笑った。
[あの頃から、カウエリス様は変わらない。
あれ程の強さを持ちながら、普段は殺気や闘気を感じさせない。
拍子抜けする程、優しい。 不思議な方だ…。
だからこそ、俺はあの方に惹かれ、ずっとついていくと決めたのだが。]
ユニオン・ウォーを目前に控えた日の出来事であった。 - upきたーーー
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今後とも Cronous Trade をよろしくお願い致します。 - 亜
sage - ギルドマスター) 「勝手なことをしてくれたなメリー君!
直接の戦闘には関わらない方針だと
伝えたはずだろう!!」
またコレだ・・・メリーはこのマスターを快く思っていない
権力に貪欲な割りに小心者のギルドマスター・・・
自分が危険に晒されるのを良しとせず、後ろから指図するだけのお飾りマスター
メリー) [攻撃側に参加するギルドだと聞いて加入してみれば
カウエリスにあやかり甘い蜜を吸いたいだけの
寄生ギルドじゃない・・・まったく詐欺だわよ!!]
マスターの叱責を右から左へと聞き流し、一段落したところで反論する
メリー) 「お言葉ですがマスター、カウエリス殿はマスターに期待して
この任務を託されたのですよ、敵の作戦を阻止すれば
望むままの褒賞をとおっしゃっていましたし
何よりカウエリス殿に恩を売るには絶好ですよ」
無論メリーの本心ではないが、この小心者にYESと言わせるには
損得勘定で揺さぶるのが手っ取り早いのだ
ギルドマスター) 「むう、カウエリス殿が私に期待を寄せているとな・・・」
あっさりと揺らぐ小心ギルマス・・・ああ情けない・・・
さらにメリーはたたみ掛ける
メリー) 「今回の任務はいわば殿(しんがり)を任されたにも等しい大任かと
それほどまでに期待されているにも係らずにこの任務を断っては
カウエリス殿はさぞ落胆されるでしょう、何よりも我々のギルドの
立場が悪くなるだけですわ・・・」
ギルドマスター) 「ぬう・・・そこまで言われては、動かぬわけにもいくまい
しかし君が独断で受けた任務だ、私は責任を持たんぞ!!
・・・・・人手はその足で探すのだな」
さすがは小心ギルマス、自分の保身には熱心だ
メリーとしては「してやったり」である、マスターの目が届かぬように
立ち回れるのだ、幸いにもマスターに不満を持っているメンバーは少なくは無い
すぐに有志は集まるだろう、早速と詰め所に足を向けるメリーだったが
廊下で意外な人物に呼び止められた
サブマスター) 「その任務、私も同行しましょう」
サブマスターの名は『ブラバム』多数の魔術をその手に修めた熟練のマジシャン
部下からの信頼も厚く、何故彼がギルマスの片腕として落ち着いているのかと
疑問に思ったこともある
メリー) 「あら、ナンバー2が同行してくれるなんて心強いわ、是非おねがい」
メリー) [監視、というわけでもなさそうだけど?・・・
今は人数を集めるほうが重要だわ]
********** **********
側近を退がらせたカウエリスは思案にふける
カウエリス) [この爆薬の配置、妙だな? 街に近すぎる・・・
我々と同時に一般人を巻き込むのか?
奴が立てた作戦とは到底考えられないな
もしかするとダエモンとは別の何者かが・・・
だとすると何者だ?何が目的なんだ?]
カウエリス) 「ここはメリー殿の手腕に関ってくるかな
上手くやってもらいたいものだが・・・」
********** **********
有志を集めたメリー達は、カヴスへの侵入ルートを模索していた
ブラバム) 「テンプルロード経由では間に合いそうも無いですね
どうしたものか・・・・」
メリー) 「流砂に任せるのは危険でしょうね
カヴスに繋がっている保障なんてないもの
下手したら窒息死か圧死だわね」
ブラバム) 「あの方法を・・・試してみるべきかも・・・」
ポソリとこぼれた呟きにブラバムの表情を伺おうとしたメリーは驚愕する
ブラバムの姿がこつぜんと消えうせたのである
ブラバム) 「まあ単純な方法ですよ、少々危険ではありますが」
傍らに鎮座しているクローゼットの中から声が漏れる
メリー) 「そうか、テレポートなら!!・・・・でも危険とは一体?」
ブラバム) 「テレポートという魔法は、目に見えるところに、地面があると
認識できる場所にしか飛べないのですよ
私が考えたのはテレポートで地下へと飛ぶ方法ですが・・・」
メリー) 「なるほど、もしテレポート先が空間でなく砂の中だったら・・・」
この方法も、下手をすれば窒息死か圧死なのである
ブラバム) 「そこで考えたのがコレです・・・
メリーさん、バーストは使えますね?」
カヴスへの最短距離を行く方法とは?・・・次回を待て・・・ - あげ
- レナとニクがモンタヌゥス神殿からシティステラに向かおうとしていたときのお話である。
モンタヌゥス神殿4Fから3Fへと向かっている途中から、レナの弓の調子が悪いとレナは思った。
(この弓、危ないかも・・・。)
そして、神殿3Fになって雑魚相手だった。
「クラッシングフォール」とレナが攻撃したときだった。
バキ
と弓が折れてしまった。
その弓が折れた時にさり気なくバゥルが落ちたのを知らずに。
ニク「おい、レナ・・・。弓だめになったのか・・・。」
レナ「うん・・・。どうしよ・・・。」
ニク「@@;そ,そこにある弓あの噂のバゥルでは・・・。」
レナ「え・・・。」
バゥルはさり気なく光っていた。
レナはバゥルに触れてみた。
バゥル「あなたがご主人様ね。よろしくお願いします。」
どうやら順従のようだ。
バゥル「これからはレナ様のお役に立つようにがんばるからよろしくね。」
といい、レナはバゥルを使うことになった。
マヌガンより確実にしっくりくる弓であった。
そして、シティステラへついた。
そのころ、すでに戦争は始まっていた。 - (ちょっと整理)
+0日 アリアの道具屋 オアノスと会う
レナ、薬を持ってターラへ向かう
ニシャンの話ではUWの1週間前には市民は避難するはず。(>>305)
+0日夕 レナ、ターラに到着 薬でニク回復
2人は早速、シティス=テラへ向かう
+1日朝 レナ、ニク、シティス=テラへ到着
戦争が始まっていた (>>347)
+10日 ラヴァストーンへ (>>312)
思ったより早く戦争が…?
ラヴァストーンはUW後?前?(他の誰かにお任せ)
とりあえずつなげてみる↓
(他によい案あれば、>>349はスルーして下さい。。。) - ドォォォーーーーン!
レナとニクの2人が神殿を出ると、閃光とともに、遠くから轟音が聞こえた。
サンツスミコの方角である。
「レナ、あれは…っ。 もうユニオン・ウォーが始まってるのか!?」
「そんなはずないわ。だって…。」
そう、開戦はまだ先のはず。
「だって、昨日は、まだみんな避難してなかったわ!」
「お~~い、レナちゃ~ん…!」
砂漠の向こうから走って来たのはなんと、昨日出会った、商人のニシャンであった。
「ニシャンさん、無事だったのね。クロノウス達も一緒なのですか?」
「それが・・・・。」
赤黒い煙と白い閃光に包まれたサンツスミコの上空。
2人は、いやな予感を覚えた。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
時間は1日前に遡る。オアノスが去った後のアリアの道具屋にて。
「レナは、無事かな…。」
ダエモンとカウエリス、どちらが正しいのかを巡り、ティナとアリアは
険悪な雰囲気であったが、スケイスの一言で気まずい沈黙は打ち破られた。
「そうね、レナは足は速いから、追っ手の一人ぐらい振り切ったと思うわ。」
「今頃神殿かな。 ニクも心配だ。とりあえずターラへ戻ろう。」
それまで考え事をしていた様子のクロノウスも、はっとして言った。
「……薬をくれたことにはお礼を言うわ。」
「…どういたしまして。 お友達、早く回復するといいわね。」
ニシャンは、クロノウス達を見送ろうとして一緒に道具屋を出ようとした。 その時・・・
うぁぁぁっ
港の方から悲鳴が聞こえた。
「ゲリラだ! あの小船から……っ」
と言いかけて、兵士が1~2m背後へ吹き飛ばされるのが見えた。
クロノウス達がやっと港まで駆けつけると、すでに2名のダエモン軍の兵士が
仰向けに倒れている。 いずれも、左胸に矢が刺さっている。
「ガメオン軍か!? 奇襲攻撃とは汚いぞ!」
残った兵士が叫ぶ。
「あんなむさ苦しい連中と一緒にしないで欲しいわね…。」
ゆっくり近づいてくる一艘の中型船、その甲板に一人の戦士の姿があった。
きらきらと光るオレンジ色の鎧、兜から溢れる金髪も眩い女戦士だ。
港を取り囲むように漂う複数の小船からも、何人もの女戦士が姿を現した。
皆、兜の下にも覆面をしており、顔は見えない。
「ま、まさか……。 伝説の暗殺集団…。」
バルキリーは、姿からは人間の女性と見分けがつかない。
しかし、特異な身体能力と恐るべき殺傷能力を持ち、その先祖は
魔法で改造された特異体質を持った女性であるといわれているが、
バルキリーについて書き記された文献はなく、謎に包まれている。
先祖からの使命である『世界のバランスを取る』ために 歴史の裏面で
暗躍したと伝えられる。
「ガメオン軍の差し金か? 開戦前にゲリラとは卑怯な!」
兵士が叫んだ。
「我々は誰のためにも存在するのではない、力の均衡のために存在するのだ。
嗅ぎまわっているだけなら見逃しもしたが、ダエモンは力をつけすぎた。」
「嘘をつけ!」
「ダエモンがユニオン・ウォーでガメオン軍を破り、ダエモン軍に権力が統一され、
更に軍備拡張されては困るのよ。 まさかこんなに早く、ガメオン軍が宣戦布告
するとは予想しなかったものでね。 まあ、信じるも信じぬ貴方の勝手。
どうせ死ぬのだから。」
そう言うと、金髪のバルキリーは仲間に目配せをした。
小船の上のバルキリー達が、ダエモン軍の兵士に矢を向け、弓を引き絞った。
「やめろ!」
クロノウスは叫んだ。
「我々は市民には手を出さないわ。 怪我をしたくなかったら、子供はひっこんでなさい。」
次の瞬間、矢が一斉に放たれた。 バルキリー達の船はますますサンツスミコの町へ近づく。
「そこまでだ!」
オアノスが大勢の戦士達を引き連れ、姿を現す。
武装したオアノスはますます威風堂々としている。 そして両手には光る武器…!
「この町には、入らせんぞ...!」
ユニオン・ウォーの前に、はからずもダエモン軍 vs 謎のバルキリー集団が激突する....!
---------------------------------------------------------------------------
戦争(?)として、バルキリー暗殺集団の登場ということに…(なるのかな;)
ずっとにらみ合い(?)→レナ達がテラへ到着する翌朝にドンパチ、となるよう時間稼げるのか;
バルキリーの言う力の均衡とは…?
イモータル冠事件でコーエリスが冠を消し去った理由「この世界の力の均衡が崩れる」とも関係が?
ダエモンが探し回っていたものとは…?
そして、クロノウス達は、ダエモン軍とともにバルキリー集団と戦うことになるのか…? それとも…?
# 参考文献>>259# 辻褄合わせのため、ユニオン・ウォー繰り下げ、別の戦争(?)挿入。
# でも、他によい案あれば、こちらはスルーして下さいm(_ _)m - 剣を抜き、その戦闘に今にも加わろうとしていたクロノウスの手を
ティナが止めた。
「今、わたし達がやらなければいけないことは、
一刻も早くレナたちと合流することだ。」
「だ、だけど・・・」
口ごもるクロノウスをティナはジロリと見た。
「生半可な気持ちで事情も理解してない争いに首を突っ込むのはやめた方がいいわ。」
ティナの冷静かつ見事に図星をついた言葉に、クロノウスはカッとした。
「生半可な気持ちだなんて・・・!」
言い返そうとして、その先がつながらない。
スケイスを見るも、彼も黙って首をすくめるだけだった。
「クロノウス、ここはティナの言うとおりだと思います。
クロノウスにもいろいろ考えはあるとは思うのですが、
まず私たちが一番先にやらなければいけないこと、それを優先しましょう。」
エイジスがティナとクロノウスの間に入り、仲介したが、
クロノウスはティナの言葉をどうしても受け入れられず、
エイジスを押しのけて、ティナに食いかかった。
「じゃあ、ティナは、目の前で誰かがピンチになっていたとしても、
事情がわからないから見捨てるのか!?」
「そうよ。」
ティナはまったく躊躇することなく答えた。
「この際だから言わせてもらうけど、リーダーの貴方が、仲間も揃わぬうちに安易に剣を抜く。
その行為が、仲間を振り回し、困らせ、危険な目に合わせているか判ってる?
道具屋のアリアときもそう。
今もそう。『人』を相手に闇雲に剣を抜くのはおろかな行為だわ。」
クロノウスは頭の芯がヒリヒリして、口の中がからからになるのを感じた。
正しいと思い、良かれとしてやってきたことが、
こんな風に思われているなんて。
ティナに何か言いたいけれど、
気まずそうに顔を見合わせているエイジスやスケイスの様子をみても、
おそらく、ティナの言うことが正しいのだろう。
ただ、そう理解するのと感情は別だ。
すぐ次の行動に移らねば、と思うものの、
怒りとショックが入り混じったような複雑な負の感情に気持ちが奪われ、
目の前に繰り広げられようとしている、
オアノスの率いるダエモン軍とバルキリー集団の戦闘を茫然と眺めてしまうばかりだった。
「クロノウス、とりあえずレナたちと合流するためにターラへ向かいましょう。」
エイジスにそっと肩に手を置かれ、ようやくクロノウスははっとし、黙って頷いた。
ターラへ移動する間、クロノウスは始終黙ったきりであった。
早くレナとニクと合流しなければ・・・
スケイスがそう思うのは、
彼らの身を案じ、自分らの戦力が分断されていることを
心配しているせいだけではなかった。
レナもニクもムードメーカであり、
PTメン同士、喧嘩もろくになくやってこれたのは、彼等の存在が大きい。
ティナは冷静で考え方もすでに「戦士」であり、
そのあたりは非常に頼もしかったが、
この世界に来たばかりのクロノウスたちと
気持ちの温度差を理解してない。
エイジスも気持ちは優しいが、やはりこちらの住人である時間が長く、
クロノウスの悩みはおそらく判らないであろう。
レナやニクと合流できないままだとPT仲は険悪になるばかりだ。
スケイスは顔にこそ出さなかったが、
レナとニクとの一刻も早い合流を最も望んでいたのは彼であった。
「あら、あなたたち。途中であの娘たちに会わなかったの?!」
ターラにある庵で薬の調合をしていたラーナは
疲労した様子の4人の少年少女たちの姿を見て、その手を止めた。
「ラーナさん・・・レナとニクは・・・」
クロノウスが庵内を見回すもその姿はない。
「ちょうどすれ違っちゃったのね。
レナが持ってきた薬のおかげでニクはすぐよくなってね、
待ちきれないとばかりに、二人はすぐにシティス=テラに向かったのよ。」
ラーナは煎じたばかりの香草茶を4人に差し出しながら言った。
「それはいつ頃ですか?」
「昨日の夕方よ。だからほんとに入れ違いくらいで、
彼女たちはシティス=テラについているのではないかしら?」
クロノウスは舌打ちした。
あのとき、ターラに戻ろうとしなければ、合流できたかもしれないのに・・・
己の戦いの手を止めたティナに対し、
恨みに似た気持ちすら湧き上がってくる。
「すぐ俺たちシティス=テラに向かいます。」
イライラしたまま香草茶に手をつけることもせず、クロノウスが出立を急ごうとすると
ラーナがやんわりそれを留めた。
「待って、わたしの連絡鳩をアリアの元に飛ばすわ。
このままあなた方がターラとシティス=テラを往復して、
ずっと会えなかったら困るでしょう?」
ラーナが窓を開けて指笛を吹くと、
空を悠々と舞っていた鳩の群れの中の一匹が、すうっと彼女の元へ降りてきた。
「気持ちが逸るのもわかるわ。でもね。『待つ心』もとても大切なのよ。」
ラーナはクロノウスに優しく微笑むと、
伝書筒を取り付けた鳩に、
無事にアリアの元へたどり着くようにと軽くキスをして大空へ放った。 - 「ううっ!」
イクシリスはうなされて、目を覚ました。
悪夢(>>310)を見ていたようだ…。
[夢か…。 カウエリス様のイモータル冠は、コーエリス様が授けてくれた正規の物だ。
だから、突然ソキエータル冠に変わることなど無い筈なのに、こんな夢を見るとは…。]
イクシリスは自問自答した。
[“多くの支援パラディンの存在により、我が軍は、ダエモン軍に十分対抗し得る”
今日、カウエリス様からそう聞いたものの、ダエモン軍の圧倒的な軍事力を前にして、
俺はやはり不安を拭い切れないでいるようだ…。]
その時、部屋の外でざわめきが聞こえた。
「サンツスミコに潜入している諜報部員より、緊急の情報です!」
それは、驚くべき内容だった。
本日夕刻、バルキリーの集団が、ダエモン軍を襲撃した。
そして、サンツスミコの港で現在も、にらみ合いが続いているという。
ここ何年もの間、バルキリー集団が動いたという噂はなく、その集団が歴史の裏で
暗躍したことは、伝説となりつつあった。
にわかには信じがたい情報だったが、“シティス=テラ商人ギルド”からの情報とも一致していた。
---------------------------------------------------------------------------
一方、ダエモン軍の拠点。
「バルキリー共が動き出すとはな…。
我がダエモン軍の軍事力が、この世界の力の均衡を乱す、すなわち、
マタリエルの脅威になると見なされたということか。」
「はい、ダエモン様。」
イオスは、うやうやしく頷いた。
ダエモン 「真に目覚めたマタリエルの力にはまだ及ばぬ筈だと思うがな…。
となると、目覚めはまだ先ということか。
その前に、見つけ出さねばならんな…。」
イオス 「そして、ハローゲートを操る方法をつかむのですね?」
ダエモンは、それに答える代わりに、イオスに指令を与えた。
「サンツスミコのことは放っておけ。 お前はマタリエルを追うのだ…!」
---------------------------------------------------------------------------
サンツスミコの港にて。
ダエモン軍とバルキリー集団のにらみ合いが続いていた。
「相手は女ども数十名です。 魔法で一気に船ごと焼き払えば良いのではないでしょうか?」
ダエモン軍の兵士長の発言に、モシュネが忌々しげに吐き捨てた。
「馬鹿を言え!
俊足のバルキリーに魔法で先制攻撃を加えても、一撃で仕留めるのはまず無理。
攻撃呪文のイフェクトや炎に紛れて街に入り込まれゲリラ戦になれば、泥沼だ。
敏捷で暗殺の技に長けたバルキリーの独壇場だろ。」
「あともう少し、近づいて来るまで待て。
ウォリアーの攻撃範囲に入った瞬間に、一気に片付けるのだ。」
オアノスは兵士達に指令を与えた。
頭上には、満天の星。
サンツスミコの街は、静寂と緊張に包まれていた。
「セレネ、いつまで待つ気なの~? もうすぐ夜も明けちゃうわよ。
とっくに市民は全員、遠くまで避難した頃でしょう。
さっさとお仕事片付けちゃいましょうよう~♪」
黒髪のバルキリーがぼやいた。
「仕方ないわねぇ。 これ以上待っても、ダエモンは姿を現さないようだし…。
一度会ってみたかったんだけど、まぁ、次回の楽しみに取っておくわ…。」
セレネと呼ばれた金髪のバルキリーはそう言って少しため息をつき、突撃の合図を出した。
「行くわよ!」
バルキリーのシャドウ達は、港で待ち構えるウォリアーの攻撃範囲内に入ったかと思うと、
クラッシングヘヴンの一斉攻撃を始めた。
「騎士ならば、正々堂々と我が剣を受けてみよ!」
オアノスは吼え、シャドウ十数体以上をトール一振りで、なぎ払う。
イフェクトに紛れて、バルキリー本体達はダエモン軍兵士の頭上を飛び越え、
兵士達には目もくれず、どこかを目指して走り去った。
数分後、兵器庫は爆破され、赤黒い煙を上げていた。
「狙いは始めから兵器と武器の破壊だけよ。 後は、元同胞同士、潰し合えばいいわ。」
すでに、空が白み始めていた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
訂正:レガリスとイオスを書き間違えていたので、イオスに変更しましたm(_ _)m - 退室を促されたレガリスは拠点の地下にある一室へと足を運んだ
鍵はかけない性格らしいが、一応婦女子の部屋なのでノックしてみる
レガリス) 「ゴーンは居るか?例の作戦についてなのだが・・・」
???) 「そろそろ来る頃だと思っていたよ、開いているから入りたまえな」
部屋の主は机に腰掛けてあさっての方向に視線を向けている
見た目こそ若い娘だが、何か圧倒的なオーラに覆われた雰囲気は
その容姿と反して人を近寄りがたくしている
レガリス) 「ゴーンよ、貴様の情報・・・間違いではないのだな?」
ゴーン) 「間違いではないよ、あの避難所には一般人など一人もいない
居るのは全てカウエリスの一派の者・・・
だから避難所の地下にも爆薬を仕掛けさせたのさ・・・」
レガリス) 「ふん、だったら良いのだがな
・・・・・貴様の命令で動くのは
それがダエモン様の指示だからだ!!
貴様の正体に興味など無いが・・・」
レガリス) 「ダエモン様に不利な状況を画策しようものなら
その首、いつでも斬り落とすぞ」
ゴーン) 「おおっと、こわいこわい・・・
私とてダエモンの力になればと
色々と頑張っているのだよ?」
ゴーン) [少なくとも、今のうちはだがな・・・]
レガリス) [こいつ!いつもダエモン様を呼び捨てにしおって・・・
ダエモン様もダエモン様だ、こんな輩に
重要な作戦を任せるなど・・・]
レガリス) 「まあいい!もう一度爆薬の設置点を巡回してくるぞ
密書が奪われたからには
敵も何かしらの阻止を考えているはずだからな」
レガリスが去った後、一人になった部屋で虚空につぶやく
ゴーン) 「重税にあえぐ市民も、裏をかえせば反ダエモン派よ・・・
フフ、少しでも多く殺さないと、ね・・・・」
********** **********
ホシキ) 「う・・・ここは?」
流砂に飲まれたホシキだが、運良く地下空洞に流れ着いた
相変わらずサボテン状態だが、地下空洞は地上よりは多少涼しい
干からびること無く気絶していられたようだ
???) 「おどりゃ!サボテンの分際で人の上に落ちくさって
重たいやないけ!はよう退いてや!!」
ホシキ) 「あ、申し訳ありません、すぐ退きますの・・・で・・・?」
???) 「なんや?わしみたいな甲虫がしゃべるのが珍しいんか?
自分かてサボテンなのにしゃべっとるやないけ」
ホシキ) 「いやあ、僕は人間でして・・・この着ぐるみが脱げなくて
困っているのです」
甲虫) 「なんや~イトゥのあんちゃんに不良品つかまされたんか
愉快な坊ちゃんじゃw
まあええ、ツノで穴空けたるさかいはよ脱ぎや」
ホシキ) 「ああ、ご親切にどうも・・・ついでと言っては何ですが
地上に出るにはどうしたら良いのでしょう??」
甲虫・・・ディカルプトという種だが、そんなのホシキは知らない
図鑑で見たヘラクレスオオカブトに似てるな~と、あまり深く考えないことにした
甲虫) 「ここから出るならテンプルロード経由が早いで~
ちゅうても、そこからしか出られんさかい・・・
案内してもええけど、そのまえに一つ頼まれてんか~」
甲虫) 「ちょっと前にな、わしが留守の間に人間が変なもの置いてったんじゃ
天井に取り付けたみたいなんじゃが、狭くて飛べんさかい
外して捨てられんのや、坊ちゃんに外してもらおうと思てな~」
なるほど、人間の背丈ならばジャンプすれば天井に手が届く
親切な甲虫に対して精一杯恩返ししようとホシキは承諾した
********** **********
ブラバム) 「もし砂の中にテレポートしてしまったら窒息死です
そこで使うのが・・・」
ブラバムの周囲の大気が渦を巻いて上空に跳ね上がる、エア・プレッシャーだ
ブラバム) 「この魔法を上手くコントロールすれば
大気の球体が作れるのです
実験では砂の中で約3人分の空間が確保できました」
ブラバム) 「あとは念話(内緒話のことね)で地下の座標を伝えて
メリーさんがバーストを使えばいい
他のメンバーとはテンプル経由で落ち合うことにして・・・」
メリー) 「だいたいは飲み込めたけれど、真下に空洞がなかったらどうするの?」
ブラバム) 「ふふふ、こっちです」
ブラバムが指定したのはリトゥリバーが群れるヤシ林の一角だった
奇岩が並ぶ片隅には旅人の野宿の跡・・・
ブラバム) 「このような岩は流砂の流れに負けない深さまで埋まっていると
昔祖父に聞きました、そして砂漠に住む甲虫は
こうした岩の付近に巣を作るらしいと
最近の研究で明らかになったのです」
地下空洞カヴスが存在するとしたら、流砂をものともしない支柱が不可欠だろう
その支柱を爆破する事がダエモン軍の作戦であれば
ブラバムの仮説は実に的を射ている、メリーは即決した
メリー) 「行きましょう地下へ、作戦は一刻を争う!!」 - クロノウスたちがターラへ戻ったという話をニシャンから聞き、
レナは自分たちの軽率な行動を悔やんだ。
やはりラーナの元で待っているべきだったのだ。
「で、でもよ。ここまでこなかったら、
その弓とレナは出会えなかったろうし、単なる無駄足じゃなかったと思うぜ?」
ニクは「シティス=テラに行く」と言いだした自分に
文句の火の粉が降りかかってはかなわないと、慌ててレナの手の中で光る弓を褒めた。
『バゥル』と呼ばれる命を持つ不思議な弓は、その所有者、
レナの心を読むかのように彼女に語りかけた。
『ご主人様、行きましょう。ここでじっとしていても始まりません。』
「そうね。でも・・・またクロノウスたちをすれ違ってしまったらと思うと・・」
喋る武器に戸惑うものの、レナはバゥルの言葉にずいぶんと助けられていた。
『情報を収集しましょう。ご主人様。
迷うのはそれを決定するための情報が不足しているからです。』
バゥルの声は何故か持ち主にか聞こえない。
その弓を拾ったときから始まったレナの独り言に、
ニクは最初、目を白黒させたが、
レナが顔を赤くして、
「独り言じゃないわ。この子と喋ってるの。」
と、バゥルが「話をする」ことを教えてくれた。
俺もコイツとの付き合いは長いが・・
ニクはあちらこちら自分で修理した跡のあるスタウトハンマーを眺めた。
みんなが次々と新しい武器を手に入れてうらやましいな、と思う反面、
手に馴染んだこの武器以外を持つ自分が想像できない。
『俺が選んだ戦士なんだからしっかり働けよ!!』
「うるせー、ばかやろう。お前こそ壊れるんじゃねーぞ。」
愛着のある武器に、そんな活をいれられたような気がして、
思わず声を出して返事をしてしまったニクを
レナが振り返った。
「ん?何か言った?」
「いや、なんでもない。サンツスミコで、とりあえず事情知ってそうな奴捕まえようぜ。」
自分が逆に聞き返されると恥ずかしいもんだ。
ニクは照れ隠し半分、サンツスミコへ早く行こうとレナを促した。
「いやいや、君たち、もうサンツスミコには近づかない方がいいよ。」
ニシャンは煙の昇る街へ向かおうとする二人を慌てて止めた。
「今、あの街に近づけば、怪しきは罰せよ、ですぐに捕まって、
何をされるかわからないよ。」
「それはダエモン軍に?」
レナの問いに、ニシャンは苦笑した。
「君たちも戦士だから悪くは言いたくないけれど、わたし等商人からしたら、
どこに所属してようと、軍人は軍人だよ。結局はどちらも同じさ。
昨日まで笑顔で話していた相手を平気で殺す。それが戦争というものだろうし、
その戦争によってわたし等が護られたこともあるけどね・・
彼等は武器や防具を買ってくれるいいお客様だけれど、
人の命を奪うためにわたし等の武器が使われるのは、心が痛むのが本音だよ。」
ニシャンは何か続けて言おうとして、
二人がすぐに先へ行きたいと思っており、
そして、そのための情報を得たいと思っていることを優先し、
サンツスミコの住人の多くが避難している場所に案内することにした。
「とりあえず避難所へ。君たちが平和的に話せる相手はたぶんあの街には残ってないからね。」
しばらくゆくと、
戦争から逃れてきているとは思えないほど、
賑やかで活気のある集落、サンツスミコの住人たちの避難所があった。
「今回はいつ終わるんだろうねぇ。。」
「ダエモン軍が勝ったら、きつい納税がしばらく続きそうだなぁ。」
「それならうちで全部軍用品揃えてもらいたいよ。」
「あはは、お前のところで装備なんか買ったら、
精錬した瞬間に全部青い石に変わっちまいそうだ。」
「リカバーを薄めて商売してる奴にそこまで言われたくないがねぇ。」
避難民たちのその明るいことといったら。
とても戦争真っ只中とは思えない。
ニシャンはあまりサンツスミコでの戦争を快く思ってないようだが、
取り越し苦労ではないのだろうか。
ニクは笑顔であちらこちらに挨拶をしてまわるニシャンをいぶかしげに見ながら、
自分も誰か話を聞けそうな相手はいないかとあたりを見回した。
そのとき、
周りの商人たちとは様子の違うレナとニクの二人に、
同じように避難をしてきていた道具屋のアリアがすぐに気がついた。
「あなたは・・・・レナの方?」
「アリアさん!」 - ***連投だけど勘弁して***
========================================================================
レガリス) 「ちぃ、急造とはいえ、この狭さはどうにかならんのか!!」
狭い階段に悪態をつきながらレガリスは地下へ降りていく
今回の作戦にさきがけてゴーンが一晩で作り上げたカヴスへの直通路
カヴスに面した扉はこれでもかと言うように頑丈な造りになっている
爆破のバックファイアが拠点に流れ込まないようにとの設計らしい
レガリス) [いまさら爆薬の撤去が間に合うとも思えないが
念を押すに越したことは無い]
各所の爆薬をチェックしつつ、ピュリカでの一件を思い出す
レガリス) [あの時は軽装だったとはいえ、敵に背を向けた・・・
この屈辱・・・・・・・・・・・・・
ケン・龍堂、いずれ決着をつけなければ面子が立たん!!]
その手には紅蓮の炎を湛える大型の剣が握られている
スパイ追撃の際には鍛冶に出していたため一般的な剣で赴いたが
今はこの「プロミネンス」がある
使い慣れたこの剣ならば、あるいはケン・龍堂すらも討ち倒す自信がある
プロミネンスの放つ焔のゆらめきに、いつか相見えるだろう男の幻影を見た・・・
********** **********
甲虫) 「わしが人間の言葉を喋れるのはな、
旅人がおとした不思議なアクセサリーのおかげやねん
えらい気のいい奴でのう、バシャっちゅう奴や
そいつに人間の言葉を教えてもろたんや~」
甲虫) 「普通やったら通じへんけど、ホラわしエリートやさかい」
ホシキ) 「エリートだったらしゃべれるのですか?」
甲虫) 「まあエリートちゅうてもほんの一握りしかおらんし、
その中でも人間と話せるのはごく稀やねん
女王蜂のおばちゃんとかは人間ともしゃべれるで~」
甲虫) 「そうそう、テンプルロードからは
話の通じひんモンスターがぎょうさんおってな~
坊ちゃん丸腰じゃろ?これ持って行きや~」
ホシキ) 「半月刀(シミター)ですか、ありがたく使わせてもらいます」
甲虫) 「ぶれーど・おぶ・・・何とかゆうてな、
けっこう値の張るもんらしいけど、わしらクロなんて要らんし
使おうにも持てへんしな~
人間の道具は人間が使うのが一番や」
甲虫) 「まずはここ、もうちょい奥にもぎょうさんあるで~」
ツノで指し示す場所に拳ほどの固まりがあり、紐のような物が奥に繋がっている
ホシキ) 「これは・・・火薬の臭いか?じゃあ、この紐みたいなのは導火線??
こんなものに火がついたら大変なことになる!」
甲虫) 「火薬っちゅうと、人間がトンネル掘ったりで使うアレかいな
わしらはそんなん使わんでも掘れるで~」
ホシキ) 「そんな軽いものじゃない、
この爆薬一つでかなりの範囲が陥没してしまう・・・
こんなのが幾つも仕掛けられてるって?」
その時、不意の衝撃に甲虫が身構える
甲虫) 「上から何か降りてくるで~
砂に埋もれてまうわ、こっち来いや~」
しかし予想に反して砂は落ちてこず、
代わりに天井付近の空間に人影らしきものが現れた
人影はホシキを警戒しつつ壁沿いに降りて来る
ブラバム) 「一般人には見えないが、ダエモン軍か?」
ホシキ) 「え~と、流砂に飲まれてここに紛れ込んだのです
この甲虫は僕を助けてくれたんです」
ふとブラバムは甲虫へと視線を移す、人間と話ができるモンスターが居るとは
聞いたことがあるが、爆薬の近くをうろついている人間がいるのは
今の状況ではそれだけで充分怪しいのだ
甲虫) 「なんや~?そんな敵意向けんでもええやないけ
この坊ちゃんはさっさとコレ片付けて
上に帰りたいんやて、邪魔せんといて~な」
ブラバム) 『メリーさん、カヴス内に不審な者が居ます
深度約23㍍、座標はそこからほぼ変りません
急いでください』
メリー) 『こっちだって、座標だけでバーストするなんて初めてなんだから
上手くいくかなんて分からないわよ!!』
刹那の間をおいて・・・
ゴチン!!!!!!!!!!!!!!
ホシキ) 「!?、???~~~~~~」
声にならない悲鳴、硬い兜をかぶったメリーが逆さになって降って来たのだ
見えない座標へのバーストは若干のズレを生じ、ホシキの頭部を直撃した
メリーはというと、硬い兜のおかげか無傷である
甲虫) 「不意打ちとは卑怯やないか~
さては、最近地上でえらい噂になっとる重税かけた連中やな?
坊ちゃんのカタキやで、覚悟しいや~」
ホシキ) 「うおぉ~~~~~~~~~~~ん!!脳が揺れる~~~~
脳がいた~~~~~~~~~~~~~い」
ブラバム) 「あらら、本当に一般人だったみたいですね・・・
メリーさん、彼に謝って・・・」
メリー) 「え?私のせいなの???この方法で潜入を考えたのは貴方でしょう」
カヴス内に不意に起こった騒動をレガリスは見逃さなかった
反響に惑わされることなく、騒動が起こった方向へど一直線に走る
ホシキ) 「と、まあ、そういう訳で地下に紛れ込んで、
この甲虫さんの頼みを聴いていたところだったんです・・・」
ズキズキと痛む頭部をさすりながら、ブラバムにしたのと同じような説明を
メリーに聞かせる
メリー) 「本っと~~~~~~~に御免なさい、こちらも切迫した状況だったの
恨まないでちょうだいね・・・」
ホシキ) 「それはもう良いです、幸い目的は同じようですし、
爆薬の処理を急ぎましょう」
予想外の援軍に感謝をしつつ、メリーとブラバムは作業を開始する
しかし、あと数分の距離にまで迫っている刺客の存在に
いまだ気づく者はいなかった・・・・ - メリーとブラバムが作業に没頭している隙に迫る刺客!
刺客の中に彼女が・・・そうカイラと言う悪魔が!
淫魔も裸足で逃げ出すカイラが迫っていた・・・ - それもまた一興
と、いうかホシキVSカイラはもうちょい後に出す予定があったのよねん
さては>>355殿、ニュウタイプかw - くう
- ・・
- 誰かこのスレ削除依頼ださないのかな?
- >>359削除依頼出した方がいいと思う人が、自分で出せばいいんじゃないかな?
ご利用上の注意に照らし合わせて、Trade管さんが削除すべきかどうか判断し、
削除すべきだとみなせば削除してくれると思うよ。>>357や>>358はクロノスに全く関係のない記事だから削除対象になるだろうけど、
誰かTrade管さんに削除して欲しいと思う人が依頼出さないと、そのまま
たぶん削除されない可能性が高いのと同じだよ。 - あげ
- >>359出さないのかな?とかw
そんなの自分で出せばいいじゃん。
自分は>>28の続き書いてくれる人がいつか来るだろうと
温かく見守ってますが。 - このスレよりもこっちのが(´・ω・)b
- もう10月かぁ
そろそろ雪が降りそうだ - >>0→>>1→>>11→>>23→>>24→>>28そんなある日・・
クロノウスはネフティ達の寝所に潜り込んだ・・・ - あげ
- ブラバム) 「微量なマナの流れを感じます、何者かが近づいてきますよ
皆さんお気をつけて」
ホシキ) 「何者かって・・・何者でしょうね~」
ブラバム) 「恐らくダエモン軍の見回りでしょう
ホシキ君は一般人、下がっていてください」
ブラバム) [念話でメリーさんを呼ぶ暇は無い、か・・・]
ホシキ) 「人手は多いほうが良いんじゃないですか?手伝いますよ
甲虫さんは向かいの区間で作業しているメリーさんを
呼んできてくれますか」
甲虫) 「よっしゃ、任せときや~」
********** **********
ケン) 「四将軍は揃っているか?最終確認をするぞ
右翼担当、第三、第四小隊はデミオが指揮」
デミオ) 「復唱、右翼担当、第三、第四小隊を指揮します」
ケン) 「左翼、第六、第七小隊はアクセラに任せる」
アクセラ) 「へへへ、給料のぶんは働くぜ」
ケン) 「前衛は俺の直属隊で行く、ホシキ殿が不在なので
アテンザがサポートに入ってくれ」
アテンザ) 「・・・御意」
ケン) 「後方支援はランティス・・・
戦の前に酒を飲むなとあれほど言ったろう!」
ランティス) 「コレは酒じゃねえよ、燃料みたいなもんさ!!」
ケンの点呼に四将軍それぞれが応える
特徴を挙げるなら
大型の鎌をかついだ女戦士、彼女がデミオ
逆立った髪、磨き上げられた甲冑の青年がアクセラ
精悍な顔立ちに鋭い眼光を持つ男はアテンザ、
得物は投擲武器であるチャクラムのようだ
多数の酒瓶を携帯しているのは隻眼の老兵、ランティス
ランティス)「ところでよう、ホシキの坊ちゃんはどうしたい?
かわやにしてはちょいと長すぎるぜ」
ケン) 「あ~~~・・・ホシキ殿は、その・・・
先刻テラ付近で迷子になられた・・・」
ランティス)「がはははははw
毎度のことながら緊張感が足りない坊ちゃんだな、おいw」
アテンザ)「・・・彼の戦略には普段より助けられている
不在では多少、心許無いな」
デミオ) 「しかし彼は異界人、あまり頼りきりというのも考え物です」
アクセラ)「まあオレは、給料が貰えて勝ち戦なら文句はねえよ
一人っくらい居なくたって勝ちゃあいいんだ」
アテンザ)「行方の途絶えた地点が戦場に近すぎるのが気になります
今ホシキ殿を失うのは我々の損失としては大きい」
ケン)「それについては問題無い、
ホシキ殿と初めて会った時に刃を交えたが・・・」
********** **********
シュザッ!!
SWによる何度目かの襲撃がホシキ達を襲う
初弾は、だいぶ離れた岩に命中しそれを砕いた
それはマジシャンであるブラバムすら射程外の距離なので仕方の無い事だった
しかし不思議なことに、二発目以降の攻撃は次第に正確さを増してきている
ブラバム)「この距離でこの正確さ・・・一体どういう事でしょう」
ホシキ)「僕の居た世界・・・異界では銃というものがありまして
高練度の狙撃手は初弾で距離や位置を測り
正確な狙撃をすると言います、敵の人はそういう類の技で
僕等を狙っているのかも」
ブラバム)「ふむ・・・メリーさんを待つために大きな距離を動けない事が
災いしていますね」
加えて言うなら、SWを放つ際に生じるマナで攻撃を察知しようと
二人がまとまって行動している事は
結果的に的を広げているようなものなのだ
ホシキ)「埒が明きませんので、僕が突破口を開けて見せましょう
衝撃波の来るタイミングを知らせてくださいね」
止める間もなく、直前にSWが放たれた方向へと駆け出す
ホシキ)[敵の人のクセは・・・致命傷が狙える腰から上に集中しての攻撃!!]
ブラバム)「来ますよ・・・今です!!」
ザッシュ!!
ブラバムの指示にあわせて身をかがめるホシキの頭上数ミリを
真空の衝撃波が通り抜ける
なおも勢いの衰えない突貫に、ダエモン軍の刺客は接近戦で迎え撃つ
それと同時にメリーが駆けつけ3対1、形勢はホシキ達に傾いた - 刺客の姿を確認したメリーの表情が強張る
そこに居たのは密書奪取の折に立ちはだかった剣士だった
刺客、レガリスも横目にメリーの存在を捕らえたようだ
ホシキと向かい合いつつ口を開く
レガリス)「フン!いつぞやの女スパイか・・・
あの時はケン・龍堂に助けられたが今回は逃さんぞ」
ホシキ)[敵の人はケンさんの事を知っている?
メリーさんとも初対面じゃない雰囲気だけど・・・]
ブラバム)「メリーさん、知り合いですか?」
メリー)「ええ、相当の使い手よ・・・3対1でも退けられるかどうか・・・」
レガリス)「それは無理というものだ、貴様等3人ここで屠り去ってくれるわ」
ブラバム)『この位置では私の魔法でホシキ君も巻き込んでしまいます
メリーさんは、ホシキ君から刺客を遠ざけるように援護を』
レガリス)「おっと、援護などさせん!!」
瞬く間にホシキとの距離を詰めたレガリスは素早い打ち込みを浴びせる
ホシキはシミターでそれを受け止め鍔競り合いの形になってしまう
密着することによって投擲武器での援護をさせない戦法だ
体格差を活かしホシキをはじき飛ばすと
思惑通りに動きが止まったメリーに遠巻きながらもSWを放つ
レガリス)「女、貴様はすぐには殺さぬ、しばらく眠ってもらおうか」
甲冑の最も硬い部位に加減して撃ち込むことで
人体を両断することなく意識のみを奪う・・・
実力差がなければ成し得ない技に絶望を覚え
メリーの意識は深くに沈んでいった
バチィィッ!!!
ブラバム)「見事な手際でしたが、間合いを開けすぎましたね」
メリーに対しての一撃が当て身と認識しての切り替えは早かった
聞き取れないほどの早口で詠唱したライトニングショックが
レガリスの動きを一瞬だけ止める
ただし、文字通りのわずかな一瞬である
よほど魔法に対しての耐性が良い甲冑を身に着けているようだ
レガリス)「ふむ、少し力が入りすぎたな、予想外に飛ばしてしまった
こいつの体重も軽めだったしな
が、一瞬だけ動きを止めたところで・・・・」
第二波を唱えるブラバムを無視しホシキに襲いかかるレガリス
既に体勢を整えていたホシキは矢継ぎ早に繰り出される連撃に
防戦一方か? またもや詰められた距離に、ブラバムは唱えかけた魔法の中断を
余儀なくされる
********** **********
ケン)「それについては問題無い、
ホシキ殿と初めて会った時に刃を交えたが・・・」
ケン)「俺の斬撃のことごとくを、ホシキ殿は受けきったのだ・・・
恐らく諸君等の誰一人とて、ホシキ殿には一太刀も入れられないだろう」
アテンザ)「マスターの斬撃を?あの小柄な体格で??
にわかには信じがたいですが・・・」
ケン)「異界の剣術というものが初経験ということもあったろうが
ホシキ殿のそれ(剣術)は完成度の高いものだったよ
守りに徹すれば、広い大陸にもあれを破れる剣士は
五人と居ないのではと感じたほどだ」
表情から察するに、それは事実なのだろう
誰かが唾を飲み込む音が聞こえた
ケンの技量に信頼を置くからこそ、その旗の下に集まった戦士達だが
四将軍は誰もが自分が二番目の使い手と自負してきたのだ
思わぬ実力者の片鱗に戦慄を覚えずには居られなかった・・・
********** **********
レガリス)[ふ~む・・・まるで水面に刃を打ち下ろしているような感覚だ
若さの割りに驚くべき練度・・・こやつの守り
容易なことでは破れまいな、な・ら・ば!]
チラリとマジシャンの様子をうかがう視線の移動に
ホシキは先ほどの刺客の動きを重ねる
再び密着した体勢からの体当たりに続くのはブラバムへの奇襲であろう
判ってはいても体格差は否めない、まるでリプレイのように
ホシキを弾き飛ばすと間を置くことなくSWを放つ
マジックシールドの詠唱が一瞬でも遅ければ、背後の支柱もろとも
ブラバムは両断されていただろう
だが、詠唱の際に腕を突き出した型の印を結んだため
両腕をズタズタに引き裂かれてしまった
レガリス)「とどめっ!!」
さらなる追撃に、ブラバムは死を覚悟する
腕に重傷を負って印も結べない
身を守る術は・・・
ホシキ)[間に合えっ!!]
ホシキは唯一の武器を投げ放つ
アウトレンジからのSWを何度も見るうちにその性質に見当はついている
命中すれば確実に死をもたらしたであろう衝撃波は
シミターとの衝突で霧散した
レガリス)「おおむね予定通りだ!その奇妙な剣術には興味があるが
後にまわすには危険な要素だったのでな
まずはその剣術を封じさせてもらった
それでは死ねい!!」
********** **********
兵士)「伝令!伝令!! ト二十三地区にて大規模な無差別攻撃を確認
目撃した斥候は既に死亡しましたが
間際に『奴』の存在を伝え逝きました」
ケン)「遺体の回収は済んだのだな?では進軍を開始する
打ち合わせ通りの陣形で突撃をかける」
アテンザ)[しかし本当に奴を殺すというのかマスターは・・・?
奴が憑依している体はマスターの・・・] - もげ
- ずいぶんとご無沙汰だな。。。
- ホシキすげえなwww現代にいらないスキルっうぇっうぇww
- >>353「ああ、レナ達なのね?」
安堵の表情を浮かべるアリアに対し言葉も出ないレナであったが、
すぐに跡を追ってきていたニクの方が先に口を開いた。
「おあ!アリアさん! 無事だったの?」
「無事って・・・それは私の台詞でしょう、ニク?」
驚きと喜びの入り混じった表情を見せるアリアに対して、
レナは何か言葉をかけようとはするものの、まだ何も言えずにいた。
しかしニクは相変わらずの態度のようだ。
「いやーw やっと復活したから、合流しようと思ってここまで来たけど
クロノウスたちとはすれ違っちゃったみたいだね~ 参った参ったww」
そんなニクに対し、今まで感慨に浸っていたかのように無言だったアリアが
キッと眦を引き締め言い放った。
「ラーナからの伝書が届いているわ。クロノウスたちがターラであなた達を待っている。
いえ、この世界はあなた達の力がひとつになることを待っている。」
「え?」
思わず声を発したレナに対し、アリアはさらに続けた。
「この世界の混沌はこの世界の者の力では治まらないという伝説があるの。」
「なんだって?」
思わずニクが口走る。
「そんなことないだろ?現に今だってカウエリスたちはこの世界の混沌を収めるために必死に戦ってるはずだ!」
「ええ。それは知っています。しかし・・・」
「しかし、何だってんだよ!」
言葉を濁すアリアに対し詰め寄るニク。
アリアは一瞬言葉を詰まらせたものの、意を決したかのようにその口を開いた
「伝説の聖冠と言われたイモータルクラウンをご存知ですか?」
「はい」
「うん?なんか聞いたことはあるよな」
思わず同時に答えてしまったレナとニクであったが、アリアの言葉はそれを無視するかのように続く
「そのイモータルクラウンは、この世界の者がかぶってはならぬ物だそうなのです。」
「え?それはどういうことですか?」
「何でだよ?伝説の聖冠かぶってUWを制すればこの世界の混乱は収まるんだろ?」
またもや同時に質問を投げかける二人だが、アリアの言葉はそれを無視して続けられる。
「伝説の聖冠イモータルクラウン。
それは異世界から招かれた伝説の勇者の頭上において初めて、天使の冠とでも言うべき聖冠の役割を果たすもの。
この世界の者の頭上においては、それは混乱を招く魔王の冠となるという伝説があるのです。」
「それじゃ、ダエモンがこの世界からイモータルクラウンの排除を目論んだのは、この世界の住人によるイモータルクラウンの利用を防ぐため?」
「おい!カウエリスがイモータルクラウンをかぶったらどうなるんだよ!」
二人の言葉にまったく耳を貸さないアリアはさらに叫んだ。
「異世界からの真の救世主たちよ。その力をひとつに、この世界を混沌から救いたまえ!!」
「!アリアさん?」
「あ!おい!」
空中に視線を漂わせたままアリアは突然崩れ落ち、そのまま倒れこんでしまった。
二人はニシャンと一緒にアリアを避難民休養所に運び込みその意識の回復を待ったが、
アリアは魂を抜かれてしまった人形のように昏々と眠りつづけるだけであった。
レナとニクはアリアの容態に責任を感じながらもとりあえずはその介抱をニシャン及びニシャンガードに依頼して、急ぎターラに向かうこととした。 - >>365クロノウスの狙いはあれである
- そう!それである
- あげ
- からage
- 更新しないかな
- あげ
- さげ。
クロノス小説きんもー☆ - ↑チネ^^
- >>379を生贄にしてage
- 379ひくわ~
- コエリスの神よ>>379に裁きの雷を
- さげ。
クロノス小説きんもー☆ - さげ。
クロノス小説きんもー☆ - さげ。
クロノス小説きんもー☆>>380-383もきんもー☆ - >>372~モンタヌス神殿4F~
バシュッッ・・!!
「はあ・・はあ・・」
長いモンタヌス神殿を駆け抜けてきたレナとニクは疲労のピークに達していた。
それでも何とかモンスターの一団を退けた二人が一息ついたのは4階にたどり着いて最初の小さな広間だった。
休憩しながらニクは驚きを隠せなかった。
「さすがに二人でこの神殿を抜けるのはきついよな・・・
でも、二人でここを抜けるのは何度目だろ。意外と俺達、やれるんだよな」
「ええ・・なんとなく、つらさが以前よりは緩和されてるわよね?」
二人は自分達のレベルアップを確認していた。
「を? それって、俺達も強くなったってこと?」
「うん。たぶんそうなんじゃないかな? ニクも私もきっと前より強くなってるわよ」
「う・・・」
ニクは自分のスタウトハンマーに大きなひびが入っているのに気がついた
このまま放っておいたら耐久性に大きく影響しそうな損傷だった
「うむむ・・」
「ん? どうかしたの?」
「いや、なんでもない。」
【モンタヌス神殿を抜けることが今の大きな目的だ。ここさえ抜ければターラの町はすぐそこだ。
ターラで修理すれば問題はあるまい。】
ニクはそう考えた。
「さあ、先を急ごうぜ。ここさえ抜けたら合流まであと一息だ。」
「うん。いきましょう」
レナとニクは休憩キャンプをたたんでターラに入った
ニクは自分のスタウトハンマーの手入れをしながらつぶやいた。
「さあ、ターラまでいけばきっとクロニウス達と合流できる。もうちょっとだから頑張ろう」
「ええ」
二人がターラに向かい、休憩のキャンプをたたんだ直後だった
ニクの足元から球形の影がすっとうごめき、いずこかヘ移動した。
ニクはレナの横顔に見とれ、それに気付いていない。
「さあ、ターラまではあと少しだ。もう一分張りだぜ!」
ニクの気合に呼応したレナは
「うん。もうちょっとだよね、がんばろっ」
と、こたえて歩き出した。
二人がモンタヌス神殿の4階をあと少しで抜けようとしたそのとき、 - ついに、ハンマーが裂けてしまった
しかし・・・その中から - さげ。
クロノス小説きんもー☆
という言葉が出たのであった。ちゃんちゃん。 - >>388黒い球体が出てきた。それはもう不気味で、反時計回りに渦をまいている。
時々形状を変え、四角くなったりまた丸くなったりを繰り返した。
ニク「な・・・なんだ・・・?なんで俺のスタウトハンマーから・・・あんな影が・・・」
ニクは驚きのあまり、今はただの棒となったスタウトハンマーを見つめなおした。
すると、その棒はみるみる色を変え、もはや鮮やかとも言えてしまう漆黒になった。
ふと、レナがある異常に気付いた。そう、周りのモンスターたちが襲ってこないのだ。
近くのベルク、スクゥプスを見ていると、あることに気付いた。その黒い球体に、みなあっけにとられているのだ。まるで、その黒い球体を崇拝しているかのように。
最初に口を開いたのは、レナであった。
レナ「とりあえず・・・今はここを突破するわよ!ニク!そこのウォーアックスで戦って!!」
ニクは瞬時にウォーアックスを拾い、ソーニースパイラルを放った。
レナはクラッシングフォールを放ち、美しい紅蓮の花を描きつつ、複数のモンスターに攻撃した。
一瞬でモンスターたちは全滅し、レナとニクは、黒い球体と向き合った。
その途端、すぐ近くの血の祭壇に居たはずのモンスターたちが現れた。
レナ「こいつら・・・強いわ・・・私たちの力じゃ勝てないかも・・・」
ニク「チッ!こりゃどうすればいいんだ・・・」
しかし、この敵達もまるでニクとレナがいないかのように黒い球体に向かって呆然と立ち尽くしていた。
レナ「ニクッ!これはチャンス!逃げるわよ!!」
ニク「お、おうっ」
レナの気迫で思わずそう答え、反射的にターラの方へ向かう。
そのとき、黒い球体が突然、喋りだした。
「我が名は・・・
*******************************************************
初投稿です^^; - 前回までのあらすじ・・・>>368を参照されたし
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ホシキ)[間に合えっ!!]
ホシキは唯一の武器を投げ放つ
アウトレンジからのSWを何度も見るうちにその性質に見当はついている
命中すれば確実に死をもたらしたであろう衝撃波は
シミターとの衝突で霧散した
レガリス)「おおむね予定通りだ!その奇妙な剣術には興味があるが
後にまわすには危険な要素だったのでな
まずはその剣術を封じさせてもらった
それでは死ねい!!」
********** **********
兵士)「伝令!伝令!! ト二十三地区にて大規模な無差別攻撃を確認
目撃した斥候は既に死亡しましたが
間際に『奴』の存在を伝え逝きました」
ケン)「遺体の回収は済んだのだな?では進軍を開始する
打ち合わせ通りの陣形で突撃をかける」
アテンザ)[しかし本当に奴を殺すというのかマスターは・・・?
奴が憑依している体はマスターの・・・]
他の将軍に気取られぬよう、アテンザはケンへと念話を送った
アテンザ)[貴方は本気で、妹君を手に掛けるおつもりか?
確か、もはや貴方に残された唯一の肉親だと・・・]
ケン) [言うな! ゴーンに憑依されていたとはいえ、
妹は村一つを焦土と化したのだ
それも自分が生を受けた地を、だ]
ケンの脳裏に、数年前に起こった忌々しい惨劇が繰り返される
まだ独立前のクロノウスらと共に傭兵で生業を立てていた頃・・・
各地で頻発していた人間同士での戦は徐々に沈静化しつつあり
ケンやカウエリス、ダエモンらが所属していた傭兵団にも
モンスター討伐の依頼が多く
得られる報酬は日に日に金額を減らしていった
(注、領土を争う国家間の戦争と比べ規模が小さいうえ
モンスター討伐の依頼者も
辺境の貧乏領主であることが多かった為)
マイヤー島での海岸警備という、面白くも無い仕事を終えた時
主要メンバーが集められ、ふいにカウエリスから提案を受けた
カウエリス) 「モンスターに対する防壁となりうる組織を作らないか?
古き予言にある忌むべき者・・・それが何者かは依然不明だけど
ここ最近のモンスター達の活性化は
何かの前兆のように思うんだ」
確かに、最近のモンスター達の異常なまでの勢力拡大には
各国当局も注目していた
しかし大国にはイナゴの大発生程度にしか見られず
弱小国もまた、隣接する大国の対応に頼っているという状態で
表立って行動しようとする者はごくわずかだった
ダエモン) 「しかしな、そういった体制を整えるあいだにも
各地ではモンスターに襲撃された村が廃墟となっている
こうして我々が細かい部分をカバーしなければ
今日にも消える村があるやも知れん」
話し合いは結構な時間続き、カウエリスを中心とした大部分のメンバーは
新たな組織、「ギルド」を立ち上げるという提案に賛成の意を表明
ダエモン) 「俺は俺のやり方で、民をモンスターから守ってみせる!!」
ダエモンに賛同した数名は別行動を取ることにし、その後各地を転戦する
カウエリス) 「君の意見がまだのようだね、ケン・ウッディー殿
切り込みがしらとして活躍してくれた君が来てくれると
私としても心強いのだが」
(注・当然この頃のケンは漢字を知りません、よって名前も普通?です)
ケン) 「ん・・・そうだな、一度故郷に帰ろうかと思っている
妹が今年で15でね、成人の祝いをしてやらんと
冥土の親父殿に面目が立たない」
カウエリス) 「そうか、それは残念だが・・・妹君の成人おめでとう
君の都合が片付いたらでもいい、是非私の元に来てくれ」
ケン) 「ああ、お互い生き残れば何処かで逢えるだろうさ、達者でな」
そしてケンの言葉どおり、数年後のシティス・テラに戦士は集う・・・
===========================================================================
カウエリスらと別れたケンは、一路クロノス城下へと歩を進めた
城下街は露店でにぎわい、妹へのプレゼントを見繕うには絶好の場所と見たのだ
ケン) [あいつも年頃だからな~、娘が好むような品は皆目見当がつかんな
服は・・・昔買ってやったら趣味悪いとか言われたし
化粧も嫌いだったな、探す側としてはやっかいだぞ・・・・]
露店商) 「いよう、あんちゃん!先刻から女物ばかり見ているようだが
コレにくれる物でも所望かい?」
威勢の良い露店商は小指を立てて茶化すが、今のケンにとっては渡りに船だった
ケン) 「あ~~、ちょっと、妹にな、成人祝いの品をと思って、あちこち見ていた」
露店商) 「ほ~~~、それじゃあコイツなんてどうだい?
王様カボチャの飾りが付いたネックレスだ、おたく男前だから
これだけに負けておくぜ!!」
パチパチとはじき出されたソロバンの金額に愕然としつつ
金額が到底届かないことを告げる
露店商) 「まあ、多少ふっかけたが全然足りないんじゃ仕方ない
すまんが他の店を探すと良い」
露店商) 「持ち合わせはどれくらいだね?ふむふむ、その予算なら
向こうの路地に行けば、種類も多く見られるってもんよ」
言われるまま、薄暗い路地へと入っていく
たしかにケンの財政状況に見合う金額設定の店が立ち並ぶ
そんな中、まるで導かれるように、老婆が風呂敷を広げただけの店で足を止めた - 老婆の店には小さな箱が一つだけ置かれていた、螺鈿が張られたその箱に
何故だか目を奪われたのだ
ケン) [こういう贈り物ってのは、シンプルな奴が良いんだよな、うんうん]
ケン) 「もし店主殿、この小箱はおいくらですかな?」
とても安そうには見えない品だったが、先の露店商が言うには
値段的にセーフのはずだ
なにより、ケン自身がその箱に触れたい気にもなっていた
露店の老婆) 「ふぇふぇ・・・お客しゃん、お目が利いてるねえ
この箱は、かの有名な・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・という、とても貴重な品じゃて」
老婆の話はとても長かったが、魅入られたように箱を眺めていたケンにとっては
ほんのわずかにしか感じなかった
露店の老婆) 「ふぇふぇ・・・わしの話を最後まで聞いた客にしか
売らんと決めておったじゃが、なかなかに忍耐のある若者じゃ
それに免じて、これだけで良いぞな」
老婆はプルプルと震える指を3本突き立てる
ケン) 「300000クロか、有難い、財布の中身ギリギリだ」
露店の老婆) 「ふぇふぇ・・・3クロじゃよ、ただし、箱の中身が何であっても
わしゃあ責任を取らんぞな」
老婆の最後の台詞はただの脅かしにしか聞こえなかった
代金は300000クロで払った、ケン自身がそれだけ魅入られてしまったのだ
ともあれ、妹への贈呈品を手に入れたケンは
故郷、エフェルス山脈のふもとにある小さな村へ
体力の続く限り走ったのであった・・・・・・・・・・
========================================================================
ケンが故郷に着いた時、今に成人の儀が始まらんとしている村は活気に満ちていた
広場には大掛かりな篝火とそれを取り巻く色とりどりの飾りつけ
様々な楽器が各々の音色を奏でる
待ちきれなくなった若者達は肩を組み、故郷を賛美する歌を合唱している
思えば、ケンが成人した時もこの村はこんな具合だった
きっと、これからも毎年この騒ぎがあるだろう、と・・・・・・・・・・
ケン) 「ベレット、居るだろうな?成人おめでとう」
生家の扉を開くと、すでに兄の帰宅を便りで知っていた妹が
二人分の食事を用意していた
ベレット) 「兄さん、待っていたのよ~、さあさ、冷めないうちに頂きましょう」
兄との再開を素直に喜ぶ妹・・・・・早くに両親を亡くしたというのに
なんと真っ直ぐに育ってくれたかと、目から鱗が落ちるケンなのであった
ひとしきり食事も終えたところで、このために購入した例の小箱を
祝いの言葉とともに妹へと贈った
ベレットは歓喜に満ちた顔で、螺鈿張りの小箱をそっと開ける
ケン) 「へぇ、なかなか見事な髪飾りじゃないか
正装したときには似合うと思うぞ」
ベレット) 「まあ!もしかして中身も確認しないで買ってきたの?
男物が入ってたらどうするつもりだったのよう!」
ケン) 「う、それはだな、まあ、箱のセンスからして、
多分女物が入ってるものかと・・・・・・・」
ケン) 「そ、それより、広場で踊りが始まる時間だぞ、着替えてきなさい
さっそくソレを着けて、な」
着替えということで、兄は狭い家から追い出された
途方にくれて、にぎわう村をブラついていると
近所のオバチャンやらはす向かいの悪ガキやら
多くの見知った顔に声を掛けられる
そして、ヤンチャ坊主達に戦場での武勇伝をきかせてやろうと
こしを下ろした時・・・・・・・・・・
今までの主観では想像も付かないほどの、膨大なマナの奔流
いや、それをマナと感じられたのは一部だけで
多くの村人たちは、何も感じないまま微塵となって吹き飛ばされた・・・・・
戦場であまたの魔術を受けたケンですら
あまりの衝撃に意識を奪われる・・・・・・・
やっと目覚めた時にケンの五感を刺激したのは
わずかに生き残った村人の悲痛な叫び
炭化した建材に焼かれる死体の異臭
そして
かつて村だった場所、クレーター状にえぐられた大地の中心に佇む
自らの妹の姿だった・・・・・・・・・・・・・・・
血だるまになりつつも、必死で妹の無事を確認しようとひたすらに叫んだが
返答は無い、兄が知るどの顔でもない嘲笑をうかべ
ただ、天をあおぐ
暫らくして、呼びかけに応えなかったベレットが口を開く
???) 「やっと、望む肉体が手に入った・・・・・
ふふふ、若きエネルギーに溢れている
そしてこの潜在的なマナの力・・・・・
これで我が悲願の達成もあと一歩よのう」
その光景を、ただ唖然と見ているしかできないケンを見つけると
妹の姿をした「何者か」は語りかける
???) 「肉親が生きていたのは丁度良い、ひとつ貴様に業を与えるか
・・・そら!!」
妹の腕が翻ると、わずかに生き残っていた村人達は炎に包まれた
じっくりと命を奪う火力で、じわじわと焼かれていった・・・
絶命するまでのわずかな間、苦痛に耐え切れず発狂してしたった者の叫びが
ケンの耳にこびりつく
???) 「我を憎む者にこそ我が名を与える、
憎しみにまみれた心で我を追うがよい
我が名はゴーン、原初の異界人よ!!」
できればただの悪夢であって欲しい、気力が保てなくなったケンは
ふたたび遠のく意識にまかせ、闇に溶け込んでいった・・・・・
===========================================================================
以来、神出鬼没に各地で殺戮を繰り返す「ゴーン」を追って旅を続けた
一人では及ばないと知り、協力者を探した
何度かまみえるうち、多くの仲間もゴーンの手にかかり
より一層、憎しみを増した心でここまでたどり着いた
もう、逃がすわけにはいかない・・・・・・・ - >>0→>>1→>>11→>>23→>>24→>>28→>>365→>>373→>>374薪割り作業の時、わざと壊した斧のカケラを隠し持ち二人が寝静まった頃を見計らいロープを切って逃げ出したクロノウスだったが
ダガーはもとより、持ち金も全て奪われていたので島を出る船賃も無かった。
「あいつら、毎日さんざんこき使いやがって。
部長に隠れて和眠でバイトしていた時だって時給950円もらっていたオレがタダ働きなんて考えられん!
しかも、重労働だったので時間給にして1,050円は貰わないと割にあわないからな。
捕まったのが07年の3月12日だろ。
だとすると、え~と朝からメシの準備で1時間ちょい…
んでそのあと…洗濯と…
しっかしあいつら派手な下着つけてやがるよなぁ~。
こんなに透けてやがるし。これで下着の役に立つのかね。
まったく最近のモンスときたら…。
おっと! ハンカチ代わりに黙って借りた奴らのパンティをしみじみ眺めながら説明的なセリフしゃべってる場合じゃないな」
外は忍び出るには絶好の新月だった。
満天の星々が煌めき、足下の暗さをほどよく補ってくれており
ネフティ達の寝所である洞窟まで迷うことはなかった。
洞窟の入り口にたどり着いたクロノウスは、まず中の様子を窺うことにした。
「ち! まだ起きてやがる」
洞窟の奥からは話し声のようなものが聞こえてきた。
「くそ! 金はあきらめるか……ん?」
様子を窺いながら思案をしていたクロノウスの耳に話し声に別のものが混じって聞こえてきた。
「あぁ~ん♪ そ、そ…おねえさまったら…あっ」
「いけない娘ね。ほらもうこんなになってるじゃない」
「だ、だ……って…うっ」
「なんじゃ!! あつらなにをやってるんだ? み、見たい!
オレはモーレツに見たいぞ!!!!!」
見つかる危険も忘れて、なぜか前屈みでクロノウスは洞窟の奥へと進んでいった。 - このスレをあげさせてごださい
- >>390「我が名はクーパー・・・
しかし、我が肉体となるべき拠り所はすでに無く、
我と一心同体となるべき同胞も見当たらぬ。
我は今や魂に過ぎぬ。単なるトールの魂に過ぎぬ。
もしや我が肉体となるかと汝のハンマーに宿っては見たが
我が肉体とするには脆すぎる素材であったようだの・・・
ニクよ
我が宿るべき素材を探せ。我は必ずやおまえの力となろう。
そしてわが同胞、タムファ-とめぐり合うのだ。
我らが一体となりその力を取り戻したとき、お前は更なる力を手にすることが出来よう。
ニクよ 我はしばらく汝のそばで時を過ごすとしよう。
我が肉体と成すにふさわしい素材が見つかるまで・・・」
と、言ったかと思うと黒い球体は、その形をハンマー状に変化させた。
しかし、そのハンマーはふわふわとしたガスのような存在で柄を握ることすらかなわなかった。
ニクは何とかそのガスの塊をバックパックに収めると、先ほど拾ったウォーアックスを握り締めレナに向かって微笑んだ。
「ある意味また味方が出来たって訳だ。」
「新しい仕事も増えたみたいだけどね。」
と受け答えするレナ
「それはいいとして、トールの魂のお陰で、ここのモンスターは襲ってこないわ。
一時的なことかもしれないけど、今はその恩恵に与りましょう。」
「了解だ!さっさとターラに向かおうぜ」
二人はモンタヌス神殿を抜け、ターラにてクロノスたちと合流した。 - >>392ショックウェーブによって昏倒させられていたメリー・ラステアが目を覚ます
意識は戻ったものの身体的なdメージから動けずにいる
そして、その眼前にはおよそ想像を絶する光景が展開されていた
シミターを投げ放ち無防備となったホシキは
今まさに頭上に振り下ろされた大剣を・・・・・
レガリス) 「ばっ・・・馬鹿な? 素手で剣を受け止めるだと??」
俗に言うところの[白刃取り]という技である
レガリスも熟練の剣士であり、盾や甲冑の部位で受けることは多々経験した
しかし、この得体のしれない少年はレガリスが見たことも聞いたことも無い方法で
彼の斬撃を止めたのである
レガリス) [どういう事だ?押しても引いても振りほどけぬ・・・
先ほど体当たりで飛ばされたのはフェイクだとでもいうのか?
しかしこれ程の体格差にもかかわらず・・・何故?]
白刃取りという技は
手のひらで刃を受け止めることで接点面積は大きくなり
相手の刃を封じるのである
加えて言うなら、「大陸」の剣術にはこういった前例が無く
レガリスが心理的に大きく動揺したのも
動きを封じる要素となった
ホシキ) 「貴方は『決めの一撃』を放つときにやや大振りになる癖があるようですね
こちらが武器を失って勝ちを確信したようですが
僕の生まれた世界には刀を持たずに戦う技があるんですよ」
ホシキ) [とは言ったものの、毎日イジメに近い稽古をつけてくれた母さんに
感謝しないとな~]
レガリス) 「小癪な、このまま焼き殺してくれるわ!!」
愛剣、プロミネンスにマナを込める
プロミネンスの力を解放すれば、この得体の知れない少年は一瞬で灰と化すだろう
しかし・・・
ホシキ) 「火気厳禁ですよ、自分達の仕掛けた爆薬に吹き飛ばされたいなら別ですが」
そう、彼等が戦っている場所には無数の爆薬が仕掛けられた地下空洞である
ある程度はホシキ達によって撤去されたが、いまだ多くの爆薬が残っていたのだ
レガリス) [なかなか頭がまわる様だな、シミターを投げたあたりから
嵌められていた、ということか]
***************************************************************************
砂丘に佇むゴーンは、水晶に映し出された地下の様子を確認し時計に目をやる
ゴーン) 「予定時間だ、レガリスよ、運が無かったな・・・
しかしあの少年、ただの異界人とも思えぬ、ここで失くすのは
惜しい気もするが・・・まあ良い、レガリスと共に我が道の礎となれ」
ぽう、と、ゴーンの指先から炎が生まれる
その炎を、砂地からわずかに引き出された導火線に向けて撃ち出した
ゴーン) 「!?・・・ふふ、操り人形が来たようだな、少し遊んでやるか」
砂丘から見下ろす砂の平原にケン・龍堂率いる軍勢の旗が翻る
勇ましくも先頭をゆくケン・龍堂は憤怒の形相でゴーンへと肉迫する!!
ケン) 「ゴーン!ここで遇ったのは幸運か、覚悟ーーーーー!!」
ゴーン) 「ふはは!それだ、その怒りが我が目的の糧となる!!」
ゴーンが手を上げると同時に、砂の下から醜悪なゾンビ達が無数に現れる
ある者はダエモン軍の、またある者はカウエリス軍の甲冑を身に着けた
比較的新しい死体のようだ
ゴーン) 「貴様がもたついている間に、これだけ多くの虫ケラを駆除できたぞ?
まこと貴様は屍の道が似合うものよのう」
ついに仇敵ゴーンとまみえたケン・龍堂だが、その前には無数のゾンビが立ち塞がる
そして地下での攻防に迫る炎・・・
次第に明らかとなるホシキの過去、ゴーンの目的・・・・・
次回、戦いは新たな局面を迎える - あげよう^^
- あげ
- あげ^^
- >>395ターラにてようやく合流し、メンバーが久しぶりに顔を合わせたクロノウス達は
これまでに得たお互いの情報を交換していた。
「だからさ!この世界で生まれ育った者がイモータルクラウンを被ったらやばいってことなんだよ!!」
ニクの必死の説明は続く
神がかり的なアリアの様子をうまくみんなに伝えきれずにニクはあせり、
自然と声を荒げていた
「結局、何が言いたいんだ?」
冷静に状況を分析しようとするエイジスの言葉
思い余って感情を爆発させようにもニクは良い言葉が見つからずただ顔を高潮させるだけだった
そんなニクを尻目に今まで説明を他人任せにしていたレナが、ニクの言葉を継いで述べた
「つまり、すでにイモータルクラウンを被ってしまったであろうカウエリスは
今までの私達が知っているカウエリスではない可能性が高いってことがひとつ。」
「第2に、今まですべての悪の根源と思い込んでいたダエモンが、
実はイモータルクラウンの恐ろしさを知ったがゆえにあの行動に出た可能性がある
ってことがわかったの。」
「おい!ダエモンは実はいいやつだったってことかよ?」
ついに我慢できずにスケイスが叫ぶ。
「そうと言い切れる証拠はまだないわ。でも・・・」
レナは続けるためにスケイスにまけじと声を荒げていた
「ただ、はっきりいえることは、今のカウエリスはおそらくイモータルクラウンに
支配されて戦争をしたいだけの暴君に成り下がっている可能性が高いわ。」
「本当の彼を知っている私達が、早くその状況を見極めてカウエリスを正気に戻さないと!!」
「だからって、俺らに何ができるっての!?」
、スケイスがさらに叫ぶ
「だから!!俺達が止めなきゃ!!カウエリスの暴走も、ダエモンの野望も!!」
想いが極まっていたニクの叫びはスケイスをはるかに超えていた
「だろ?クロノウス?」
『ああ・・ダエモン様・・あなたはやはり間違ってはいなかった・・』
~ニクの叫びを横目にティナは別の思いに胸を駆られていた~
ニクの熱い視線とともにみなの視線を一手に受けたクロノウスは、
ついに重い口を開き、こう決断した
「みんな・・」 - 同時別の場所では大地、震え
動き出す『何か』が、誰の目にも触れることなく、僅かだが着実に力をつけ
この世へ姿を現すべく『その時』が来るの待っていた
いまだこの世の異変に気づく者は、誰もいない
闇、広がる
殺意憎悪欺瞞嘲笑疑心不満憤怒恥辱怨嗟絶望この世すべての『悪』
死ねと聞こえる
殺せと響く
絶えずこだます憎悪の音叉
無限とも有限とも分からぬ広がる闇にただ一つ答えがある
ここには光が、無い
絶望などとは笑止
地獄と称するには生温い
此処は煉獄ともかけて離れた世界なり
そこにあり得ぬはずの響く声あり
我、賛歌に値せず───
我、羨望に値せず───
我、輝きが生んだ影なり───
我、眩き幻想の陰に生じた闇である───
"疎まれし者───
欺かれし者───
蔑まれし者───
嘲られし者───"
刺せ斬れ焼け千切れ絞めろ割れ裂け潰せ殺せ
殺せ殺せ殺せ殺せコロせ殺セ殺せ殺セ殺セ殺せkロせコロセ
血に染まり赤黒い篭手が震える
コノ心ヲ満タセ、と
世界ヘ怨嗟ノ渦ヲ、栄光ニ闇アレ
血塗れた大地に立ち叫び嗤うその時を夢見て
深く黒く死広がる闇に中に
確かに脈動する「何か」が時が満ちるのを待っていた・・・ - あげ
- あげ
- >>0→>>1→>>11→>>23→>>24→>>28→>>365→>>373→>>374→>>393「……っ」
俺は目を覚ました。
しかし自分でそう言いながら何か違和感を感じた。そう、なぜなら俺は眠った覚えなどない。
俺は若干動揺しつつもとりあえず記憶を整理しようと試みた。
「たしかあの時…そうだ俺は脱走しようとして……して…」
言葉に出した方がしっくりくると思い独り言を呟いていたが、あの衝撃の内容を思い出してしまいつい口籠ってしまった。
なんだか情けなくなった。いや恥ずかしかった。その内容にも、思い出してついニヤけそうになっている自分にも…
だがしかしあんな状況、むしろ気にならない男などいるはずがない。
というか仮にいたとしても、もはやそれは男ではない。生物としての何か大切なものを失っている。もしくは不健康
つまり俺は自分の本能に従ったわけで、まだ大切な何かを失っていないと再認識できたわけであり…
あれはもう、しょうがなかったのだ。
うん。そう、しょうがない。
「―――tttってなるかぁぁぁぁ!!俺のバカーーーー!!!」
俺は思いっきり叫んだ。自分に言い聞かせるように。というかこうでもしないと思考を切り替えられそうになかった。
………。叫んでから気付いた。すごく重要な事に。
…ここってやつらの本拠地(というか住居地)だよね?やばくね?かなーーりやばくね?
そもそも脱走しようと忍んでたわけだし…これもう超ヤバイよね?
脱走計画失敗?…ってかバレたら何されるかわからんよ
俺はもう覚悟した。いろんな事に。
…が、しかし俺の思いとは裏腹に何も起こらなかった。
……?誰もいないのか…?いやでもそれって…
微妙な矛盾気付いた時、すぐ真後ろで音がした。
ガシャン!!
なにか機械的なものが崩れたような、実際には対して大きな音ではないのだが、
周りが静かでしかも耳を澄ましていた俺が瞬時に飛び退くほどビックリするのには十分すぎる音であった。
どこにそんな脚力があるのか、自分でも想像がつかないほどのバックステップを繰り出していた。
もしも後ろ飛びのオリンピックとかがあるなら入賞確実であろう。
…軽く10年は寿命が縮んだ気がしたが。
俺は数分、いや数時間…もはや永遠とも言えるような時の間硬直していた。…実際には10秒にも満たないのだが。
「なんだ…これは……?」
つい口から言葉が出てしまった。そこには何とも言いようがない、
俺から見ればただのガラクタの塊としか言えないような物があった。
だが、そんなガラクタの中にも俺が理解できるものが1つだけあった。
いや、理解というのはおかしいか…
名はクロノウス。2008/1/16→2010/3/11
俺はわけがわからなかった。クロノウスって俺の事だよな?それにこの数字…これ、あの日の翌日の日付だ。
そのやじるしが向いた先…これも日付とすれば……
意味がわからない。どういうことだ?
俺は軽いパニック状態に陥った。
しかし次の瞬間に目に飛び込んだ物により我を取り戻した。
「…手紙、か?」
それも典型的な、一目見ただけで手紙と分かるようなものだった。
…どこにも送り主、宛名すら書いていない。
俺は瞬時に理解した。これは自分あてのものだと。
必ず、助けに来なさい。
文面はそれだけ。しかし俺はなぜか全てを理解したような気になった。
この手紙の送り主が誰なのか、何を意味するのかという事も…
足元には見慣れた銃が落ちていた。…が、いつもあいつが愛用している物とは思えない程のひどい状態だった。
俺はそれをそっと手に取った…
洞窟の外へ歩みながら俺は考えた。
自分の今いる場所とか、置かれた状況とか、そういうことは一切わからなかったが、
やらなければならない事はわかっていた。
そう…俺は、
A.あいつを助けに行かなければならない
B.ポケットに入れていたハンカチ代わりのそれを握りしめて、探そうと誓ったがとりあえず部屋へ戻った
C.全ての元凶はそもそもあの糞ジジィのせいだ!!と思い復讐することを心に決めた
D.本来の目的を思い出し修行することにした
E.とりあえずまずは島から出る手段を確保しなきゃな… - 痛すぎ
ageんでくれ - 続きが読みたーーーーーーい
- 知らぬ間に>>1の分岐ストーリーが続いていたとは^^;
不評だったから確認してなかったけど、393と406がやたら長くて吹いた - 誰か続きお願いしますー^^
- あげ
- あげ
- あげ
- お
おっと帰還を押してしまった
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